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「ぶらり東京Walk」 落語鑑賞と湯島の白梅のPhotographはこちらからどうぞ

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     Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記
      第207回遊歩
  〜「ぶらり東京Walk」〜
 ≪落語鑑賞と白梅のお花見を
  して温泉で良い湯だな・・・!!








  遊歩日:   2014年3月16日(日)
  遊歩先:   上野鈴本演芸場、上野公園、湯島天神
  温 泉:   鴎外温泉(水月ホテル鴎外荘)
  天 候:   薄曇り
  参加者:   9名


<行 程>

上野駅(9:15発) ⇒ 鈴本演芸場(10:00〜11:30・落語鑑賞)⇒ 上野公園(11:30〜13:00・昼食と散策)⇒湯島天神(13:00〜14:00)
 Aコースはここまで ※最寄りの駅 千代田線湯島駅
湯島天神⇒鴎外温泉(水月ホテル鴎外荘) (14:00〜15:30頃)解散
※最寄りの駅 千代田線根津駅
これより番外 有志による居酒屋探訪⇒鶯谷


 ≪遊歩記≫

 参加者9名が、上野駅中央口に勢揃いし、上野鈴本演芸場の前で、RooNav担当の鴬谷のS,Mさんの説明を受けてから、恒例の声出しをする。この早春若手落語鑑賞の遊歩も今年で3回目となり、ふれあいConcertと同様にこの若手落語家の話を聞かないと何だか春が訪れたような気がせず、それだけにこの二つ目の若手落語家の落語遊歩が、3月に定着したとも言えるだろうか。

 やがて鈴本演芸場が開場となり、我ら9名それぞれの座席に着き、私は開演の間に缶ビールのプルトップを抜き喉を潤しアルコールの力を借りて、顔面の表情筋を緩ませ笑いの体制を作り若手落語家の登場を待つこととした。そして開演のブザーが鳴りお囃子に併せて一席目の落語家が座布団に座り話が始まった。今回の二つ目の演者は、月の家鏡太、三遊亭時松、三遊亭美るく、林家さん歩、各、4名の落語家さん達だ。その落語を聴いた感想としては、正直、まだまだ演技も未熟で、余り面白くも無く会場の観客からも笑いが湧かずシーンとした雰囲気であった。その点、去年の二つ目さん達の落語はとても面白く会場が笑いに満ちていた。

 そんな二つ目さん達の落語を聴き上野鈴本演芸場を後にした。RooNav担当の鴬谷のS,Mさんの先導により、上野公園内を散策して、この一隅で昼食Thymeとなり、それぞれが持ち寄ったお弁当に箸を付ける。当然私は、缶ビールで喉を潤しながら新宿駅の売店で買い求めた柿の葉寿司を食べる。「イヤー、ウンメイナ。」そんな昼食を済ませ再び上野市街を歩きやがて、梅の名所、学問の神様でもある菅原道真を祀った湯島天神へ到着した。。境内は多くの善男善女でとても賑わっており、当に湯島の白梅も少し盛りは過ぎていたが、境内のあちらこちらに咲いており、その甘い香りを漂わせている。こんな白梅を見て、梅のお花見とばかり、風流人になろうと庭に据え付けてある広めの柵くに腰をかけたが、何だか手持ちぶさたなので、RooNav担当の鴬谷のS,Mさんに「境内には大分露店が出ているようだが、お酒を売っているお店はないですか。」と尋ねて見ると「探してきましょう。」とフットワークも軽やかに探しに出かけた。すると程なく戻ってきて「甘酒は売っていたのですが、ワンカップのお酒は残念ながら売っていませんでした。」と誠に攣れない報告であった。

 そして湯島天神の後ろに回ってみると何と無数の絵馬が結びつけられており、改めてこの湯島天神は、学問の神様である菅原道真を祀った神社で、毎年入試時期になると合格祈願のために学生達が訪れ絵馬に願いを込め奉納していくその数たるや膨大なものである。この絵間に願いを込めて奉納した学生達の中で、どれだけの人が祈願成就を果たしたのかそれは神だけが知る領域であろうや。

 そんな賑わう湯島天神で、二組のyuupolerとお別れをし、我ら5名は、都心で温泉が湧いているという鴎外温泉(水月ホテル鴎外荘)へ行くこととした。この鴎外温泉は、都内第一号の天然温泉で、明治の文豪、森鴎外の屋敷で、そこが現在は水月ホテルになっており、温泉が湧出しているとのことだ。大枚、1,000円を支払い浴室に行くと薄茶っぽい温泉が、浴槽を満たしており、足腰を伸ばし「ウーン、良い湯だな。」とご満悦だ。しかしながら、所詮ホテルの浴室だけにそんなにゆっくりとしている雰囲気でもないので、早々に一浴し、水月ホテルを後にして、役、40分ばかり歩いただろうか。今日のゴールイン、鶯谷の駅前の居酒屋で、生ビールで乾杯し、落語、白梅、温泉等々とお楽しみ満載の遊歩も終了となった。


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 〜〜≪オシマイ≫〜〜




 《遊歩先の紹介》


*上野鈴本演芸場

寄席の歴史は古く150年程前に遡ること安政四年(1857年)に上野広小路に「軍談席本牧亭」という講釈場を始めたのが最初です。その後幾多の歴史を経て現在に至っています。
2003年には火災という悲劇がありましたが翌2004年に開館することができました。リニューアルされた場内は広く、客席は285席あり近代的な作りとなりました。
ここでは定番寄席のほかに毎週日曜日に早朝寄席が行われます。演者は真打を目指す二つ目さん達によるものですが十分落語を楽しむことができます。
1時間30分の4席で木戸銭500円はお得です。可笑しかったら大いに笑い、二つ目さん達の勉強の場を盛りたてましょう。


*上野公園

「上野の森」、「上野の山」とも呼ばれています。総面積は約53万uです。桜が有名ですが、公園内には博物館、動物園等の文化施設や歴史的建築物、旧跡があります。
時間があったら五條宮神社を訪ねてみたいと思います。

*湯島天神

古来より江戸・東京における代表的な天満宮であり、学問の神様として知られる藤原道真公を祀っている。また境内の梅の花も有名で、この地を歌った「湯島の白梅」は戦中時の歌として大ヒットした。

*鴎外温泉(水月ホテル鴎外荘)

都内第一号の天然温泉、重炭酸ソーダ泉の黒い湯。効能は神経痛、リュウマチ等。「檜の湯」古代檜風呂と「福の湯」大理石風呂の二つの湯船があり、男湯と女湯は日替わりになっている。水月ホテル鴎外荘は、敷地内に森鴎外の旧居を保存している。