Circle《ゆーぽぴあ》in2015に戻る

湯河原城山のPhotographはこちら

《次のページへ》








 Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

         第224回遊歩
薫風の一日・大海原の絶景が素晴らしい山を歩き温泉に入り活魚を食べよう







  遊歩日:   2015年5月24日(第4日曜日)
  遊歩先:    湯河原城山(標高 563m・山域 神奈川県湯河原)
  温 泉:   ホテル城山湯河原ラドンセンター
  参加者:   5名
  天 候:   晴れ 

 《行 程》

 ▲品川{07:02東海道本線(東日本)・12番線発}⇒○横浜(07:19)⇒○藤沢(07:40)⇒○小田原(08:15着・08:19発・JR東海道本線・熱海行)⇒○湯河原(08:35着・09:00発)=バス17分⇒幕山公園(09:20)⇒幕山登山口⇒一の瀬橋⇒しとどの窟(10:25)=20分⇒椿台=30分⇒城山(11:22昼・食休憩)=1時間⇒城願寺⇒ホテル城山湯河原ラドンセンター(入浴休憩⇒おさかな道場(夕食宴会)⇒湯河原駅⇒品川、東京方面へ (^^)

 ≪遊歩記≫

 天候が懸念されたが、どうやら雨の心配も無く今日こうして、「湯河原城山遊歩」が実施することが出来た。今回は神奈川県湯河原と一寸遠出の遊歩であるが、湯河原城山からの眺望は抜群で、お負けに下山後は、温泉に一浴し、海鮮料理を食べようとの誠に贅沢な趣向の遊歩である。この城山というnamingの山は、八王子城山、小仏城山、津久井城山、そしてこの湯河原城山と歴史を紐解くと豪族である武士の居城が有った所で何れも小高い山となっており、それが今日、城山として、観光地化し実に歴史深い低山である。

 参加者5名が湯河原駅で集合し、幕山公園行きのバスに乗り込む。そして幕山公園バス停で下車する。RooNav担当である和美のルート説明を聞いた後、舗装された車道を一列縦隊で進んで行く。私は北区のS,MさんをSupportして和美の後から歩を進める。すると「ホーホケキョケキョケキョ」とウグイスが美声で鳴きWelcome Callで出迎えてくれた。春酣の五月晴れの下、新色が目に鮮やかで、さわやかなる薫風が、実に気持ちが良い。車道の路傍には、所々若葉に交じり青いツツジが咲きこれも誠にContrastがとれた光景だ。

 30分も車道を歩いただろうか。やがて土道の登山道となり、樹木も鬱蒼として、若蛾の匂いが自然の恵みである春の息吹を感じる。北区のS,Mさんの足取りも軽快で、そんな春酣の山路を楽しそうに歩いている。登山道はそんなに登もきつくなく快適に歩を進める。そんな土の山路から突然石の階段状となり、「しとどの窟」という所に出た。

 「しとどの窟」

 今から約800年前の治承4年、石橋山の合戦に破れた頼朝主従が隠れたという「しとどの窟」である。高さ5メートル、幅約13メートル、奥行き11メートルで中に61体の石仏や石塔が安置されている。また、湧き水が小さな水溜を造っている。

 この「しとどの窟」は、鎌倉時代から今日まで、幾星霜、風雪に耐え良くも崩れずに残っていると感心してしまった。そんな「しとどの窟」を見学してから一端、登山道はかなり下り、それからまた、登りとなってやがて「湯河原城山」山頂へ到達した。この山頂は広く芝生が敷き詰められ実に気持ちが良い。城山山頂からの眺望は抜群で、相模湾はもとより、伊豆半島、初島、大島までもが一望できる絶景で、神奈川新八景の一つに数えられる湯河原の城山は、山頂は土肥郷(今の湯河原町)の豪族土肥次郎実平の城跡で、湯河原でも特に風光明媚なところとして知られている。

 この山頂で昼食Thymeを採り、早速、ブッチュッと缶ビールのフルトップを開けビールを飲む。喉が渇いていただけにその喉ごしは抜群で、ゴクゴクゴクと、あっという間に胃の腑に吸い込まれてしまった。そんな昼食Thymeを採り、湯河原城山の道標の前で、記念写真をパチリ・・・!!!  (^_^)

 下山は登山道も良く整備されており、お負けにビールの酔いも手伝って、私達3人だけが、和美を先頭にスタコラサッサと駆け下る。程なく湯河原町の家並みが続く車道に飛び出た。そしてトイレ休憩を済ませ「城願寺」の境内に入る。

 「城願寺」

 「曹洞宗万年山城願寺」は、土肥郷を治めていた豪族土肥実平の菩提寺で、境内には一族の墓や石塔(県文化財指定)が50基余りも並んでいる。ほかに、源氏再興に活躍した頼朝7騎の木彫り像が安置された「七騎堂」、実平手植えと伝わる樹齢800年の「ビャクシンの大樹(国の天然記念物)」などがある。
ちなみに「頼朝七騎」とは、土肥次郎実平・安達藤九郎盛長・土屋三郎宗遠・岡崎四郎義実・田代冠者信綱・新開次郎忠氏をいう。

 そんな「城願寺」を拝観し、湯河原町中を歩き、湯河原駅から少し歩いた所の「ホテル城山湯河原ラドンセンター」で、待望の温泉に入浴する。しかし、広い浴槽をイメージしていたのだが、何とも小さな浴槽だったので、少々ガッカリしてしまった。マア、それでも普通の温泉とラドン温泉に入浴したので、身体はサッパリとして、すっかり疲れも吹っ飛んだ。そして入浴後は、湯河原駅の傍にある「おさかな道場」という居酒屋で、刺身の盛り合わせ、ホタルイカ、ホタテ等々の海鮮料理を食べながら生ビールを飲む。少し歩いて温泉、そして海鮮料理、生ビールこの4本立の当に至福のひと時だ。

 そんなご馳走を食べ生ビール、ハイボール等々を飲み帰途は、湯河原駅から、電車に揺られ居眠りモードで、あっという間に東京駅へ着いてしまった。

 パチパチパチパチパチパチ
 パチパチパチパチパチパチ

 〜〜「オシマイ」〜〜