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 Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

         第226回遊歩
 ≪岩畳、奇岩の連続、荒川ライン下り・秩父蕎麦会食&温泉満願の湯!!≫









 遊歩日:   2015年7月19日(第3日曜日)
 遊歩先:    秩父長瀞(宝登山神社・長瀞岩畳)
 温 泉:    満願の湯 
 天 候:    晴れ
 参加者:    10名


 《行 程》

 ●池袋{07:30発}東武東上線快速急行 小川町行⇒○小川町
(08:33着・08:39発東武東上線 寄居行)⇒○寄居(08:55着・09:03発秩父路1号 三峰口行)⇒■長瀞(09:19着)⇒長瀞岩畳見学⇒宝登山神社⇒蕎麦処「たじま」(昼食休憩)⇒長瀞駅前(13:00)=満願の湯 送迎バス⇒満願の湯(入浴休憩)=満願の湯 送迎バス⇒皆野⇒⇒お花畑⇒西武秩父駅⇒池袋駅


 ≪遊歩記≫

 このところの豪雨で、果たして「荒川ライン下り」が、実施されるかが、不安材料であった。そのことを17日に「荒川ライン下り」の船業者に問い合わせをしたところ、19日の午前9時に実施するか、中止にするかを決定するとのことで、いずれにしてもこの「長瀞遊歩」を実施することとした。

 池袋南口に皆さん、集合時間の20分前に集合し、7時30分の東上線小川行きに乗車する。すると8時20分頃に携電にコールが有り、「荒川ライン下り」の船業者から、「今日は増水のため荒川ライン下りは中止します。」との連絡があった。やはり、懸念されていた「荒川ライン下り」は、案の定中止になってしまった。

 東上線の小川駅で、寄居駅の電車に乗り換え、寄居駅で「急行秩父1号」に乗り、長瀞駅で下車した。そして恒例の声出しを済ませ、我ら10名、先ずは長瀞岩畳の見学へと歩を進めた。途中のお土産店では、盛んに「よってらっしゃい。見てらっしゃい。」と豪雨で中止になった「荒川ライン下り」で、観光客が少なくなったため、少しでも売り上げを伸ばそうと商売に余念が無い。そんな呼び掛けに「OK、OK」とT,Aさんが、応えていた。そんなT,Aさんに意外と剽軽な一面があるのには驚いた。やがてカンカン照りの中、長瀞の岩畳の上に全員が立って荒川を見ると茶っぽく濁った水が、急流となり岩肌を噛んで、流れている。そんな急流でも若者達がゴムボートに乗り、荒川の流れを楽しんでいた。そんな岩畳と荒川の流れを見て、猛烈に照り付けている陽射しの中を「郷土資料館」へ行こうと歩を進めた。するとその途中の所でかなりの人だかりがしているではないか。それでそれを待っている人に和美が「この人だかりは何ですか。」と聞いてみたら、「ここは秩父天然氷で、かき氷を出す店ですよ。これを食べるのには約、2時間はかかりますよ。マア、実際はそんなに変わりは無いと思いますが、物珍しさで、こうして待っているのですよ。」との事であった。しかし、この炎天下、かき氷を食べるため2時間も並んで待っているとは、大した忍耐力だと感心してしまった。私などは待っていることがきらいなため、お金を積まれても行列にならば無いであろう。

 そして「郷土資料館」の途中まで行ってみると何と「観覧休日」と立て看板があった。それで仕方なく「宝登山神社」へと歩を進めた。その途中で水分補給をし、また、歩を進めたが、どうも皆さん、暑さのために遅れがちとなり、辛そうなので、「宝登山神社へ行かない人は個々で待っていてください。」と日影の所で呼び掛けたが、皆さん、気丈にも、宝登山神社へ行くようだ。石段を登りつめ宝登山神社の本殿で、二礼、二拍手、一拝をし、般若心経を唱え祈念する。

 そしてまた炎天下の下、桜並木の歩道を歩き、長瀞駅近くにある秩父蕎麦処「たじま」で、生ビールを飲み、ざるそばを食べる。この生ビールの喉ごしのうまさったら、炎天下の所を歩いてきたため喉がすっかり渇いていたので、じつに美味かった。たちまち一杯目が空となってしまったので、二杯目をおかわりしたくらいだ。秩父ザルソバも美味しくまた、野菜の天麩羅もドーントボリューム満点で、カラット揚げてあり、これも美味かった。

 そんな昼食休憩をした後、満願の湯の送迎バスが、13時00分に来るのであるが、時間が40分もあったので、長瀞駅前の木陰になっている所で、北区のS,Mさんが持参した「山田錦」の銘酒を飲みながら、暫し待つこととした。銘酒を飲んでコックリ、コックリと居眠りをしていたら時間も13時00分となり、満願の湯の送迎バスに一同乗り込み、満願の湯へ行くこととした。

 その満願の湯では十分に時間があるので、内風呂、露天風呂、サウナ等々と温泉三昧で、湯ったりと温泉を楽しんだ。特に露天風呂は日野沢川が、眼下を流れ全長15メートルの満願滝は、絶景で実に癒される。そんな温泉を十分に堪能し、お休み処で、またまた、生ビールを飲む。しかし何時飲んでも生ビールは美味しいものダネエ。そしてT,Aさんが、密かに持ち込んだ紙パックの銘酒をUnder Table technicで、皆さんにお注ぎして差し上げる。この銘酒が効いてしまい実に良い気分となった。

 そんな小宴会のひと時を過ごし、17時00分、満願の湯の送迎バスに乗り、皆野駅へ行く。ここから途中御花畑駅で下車し、西武秩父駅へ向かう。そして電車の中では、またまた、北区のS,Mさんが持参した銘酒「山田錦」をお呼ばれして、胃の腑に修める。そして「安全補償制度、集団的自衛権」等々と政治談義にジジイ立ちが、ジジ放談に花が咲く。

 今回は豪雨の影響でお目当ての「荒川ライン下り」が、出来なかったが、美味しいお蕎麦を食べることが出来、満願の湯での温泉三昧と楽しい一時であった。


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 〜〜≪オシマイ≫〜〜 




≪遊歩先の紹介≫


 長瀞

 長瀞町は埼玉県の西北部に位置する景勝地です。山並みに囲まれ、荒川中流域で美しい川、荒川が流れています。また、国指定の名勝・天然記念物「長瀞岩畳」を中心に、春は桜、夏は川遊び、秋は紅葉や七草、冬にはロウバイに梅など一年中いつ訪れても楽しめる観光地として毎年多くのお客様が訪れます。東京都心から約90分程度で、いつでも気軽に来られ、温暖な気候と、豊かな自然に恵まれ、四季折々の花が咲き、訪れる人の心を和ませます。


 長瀞の由来

 長瀞の中心を流れる荒川の流れが、この長瀞エリアでは緩やかな流れの「瀞」が約1kmの長い区間にわたっていることから「長瀞」の名がつきました。
地質学発祥の地「長瀞」
長瀞地域は「日本地質学の発祥地」として知られています。
明治10年東京大学に地質学科が創立以来、長瀞一帯は日本の地質学上重要な研究の拠点となり、多くの地質学者を育てました。この地をフィールドとした数々の地質学的研究があり、日本地質学発祥の地と言われるようになりました。


 満願の湯

 満願の湯のいわれ 奥長瀞の日野沢川の美しい渓流沿いにある、日帰り温泉施設『満願の湯』は、日本百観音の結願寺、秩父札所34番水潜寺のふところに地下数百メートルから湧出した、高いアルカリ性とまろやかさを秘め、ロマン溢れる温泉です。
 今や多岐にわたり有効利用されている『満願の湯』の起源は、「時は天長元年(824)東国は大干ばつに見舞われ、五穀は勿論、人畜、草木に至るまで助かるべき法は手を尽くし、人は天に向いて祈らばその丈6尺余りの法師現れ、杖を持ち岩を突くとたちまち、水湧出、その様は滝の如くと云われた。」(不亭応賀誌より)「必ず願いが満つる」すなわち満願である。秩父温泉『満願の湯』は、ここから名づけられたものです。     
 平成9年にオープンし、この秩父温泉『満願の湯』のこんこんと湧き出る源泉は、きわめて豊富であり、奥長瀞の緑に囲まれた露天風呂につかりながら渓流を眼下に全長15メートルの満願滝を眺めれば、心身ともに癒されます。 また玄関には、自然石を巧みに配し、武甲山や長瀞の岩畳をイメージした秩父の雄大な自然を感じさせる庭園がお越し頂いた皆様を出迎え、お肌に優しい当館の良質な天然温泉は湯治場としてもご利用を頂いております。心ゆくまでお楽しみくださいませ。