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   Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記
   第237回遊歩

 ≪五月晴れの下・深緑に映える
  奥武蔵の山々を歩こう・・・!!!≫








  遊歩日:  2016年5月22日(第4日曜日)
  遊歩先:  蕨山(1033m)・藤棚山
  参加者:  3名 
  天 候:  晴れ

 《行 程》

●池袋⇒■飯能=バス⇒さわらびの湯(09:30出発)⇒金比羅神社跡(10:22)⇒中登坂⇒大ヨケの頭(11:25)⇒藤棚山(12:10)⇒蕨山(12:45)⇒蕨山直下(12:48〜昼食Thyme)⇒小休止(14:10)⇒名郷バス停(15:15)=バス⇒飯能=西武線⇒池袋

 ≪遊歩記≫

 今回の蕨山遊歩は、歩程時間が5時間と少々ロングコースとなるので、現在のyuupolerの状態では、参加者はおられないと思っていたら、申込〆切日の15日になって、H,Mさんが、参加申込をされ、結局私達二人と3人で蕨山遊歩を実施することとした。私はこの蕨山はもう、遙か以前になるが、六つ星山の会に在席した頃、一度登った記憶があるが、それも余り以前のことなので、鮮明には覚えていない。

 飯能駅から国際興業バスに乗り、さわらびの湯で下車する。そこでトイレを済ませ、山仕度をし、和美を先頭に次いでH,Mさん、そして私と3人が、意気揚々とワラビや豆差し五月晴れの下、深緑の山歩きの開始となった。登山のガイドブック等では、私達の逆コースを紹介しているが、帰途でさわらびの湯からバスを乗車するとなるとhikerが、さわらびの湯で、一浴するため、バスが混むので、それであえてさわらびの湯から登、名郷へ下山することとした。

 H,Mさんとは、2015年7月に長瀞遊歩で、ご一緒して以来の久しぶりの再会である。H,Mさんは、この日のために何とストックを購入し、一段とリキを入れしっかりと徐々に勾配が増す山道を登っている。深緑の木々の間からさわやかな薫風が吹きそれが実に気持ちが良い。それを更に演出してくれたのが、ウグイスちゃんで、「ホーホケッキョケキョケキョ」と「コンチワ、Welcome」と 私達を歓迎してくれた。他にhikerもおらず静寂なる初夏の山を私達3人が独占し歩いているのは、何と贅沢なご身分
だ。そんな悦に入っていたら、程なく金比羅神社跡に到着した。ここで給水を済ませ更に歩を進める。登山道は良く整備され、そんなに勾配もきつくなく3人、快適に自然と一体となって歩いて行く。そして一つ目の目標点、大ヨケの頭と言うpeakに達し、さすがここまで来ると汗をかなりかいており、それが薫風で冷やされ実に気持ちが良い。途中下山してくるhikerと「こんにちは」と挨拶を交わし、登優先でしっかりと歩いて行く。するとマウテンバイクを止めて、私達を待つ3人の若者と遭遇する。私は内心「山に来てまでも自転車に乗ることはないだろうよ。木の根っこが痛むじゃあネエカ。」と毒づきその場を立ち去る。

 そして更にいくつかのアップダウンを繰り返し、急登を登りつめると15人ぐらいのhikerが、昼食Thymeを採っていた。ここが藤棚山で、二つ目の目標点だ。更に歩を進め一歩一歩、急登を登って行く。H,Mさんを見ると結構、疲れが出ているのか。この急登が辛そうである。艱難辛苦、そんな急登を登りつめるとジャーン、ジャンジャン出ました。12時45分、「蕨山」山頂へ・・・!!!
この山頂は陽が強いので、山頂から少し下った所で、昼食Thymeを採ることとした。勿論、ブッチュと缶ビールのプルトップを空け、チクワをおつまみにして、冷えたビールを飲む定番は、欠かせない唯一の楽しみだ。 そんな缶ビールを飲み終わり、インスタントの日本蕎麦を食べる。最近はインスタント食品も色々と工夫されて、中々Varietyに富んでいる。

 すっかりとお腹もきつくなったところで、昼食Thymeも終にして、これから下山開始だ。その下山だが蕨山山頂から急下降の岩場となり、思わず緊張を強いられダブルストックをしっかりと突いて、ヨロヨロと降りて行く。蕨山と言うnamingからもっと緩やかな単調な山を想像していたのだが、想像とは大違いで、当に結構な岩場の降りである。そんな岩場に悪戦苦闘しているH,Mさんのペースも落ち気味となり、私達が下で待つ回数が多くなってきた。H,Mさんにとっては、久しぶりの山行だけに大変なのであろう。

 しかし、そんな岩場もやがてclearし、樹林帯をウネウネと曲がりくねりながら、駈け下って行く。途中、一本立てて小休止を済ませ狭い山道を踏み外さないように注意をしながら、下って行き、長かった下りもやがて終わりとなって、ハイ、車道へ飛び出た。それから名郷バス停へ向かい、丁度、3時15分の飯能駅行きのバスに間に合いそれに乗車する。途中のさわらびの湯バス停から、続々とハイカーが乗り込んできて車内は満員となる。そんなhikerを尻目に私達は、しっかりと座席に腰を掛けニンマリとしながら悠然たる趣だ。

 そして飯能駅でH,Mさんと缶ビールを買い求め実にささやかながら祝杯を挙げまたの再開を期して、この3人だけの「蕨山遊歩」のEpilogとなったのだった。・・・!!!  (^o^)
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 〜〜≪オシマイ≫〜〜




≪遊歩先の紹介≫

 蕨山

 蕨山は長沢背稜が東に延び、日向沢ノ峰近くから北へ分岐し、有馬山の先の橋小屋ノ頭から東に分岐する所にある。山頂からの展望がよく、土・日曜日は南にある棒ノ折山とともに登山者の多い山である。  蕨山へは西武線飯能駅から名栗川沿いの河又に達し、左下に名栗湖を見ながら樹林帯を金毘羅山に登り、尾根通しに大ヨケの頭に達し、藤棚山を経て蕨山に登っていく。この山稜通しは雑木林の間を歩くので、春は新緑、秋は紅葉が美しく、ゆっくり歩くにはよい。
 下山路は北方への尾根筋を下り、名郷へ出る。