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≪「八ケ岳の麓を歩く天女山遊歩のPhotographはこちらからどうぞ」≫













Enjoy《ゆーぽぴあ・遊歩記》

        第65回遊歩
 ≪高原、牧場が広がる八ケ岳の山裾を
 たどるのどかなトレッキング遊歩≫









  遊歩日:   2008年5月11日(第2日曜日)
  遊歩先:   天女山(1620m・山域 山梨県八ケ岳)
  参加者:   23名
  天 候:   小雨の地曇り

 <行程>

 JR新宿駅南口(7:10発)=Microbus・(中央高速道)⇒長坂I,C⇒県道天女山公園線⇒天女山山頂直下⇒天女山=45分⇒八ケ岳牧場展望台=40分⇒川俣川東沢=30分⇒羽衣池=15分⇒美しの森山=30分⇒清泉寮(休憩)=Microbus・県道天女山公園線⇒長坂I,C=中央高速道⇒新宿駅南口  (^_^)

 ≪遊歩記≫

 今回の天女山遊歩を実施する際に遊び賃の計算をしてみた。その結果として電車で目的地まで往復するよりは、MicrobusをCharterしたほうが断然安いことが分かりそのMicrobusをCharterすることとした。インターネットで検索したら何と我が街、三鷹に「ジョイフル観光」という会社があり、そこにMicrobusを頼むこととした。問題は参加者が一体何名になるのかだ。最低でも15名は参加をして頂かないと交通費が馬鹿高いものになってしまうので、皆さんに大いに参加をして貰うためにその働きかけをする。

 そうしたら幸にも皆さんのご協力により23名の参加者を得ることが出来た。後は当日のお天気だが、週間天気予報によるとジャーン、何と11日は傘マークがついているではないか。5月のこの時期は雨が降ったとしてもそんなに大雨にはならないだろうが、それにしても小雨が降る中を歩くのは願い下げにして貰いたいものだ。そこで皆さんにも「晴れたらいいね。」とご祈願を依頼し、私も《ゆーぽぴあ》の天の守護神、Yuporadorosu星座に「11日には晴天にしてくれとは言わないが、せめて曇り空にして雨などを降らせないでください。」と酒だちをして心より祈願をする。
「これは真っ赤な嘘本当はいつもの500ミリリットルの缶ビールを350ミリリットルにしただけさ。・・・何て馬鹿正直なんだろうね。こんなこと話さなければ分からないのにね。  (^^;)  」

 そして11日の朝、6時10分に自宅の前にMicrobusが止まり、缶ビール、お酒、お茶、フルーツゼリー等を積み込み集合場所である新宿駅南口へと向かった。問題の雨は小雨ではあるが、間断なく降っているではないか。それでも私は天の守護神、Yuporadorosu星座を固く信じ私達が天女山コースを歩く3時間後にはきっと雨は上がり薄陽も射しそよ風も吹き快適なトレッキングが出来ることを疑いもしなかった。早朝だけに渋滞もなくやがて25分ぐらいで新宿に到着をし、南口で参加者の皆さんを待つこととした。

 順次待つこと暫し、参加者の皆さんが元気な笑顔で「お早うございます。」と現れMicrobusの方へ誘導をする。すると何人目であったろうか。ジャジャジャーーン、渡世人ならぬ、あの第1番目のケガ人、縞のカッパに三度笠、肩に振り分けに持つならぬ、野球帽をかぶり、ザックを背負い、腰に長ドスならぬ、手に杖を突き、S,Mさんが登場をしたではないか。私は思わず「イヨーSさん」と声を上げて彼の手を硬く握り、先ずはS,Mさんの復帰を心より喜び祝福をする。

 この「八ケ岳の麓を歩く天女山遊歩」を実施する前にS,Mさんにその後の足の症状を聞いたのだが、まだ近くを散歩をすると帰宅してから足関節がジンジンと痛むとのことであった。そんな状態ではとてもトレッキングコースとは言え天女山のコースは歩けないと思ったのだが、幸にもトレッキングは止め直接Microbusで清泉寮に行きその近くを散歩をし、トレッキング班を待っているというyuupolerが現れたので、S,Mさんもその方とご一緒に清泉寮で待っていると言うことで、気晴らしに参加を呼び掛けたのであった。そうゆう第二番目のケガ人、この私であるが、未だに左アキレス腱が痛く今日も歩く際にアキレス腱が伸ばされるとジーンと痛みが瞬間だが、走りS,Mさんのことを心配するどころではなく和美に「S,Mさんと一緒に清泉寮で待っていたら」と言われてしまった。S,Mさんとこの私とで清泉寮で待っていたら、帰りのMicrobusの車中で飲もうと思って仕入れてきた一升瓶がたちまち空になってしまうではないか。 (-_-;)  (^^;)

 遅れて駆けつけたS,YさんがMicrobusに乗り、これで参加者一同が勢揃いをし7時10分、いざ、天女山目指し出発だ。
Microbusの車内では、順次自己紹介が行われた。今回の参加者は多彩なる顔ぶれで、先ずケガ人4兄弟のNumber 1からNumber 4まで勢揃いをしている。そして遊び賃をより安くするためにN,Mさんを団長とする鴨居マー軍団の4名が友情参加をしてくれた。その他初参加者の女性3名、そのうちのお一人は、六つ星山の会の生き字引とも言われている元、会長のN,Yさんだ。ウーーン、車内の天女さんは、ドーラ、見渡せば8名である。これならば天女山の山ノ神も嫉妬をせず意地悪もしないで、雨を降らないようにしてくれること間違い無しだ。

 「ウーーン、どうゆう意味なんじゃい。」
 「それはご想像にお任せしますよ。・・・!!!  (^^;) 」

こうして我らご一行を乗せMicrobusは小雨降る中央高速道を快適に走り続けている。

 今日は天気予報では、雨マークだったためか。それともG,Wでどこかしら出かけてお金を結構使ったためであろうか。高速道は車が少なく全く空いており、一度談合坂のサービスエリアで休んだだけで、もう長坂I,Cを降り一般道に出てやがて天女山の山頂直下の広場に着いてしまった。ここで相談の結果の温泉組5名と別れ我ら天女山トレッキング組は、二班編制でNavigatorのA,Sさんを先頭にまだあいにくと小雨降る山路を歩いて行くこととした。

 それではこの天女山トレッキングコースについて少し述べてみよう。
 標高1529mの山頂は、ロケーション抜群の展望スペース。車でもアクセスでき、駐車場から石碑の立つ頂へは徒歩1分。ここからは南アルプスをはじめ、秩父連峰などパノラマ展望を楽しめる。レンゲツツジの群生地としても知られ、6月中旬ごろが華やか。山頂を起点としたハイキングコースも人気で、美し森まで続く約2時間10分のルート途中には、県営八ケ岳牧場の展望台がある。

 川俣川谿谷
 緑に囲まれた渓谷へは、清泉寮付近の川俣川渓谷入口、またはキープ協会自然歩道の川俣渓谷への小径コースから川俣東沢渓谷自然観察園遊歩道へ下る。さらに川俣川東沢沿いに南下すると、吐竜[どりゅう]の滝へ。周辺は新緑、紅葉の時期が特に美しい。ここから遊歩道の対岸を北上すると、獅子岩、乙女滝などのみどころが点在する。吐竜の滝から約2時間30分で東沢大橋へたどりつく。

 美し森の山
 標高1543mの小高い丘で、駐車場のある美し森観光案内所から美し森山山頂までは徒歩約10分。山頂の展望台からは、清里高原や南アルプスなどが一望できる。周辺は高山植物の群生地としても知られ、6月上旬にはレンゲツツジやヤマツツジが咲く。頂上の展望台には、大きな石碑が立っている。

 何しろMicrobusで、天女山の山頂直下まで来たために天女山に登ったという実感のないまま今度は、天女山の下りとなり、階段状の結構雨で滑りやすくなっている山路をNavigatorのA,Sさんを先頭に下って行く。下りきると今度は平らな道となり、雨はもう、霧雨のような状態でほとんど気にならずに歩くことが出来る。やはり、《ゆーぽぴあ》の天女さんを見て、天女山の女神様も安心をしたのであろうか、意地悪もせずに雨を降らすのを止めて、私達ご一行を快く歓迎をしてくれた。お陰で薄曇りの芽吹きが始まった柔らかな緑鮮やかな樹間を歩くことが出来た。

 皆さん、平らな道ということでのんびりと澄み切った空気を思い切り吸いそれぞれ談笑しながら歩いている。そんなのどかな山路を30分も歩いただろうか。緑の牧草が一面に生えている広い県営八ケ岳牧場に出た。一体どこにモウー君がいるのかなっと見アタしてみたが、そんなモー君はどこにもいないではないか。折角ここまで来たのだから乳牛が牧草を食べている光景を見たかったのだが、残念なことにそれは叶わなかった。それでも牧草の緑が目に優しく吹く風もさわやかで実に気持ちが良く身体も躍動をしホッとする一場面だ。

 そんなのどかな牧場を過ぎ更に歩を進めて行くとサラサラというせせらぎの音がしてきた。この瀬音は癒し効果抜群で、木々の放つヒトンチットと共に心和む光景に健康である喜びを感じ歩いて行くと山路が柵で遮断をされ矢印で沢の方へ誘導をしている。その沢の傾斜面を下り川俣川東沢に出た。その川上に吐竜の滝であろうか白くうねった滝が見えた。そんな風景をデジカメに撮り後方の班を待ち更に歩を進める。

 そしてほどなく羽衣池に到着をした。ナビのA,Sさんの「ここで昼食にしましょう。」という声が掛かり私達一同、それぞれ別れて昼食タイムとなった。この羽衣池には、少ないが何と水芭蕉も咲いており、思わぬ収穫にまた、デジカメでぱちりとその水芭蕉を撮る。それにしても今日はとても温度も低く吹く風も冷たくなり、食後のんびりという雰囲気でもないのでそこを早々に退散し再び行動開始となった。

 その羽衣池からやや登りとなり、そして平坦の道が続き今度はこのコースで唯一の登りである美しの森山の山路を進み行きやがて山頂の展望台に到着をした。ここまで来ると観光客がドライブにでも来たのだろうか結構賑やかだ。そこには「美し森山」と刻まれた大きな石碑が建っており、そして非常に見にくい木の階段を下り何と桜が満開の車道に出て美しの森山のレストハウスでトイレ休憩を済ませ更に歩を進め途中、「ミズバショウの園」に立ち寄りそこで記念写真を撮って、少し迷いながらもゴールである清泉寮に到着をした。

 そして温泉だけ班に携電で連絡を取ると何とまだ温泉にゆっくりと入っているとのことだ。私達は集合時間を決めそれぞれその清泉寮を覗いて歩くこととした。私と和美はお腹が空いたので、熱い濃厚なる牛乳とホッとドックを食べることとした。それからお土産に牛乳とヨーグルトを買い求め既にMicrobusが待期をしている所へ行き温泉だけ班と約、4時間ぶりのご対面となり、全員揃ったところでMicrobusは一路新宿を目指し出発することとした。

 帰りのMicrobusの車中では、「何時に着くで賞」というゲームをやることとした。これはMicrobusがゴールである新宿に何時に着くかと言うことを皆さんにそれぞれ紙に書いてもらい当てるというお楽しみゲームである。見事当てた方には、清泉寮で買い求めたヨーグルトが、1番と2番の方に賞品として手渡される。もう、皆さん、真剣になり「何時になるのだろうかね。」と笑顔を浮かべ我こそは一等賞だとばかりに考えている。それから宴会モードとなり、先ずは缶ビールが配られそれからドーント一升瓶が後方のK,Mお酒取り締まり奉行へと手渡される。そして先ずはU,Yさんの十八番「武田節」の名調子が朗々と歌われ、それを引き継ぎ負けてはなるかとN,Yさんが「花街の母」を熱唱する。更に歌集を見ながら全員で歌う。

 そんな和やかなる雰囲気も「今日の日はさようなら」の歌を歌いこの《ゆーぽぴあ》御大、N,Mさんの三本締めでめでたくお開きとなって、あっという間に新宿に到着をしてしまった。そして「何時に着くで賞の栄誉に輝いたのは、「5時45分」の方がお二人おられてジャンケンの結果、一等賞には鴨居マー軍団のN,Tさん、2等賞にK,Yさんが見事栄冠を勝ち得た。

 こうして《ゆーぽぴあ》では、初めてのMicrobusの「八ケ岳の麓を歩く天女山遊歩」も色々な思い出を心に残し無事にEndingとなった。