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Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

            第201回遊歩
   〜“高尾山BeerMount2012”〜
≪残暑の一日・樹木園で様々な樹木を観察 し後は生ビールのジョッキを傾けよう≫








  遊歩日:   2012年8月26日(第4日曜日) 日帰り
  遊歩先:    多摩森林科学園・高尾山BeerMount
  参加者:    総数 6名
  天 候:    晴 


 《行 程》

●新宿{10:37発・中央線中央特快(高尾行)}⇒▲三鷹(10:47)⇒○立川(11:00)⇒■八王子(11:13)⇒■高尾(11:20着)=コレヨリ徒歩15分⇒多摩森林科学園(1時間園30分・園内散策)=1時間20分⇒高尾山BeerMount(14:25〜17:10・生ビール&お料理飲み食べ放題)=40分・高尾山1号路⇒高尾山口 解散


 ≪遊歩記≫

 恒例になっている2012年の高尾山BeerMountのコースは、高尾森林科学園を見学し、国道20号を歩き、金比羅台登山口から、高尾1号路へ出て、高尾山BeerMountに達し、ここで2時間勝負の生ビール飲み放題にChallengeする計画だ。今までの高尾山BeerMount遊歩のうち、今回が一番参加者が少なく、それでもyuupolerの中で、酒豪が網羅された強者が勢揃いをしたのであった。そんな6名が高尾駅北口に集合し、先ずは第1の目的地「高尾森林科学園」へ歩を進めた。陽射しは強いのだが、山沿いだけに吹く風もさわやかで、暑さの中にも心地よさを感じるひと時だ。

  多摩森林科学園

 400年以上の昔、小田原城を攻めるために南下してきた武田信玄の軍勢を、北条氏照が迎え撃った古戦場にあります。江戸時代には、幕府の直轄地で、伊豆の韮山で反射炉を築いて大砲を鋳造した代官、江川太郎左衛門もこの地を管理していました。当時植えられたヒノキが江川ヒノキの名で残っています。
その他、森林の働きから木材の使い道にいたるまで、森のすべてを体験することができる「森の科学館」、国内産・外国産あわせて約600種類の樹木が植栽されている「樹木園」などがあります。

 「高尾森林科学園」の入口の受付で、身障手帳を呈示し園内に入る。この「高尾森林科学園」は、何と言っても桜の時期である4月が、一番賑わう時期で、日本全国の桜が植栽されており、それは見事なる光景だ。しかし、その桜の時期を過ぎると余り訪れる人も少なく閑散としており、ましてやこの炎天下の8月とあっては、園内には誰もおらずオジサン6人組が「高尾森林科学園」を貸し切っての誠に贅沢なる散策だ。

 散策しながら、Blinderに樹木の木肌を触らせて、Normerが、「これはケヤキの木です。」等々と説明をしている。当にCircle《ゆ〜ぽぴあ》ならではの晴盲一体化した和やかなる雰囲気だ。樹木が高く茂っているから、直接太陽の陽射しを受けないので、そんなに暑く感じること無く園内を散策できる。それにしても実に桜の木が多く、やはり4月の桜の時期に訪れないとその良さが分からない。アブラゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ等が、夏を惜しむが如く盛んにChorusで鳴き短い命を燃焼している。それにしても人は誰もおらず、我ら6人の独壇場で、そんな我らも自然と一体化して、緑に溶け込み歩いている様は、一服の墨絵を見るようで有る。「ナンチャッテネ。少しカッコウガヨイカナ。」 (^^;)

 そんな園内を散策し、森の科学館で、休憩を採り、園外に出て一団と陽射しが強く照り付ける国道20号を高尾金比羅台の登山口目指し歩いて行く。当に炎天下、暑さ忍耐の行軍だ。中央線のガードヲくぐり、新浅川の交差点を過ぎ、更に橋を渡り、ようやく高尾金比羅台の登山口に到達した。するとK,Yさんが、この角のお店は、浜のK,Kさん、今は余り参加していないN,Mさんの友人の女性が経営している喫茶サロンだと私をその玄関に連れて行く。私も過去の記憶が蘇り、「そうだったのか。」と独り合点し、そんなお二人の近況を思いやる。

 樹木が多い繁る登山道は薄暗く、お負けに風邪が全く吹かないので、汗でもう、全身ずぶ濡れという感じで、「ジージージー」と鳴くアブラゼミに「馬鹿な奴ら、こんな暑いときによ。」と言われていそうな結構、きつい登に北区のS,Mさんの顔が、苦しそうに歪んでいる。熱中症になってはいけないので、水分補給のため一本立てて小休止を採る。水を飲み一休みしたので、思いは高尾山BeerMountで冷えた生ビールを一気に飲み干している様を描き、更に歩を進める。

 そしてようやく金比羅台へ到着し、下山するハイカーで賑わう高尾一号路に出て、本日のMain Event会場「高尾山BeerMount」へ2時25分に到着した。先に行っていたK,Yさんが順番を採っており、30分後に高尾山BeerMountへ入れるとのことだ。確か去年は景信山から高尾山BeerMountへ来たのであったが、歩くのにかなり時間がかかり、高尾山BeerMountの待ち時間は、1時間位待っていたのであった。今年も相変わらずの人気で、大勢の人達が、生ビールが飲めるのを今か今かと順番待ちをしている。私はトイレに行き汗で濡れた衣服を着替えサッパリとして、待機場に戻ったら、announceがあり、高尾山BeerMountへ入れるとのことだ。男性3,300円を支払い会場に行く。大勢の人が、生ビールのジョッキを傾け大声で談笑している。

 K,Yさん、鴬谷のS,Mさんが、先に入場し、場所の良いテーブルを確保してくれたので、そこに陣取り、それぞれお好みの生ビールのジョッキ持ち先ずは乾杯をする。それからオツマミを求め
ようやくテーブルに着きこれから2時間生ビール何杯飲むことが出来るか。男の勝負が始まったのであった。見ればK,Nさんのピッチが速くもう、3杯目に達していた。それにしても若い女性軍が実に多く大声で話しながら、グイグイとジョッキを空にしている姿は、先のロンドンオリンピックで女性軍が大活躍をして日本人の面目躍如たるものを見せて暮れだが、そんな要素が今この会場を見るに着け日本の女性のパワーの無碍なるかを思い知った。

 私達のテーブルは、生ビールの補給所が、目の前なので、ドンドンと飲み干し、皆さん、それぞれピッチを上げている。私は5杯目をclearして、6杯目の黒生ビールにChallengeしているところだ。オツマミも油濃い物ばかりなので、箸を付ける気にもならず、スイカ、パイン、キュウリ等々のフルーツを口に入れようやく、6杯目を飲み干した。確か去年は5杯でdownしたのだから、今年は6杯と新記録を打ち立てたのであった。

 それぞれのyuupolerの成績を見てあれば最高が8杯、次いで7杯、そして私の6杯、後3人が5杯とまずまずの成績であった。それにしても8杯を飲み干したyuupolerは、大したものでよくもまあ、そんなに原に収まったものだと感心してしまった。「エッ、それって誰なのさ。教えてンカイナモシ」 エヘヘヘ 「ソレハ秘密、教えませんヨーダ。」

 そんな生ビールを飲み干し、大会もやがて2時間のゴングが鳴り、お開きとなって高尾山BeerMountを後にした。それからこれも恒例になっている1号路を酩酊しながら、ヨカ気持で、ヨロヨロと歩いて行く。しかし、去年もそうだったのだが、ヒグラシの声がサッパリしないのは何故なんだろうか。3年前頃までは、この1号路を下山している最中にうるさいぐらいに「カナカナカナナ」とヒグラシの蝉時雨がしていたものだが、何故かそれがしなくなってしまった。生態系に変化が起きているのであろうか。生ビールで酔った頭では、考えられないが、誠に不可思議なことだ。

 そして下山してから高尾山ケーブルカーの駅付近の店頭で、ソフトクリームを購入し、オジサン3人が、童心に返りソフトクリームを食べニンマリしている。アー、そんな高尾山BeerMount2012もこれで終わりだ。来年はまた、健康で何人のyuupolerがこの高尾山BeerMount遊歩に参加できるのか。多いに期待したいところである。


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     〜〜「オシマイ」〜〜