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Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

      春の特別企画遊歩
  ≪奥多摩三大急登、稲村尾根を登り
石尾根を下る体力勝負の山行だ〜≫







  遊歩日:   2010年3月22日(日・祝日) 日帰り
  遊歩先:   鷹ノ巣山(山域 奥多摩 1737m)
  参加者:   3名
  標高差:   登り1104m、下り1393m。
  天 候:   晴れ
 歩程時間:   7時間


  <行 程>
料金:1050円
●新宿{06:44発・中央線中央特快(高尾行)(特別快速)}⇒▲三鷹(6:57)⇒○立川{07:10着・07:15発青梅線(青梅行)(各停)}⇒○青梅{07:50着・07:52発青梅線(奥多摩行)(各停)}⇒■奥多摩(08:28着・08:35発)=バス⇒東日原(9:05着)=コレヨリ徒歩・10分⇒鷹ノ巣山登山口=1時間⇒稲村岩=2時間10分⇒鷹ノ巣山(昼食休憩)=30分⇒水根山=1時間⇒六ッ石山分岐=40分⇒三ノ木戸山分岐=1時間30分⇒奥多摩駅
 Gaul in (^_^)



 ≪遊歩記≫

 3月6日の「ふれあいConcertin2010」のClassic鑑賞の後、夕食宴会の際にyuupolerから「思い切りロングコースで、山を歩いてみたいね。」とそんな話題が出て、それならばと奥多摩の名峰「鷹ノ巣山」を奥多摩でも屈指の急登と言われている、稲村岩尾根から登り鷹ノ巣山山頂を経て、奥多摩駅まで歩行時間約、7時間というロングコースを計画してみようと言うことで、それを今日実施することとなった。

 そのメンバーは、私と浜のK,Kさん、それとCircle《ゆーぽぴあ》では、まだ若手の部類に入る鴬谷のS,Mさんの3人である。この2人はいずれも健脚を誇る山の猛者で、果たして私が「鷹ノ巣山」の山行遊歩を計画したのだが、彼ら2人のペースに着いていけるか、アキレス腱に問題がある私にとっては、聊か不安であったが、「彼も人なり。我も人なり。やってやれないことはない。」と大いに意気込み奥多摩駅から東日原行きのバスに乗り込む。

 バスの車中は昨日まで大雨と大風で、荒れに荒れていた天候も何と今日は絶好の山歩きの御い日和となり、山好きのハイカーで相当に込んでいた。そんな熱気溢れるハイカーは、目的のバス停でそれぞれ下車し、終点の東日原で下車したハイカーは、私達3名と後、4、5人のメンバーであった。バス停の休憩所で、山支度をして、浜のK,Kさん、三鷹浜K,K(私)、鴬谷のS,Mさん、こんな順列で、鷹ノ巣山山頂目指しイザ、出発だ。

 さすがは猛者揃い足取りも軽く静寂なる山村の車道を登山口目指し快適に歩いて行く。中日原のバス停を過ぎやがて「鷹ノ巣山登山口」に到る、ここから日原川が流れる谷までかなり下に降りて日原川に掛かるミノト橋を渡り対岸に到る。ここから早くも急登となり、まだ歩くのに慣れない足には少々応え心臓もバクバクしており、この先の論区コースが完歩出来るか不安になる。

 そして山腹を絡んで、巨岩の稲村岩を左に仰ぎミノト川に沿って歩く。何回か沢を渡り返した後、稲村岩の基部を過ぎた当たりで、ミノト河から離れる。涸沢になった箇所を対岸に渡り、ここから真っ直ぐに鷹ノ巣山まで、延々と急登の山道が続いている。やがて登山口から約、1時間、第1の目的地「稲村岩の分岐」に到達した。ここで最初の休憩をとるため一本立てることとした。鴬谷のS,Mさんは、さすがは我々と違い若いので、稲村岩まで登ってみてくると出かけていったが、行ったと思ったら直ぐに引き返してきた。稲村岩までは、まだ15分も先であるから先のことを考えて、直ぐに引き返してきたとのことだ。

 これから本格的な急登となるため水分や飴などを補給し、イザ、気を引き締めて歩行開始だ。ここら辺りは、展望もなくきつい急登であるがこの辺一帯は、ブナ、ミズナラを中心とした美しいそんな自然林に気持も安らぐ。きつい急登が続く山道を我ら3人黙々と汗をかきかき歩を進めて行く。先頭の浜のK,Kさんが2回目の休憩で、一本立てたので、ここで小休止となる。そんな急登が続きやっと第2の目的地「昼飯のタワ」に到着した。ここまで来ればそんな急登もなく鷹ノ巣山山頂はもう、間近だ。

 そんな安堵の胸を撫で下ろしたと思ったら、ジャーン、かなりの積雪がありそれが凍結をしているので、より慎重に歩かなければならない。山頂から下ってきたハイカーもそんな凍結した斜面をソロソロと怖々降りてくる。私達も凍結した斜面を避けて、木の枝に捕まりながら身体を持ち上げるという感じで、山頂目指しこの胸突き八丁を上って行く。そんな悪戦苦闘も暫し、やっと出ました。鷹ノ巣山(1737m)へ・・・!!!  (^_^)

 斜面になっている山頂には、それぞれのコースから到達した約、30名ばかりのハイカーが、思い思いに昼食を採りながら寛いでいる。この鷹巣山頂は南面が開けており、展望も良くかすかに富士山も見えて、今までの急登の疲れが吹っ飛ぶようだ。そんな陽だまりの緩やかな斜面で、我ら3人、早速、缶ビールで祝杯を挙げる。それにしても我ら3人、普段の行いが良いためか昨日までの猛烈なる雨風の天気も、今日は朝から晴れ渡り、最高の登山日和で、健康で歩ける喜びで身体も嬉しさで躍動している。そして昼食タイムもこれからの歩程を考え早々に切り上げ下山の準備をし、登りとうって違い広々とした快適なる登山道を一気に駆け下って行く。

 本当に今までの稲村岩からの急登がまるで嘘のような快適なる尾根下りで、早春の陽光がサンサンと射し、缶ビールの酔いも手伝って、何だか眠気を催すような下りだ。水根山の山腹をトラバースして、約、1時間六ッ石山分岐に到着した。ここで下山最初の休憩を取り、更に歩を進める。途中には、昨日の大風のために無残にも結構大きな木がなぎ倒されており、改めて自然の威力を思い知ることとなった。積み敷る落ち葉をザックザックと音を立てながら、更に歩を進める。折れた小枝が、登山道に散在しており、それらを跨ぎながら、ようやく三ノ木戸山分岐に到着した。更に歩を進め2回目の休憩で、浜のK,Kさんが持参した缶ビールを飲み疲れた身体に活を入れゴール地点奥多摩駅目指し脱兎の如く駆け下って行く。

 そんなロングコースの山行もやがて奥多摩の町にヘロヘロになって、到着し、多摩川が流れる橋を渡り、細い路地を左に抜けて奥多摩駅に向かったら、その路地の一隅に以前、山の帰りに和美と立ち寄った見覚えのある「美好」という山やのなじみの「オバアチャンの焼き鳥屋」があったので、個々に立ち寄り、焼き鳥をおつまみにして、生ビールで今日のロングコース7時間の鷹ノ巣山山行の締めとして、再度祝杯を挙げた。因みにこのオバアチャンは、焼き鳥この道50年という今年80才になる超お元気のオバアチャンで、姿勢も良く矍鑠としていて、私達をお兄さん達と呼んでくれたのにはもう大感激である。

 (^o^)  (^_^)

 こんな充実した今日の山行遊歩であった。また、是非とも論区コースの山行遊歩を計画し大いに山を思う存分歩きたいものだ。 (^@-)





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