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新年遊歩2013「破風山&満願の湯」のPhotographはこちら

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   Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

            第206回遊歩
  "新年遊歩2013・"
  ≪新春の奥秩父の展望の山を歩き
  満願の湯で良い湯だな・・・
!!!










  遊歩日:  2013年1月27日(第4日曜日)
  遊歩先:  破風山(標高 626.5m・山域 奥秩父)
  温 泉:  満願の湯
  天 候:  晴
  Member:  7名

 《行 程》

 ●池袋{08:05発西武池袋線快速急行(三峰口行・長瀞行)}⇒○西武秩父⇒皆野(10:05着・10:10発)=皆野町営バス⇒水潜寺バス停(10:37着)⇒水潜寺(10:45着〜11:10発)⇒札立峠(11:50)⇒破風山(12:10着〜12:45発)⇒車道(13:50)⇒満願の湯(14:10着〜16:00発・入浴休憩・16:10発)=皆野町営バス⇒皆野=秩父鉄道⇒お花畑=徒歩⇒西武秩父駅⇒池袋 解散

 ≪遊歩記≫

 2013年(平成25年)の新年遊歩は、秩父盆地の北西にある、破風屋根状の形をした小高い破風山を歩き、麓の満願の湯で、一浴するという山と温泉がワンセットとなった言わば贅沢なコースだ。yuupoler7名が、池袋南口に集合し、西武池袋駅へ行く。そして8時5分発の西武池袋線快速急行(三峰口行・長瀞行)の電車に乗り込む。車内は空いており4人一組の座席Two BOX二つを占領しお互い談笑しながら新春の秩父路目指しイザ出発だ。

 途中、秩父トンネルを抜けると何と山の斜面には、かなりの積雪が有り、「国境の長いトンネルを越えるとそこは雪国だった。・・・!!!」と川端康成の「雪国」の冒頭を引用し、T,Tさんが、その博学ぶりを披露して、みんなの感心を多いに受けご満悦だった。果たして破風山には、雪がどのくらい積もっているかが、問題であるが、皆さん、れそれぞれ雪対策として、軽アイゼン、ロングスパッツは携帯しているからその点、心配は無い。マア、標高から言っても積雪はそんなに無いであろう。電車は西武秩父駅に近づいてくると秩父の名山「武甲山」が車窓から見える。この山はアングルを変えてみると実にその山容が変化する味部会山だ。

 電車は西武秩父駅の手前で、三峰口行と長瀞行とに別れ、やがて皆野駅に到着した。駅から少し離れたところにバスの発着場が有り、我らご一行、皆野町営バスに乗り込む。のどかな秩父路をバスはノロノロと走り、やがてバスの終点秩父札所最後となる、結願寺三十四番「水潜寺」バス停へ到着した。急坂を昇り「水潜寺」門前で山支度をする。そんな山支度をしていると何故かバス停から着いてきたこの「水潜寺」の関係者と見られる方が、マア、ペラペラと実に良く喋り、しきりに説明をしてくれるが、少々うるさい気がしたが、そこはそれ適当に相づちを打っておいた。

 この秩父札所は、埼玉県の秩父地方(秩父市周辺)にある34カ所の霊場で、観音信仰の寺。全国的に有名な巡礼の一つ。一番札所、誦経山(ずきょうさん)、四萬部寺(しまぶじ)聖観世音菩薩曹洞宗から、最後の三十四番札所、日沢山(にったくさん)水潜寺(すいせんじ)、千手観世音菩薩、曹洞宗のそれぞれの寺を巡り、巡礼を行い、お札を受け、御利益を願う物で、最近では結構人気が高い。この結願寺「水潜寺」で銅鑼を鳴らしお賽銭を上げしっかりと祈願を済ませ石の階段を降りて行く。そしてここから山道となり、雪交じりの斜面を慎重に破風山山頂を目指し一列縦隊で歩を進める。

 それではこれから登る「破風山」について、略述しておこう。

 「破風山」
 破風山は秩父盆地の北西にある、破風屋根状の形をした小高い山です。秩父札所巡りの結願寺である札所三十四番水潜寺(すいせんじ)を北麓にもち、古くからハイカーにも親しまれており、低山ながらもバラエティーに富んだ山行を楽しめる。破風山の頂上は、小さく開けて気持ちの良いピークで、東から南への展望が開けて、秩父盆地を眼下に、蓑山、武甲山、奥秩父方面が良くみえる。

 途中の山道は、何箇所かが凍結しておりそこを慎重に歩を進めclearする。雪は山道には無く返って雪山気分を期待していただけに何だか拍子抜けしてしまった。振り返ると二人のS,MさんのPairが、ゆっくりと登ってくる。きっと北区のS,Mさんも今年最初の山歩きを多いに楽しんでいるのだろうか。木々が茂る巡礼コースを30分も上ると「札立峠」に到達した。ここで一本立てての小休止を採る。この「札立峠」は、古来より秩父札所巡りの巡礼人が、一休みをした峠で、ここからまた、鈴を鳴らし、金剛杖を突き巡礼に向かったのであろう。

 この「札立峠」から少し急斜面を登ると、ハイ、着きました。・・・!!!、626.5mの「破風山」山頂だ。先客のGroupも下山し、この山頂にはyuupoler7人の御山の大将、我ご一行の独占場だ。正面にはドーント武甲山が聳え空は真っ青で雲一つない超快晴の遊歩日和だ。早速ビールと銘酒で、新年遊歩を寿ぎ乾杯をする。そんなアルコールで、良い気持になり、何だか眠くなってきそうであるが、余りゆっくりしていると満願の湯の温泉Thymeが短くなるので、腰を上げることとした。下山は少し雪交じりの斜面を一気に駆け下る。そして途中の狭い雪原で、雪を踏み雪山気分に浸る。


<秩父温泉 満願の湯>

「秩父温泉満願の湯」は、浅間、富士火山帯の地下深くからこんこんと涌き出る、極めて豊富な湯量をもつ本格的な温泉で、アルカリ性が高く、まろやかなお湯で、水素イオン濃度が9.5という全国でも有数の高アルカリ温泉で、世界的にもユニークな泉質です。内湯と露天風呂があり、どちらもゆったりと入れる大きさです。温泉水を利用した水風呂やサウナもあります。1階には浴室のほかに売店とカラオケルームがあり、2階が食堂を兼ねた休憩所となっています。地元の人たちの憩いの場でもあるようです。隣には農産物販売所や温泉水の販売スタンドがあり、「水と緑のふれあい館」という町営の温泉館もあります。

 それから程なく車道に出て、公営の「満願の湯」へ着いた。するとK,Mさんが「この公営の満願の湯よりも、隣の町営の水と緑のふれあい館の方が、良いよ。」と言うので、町営の方へ行き、入浴料大枚、800円を支払い、そそくさと浴室へ行く。この温泉は水素イオン濃度が9.5という高アルカリ温泉だけにヌルヌルとしており、とてもまろやかで肌触りが良く温泉好きの私にとっては、誠に応えられない温泉だ。そして内風呂で温まってから露天風呂へ行く。この露天風呂は、雨が降っても良いようにと屋根に覆われ浴槽も広くお互い湯ったりと入ることが出来る。そして眼下には川が流れその対岸には何と10mほどの滝が流れ落ち実に素晴らしいlocationである。

 そんな湯浴みをした後は、休憩所で定番の生ビールをゴクゴクゴクと一気に飲み干す。イヤー、ウンメイ。「まるでヴェートベンだ。」、「ナンデヤネン。」 「どちらもウンメイ、オソマツさん」  (^_^)

 こうして新年遊歩2013「破風山&満願の湯」も山歩きをして温泉という実に至福のひと時を過ごしたのであった。「サー、yuupolerのみんな。今年も楽しく遊歩をヤンベイヨ。」 (^o^)


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  〜〜「オシマイ」〜〜