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Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記


            第207回遊歩

 ≪如月の一日・蝋梅の薫宝登山を目指し
   長瀞アルプスを歩こう・・・
!!!









  遊歩日:  2013年2月10日(第2日曜日)
  遊歩先:  長瀞アルプス{秩父野上駅〜宝登山(497,1m)
  天 候:  晴
  Member:  9名(女性 2名 男性 7名)

 《行 程》

 ●池袋{08:30発・東武東上線快速急行(小川町行)}⇒○小川町{09:35着・09:42発東武東上線(寄居行)}⇒○寄居{09:58着・10:03発秩父鉄道(三峰口行)}⇒■野上(10:17着・10:30発)=コレヨリ徒歩⇒
 野上駅(10:35発)⇒萬福寺⇒尾根⇒天狗山分岐(11:23)⇒氷池分岐⇒野上峠⇒小鳥峠(11:52)=⇒林道(12:10)=10分⇒宝登山登山口⇒宝登山中腹(昼食・休憩 12:50〜13:30)⇒宝登山山頂(蝋梅鑑賞)⇒長瀞駅⇒池袋 


 ≪遊歩記≫

 秩父鉄道野上駅前で恒例の参加者による声出しをし、改めてお互い挨拶を交わす。そしてRooNav担当のA,Sさんの沼津アルプスから宝登山へのコースの説明を受け、3班編制で宝登山目指しイザ、出発だ。今日はお天気も良く雲一つ無い青空で、この時期としては珍しいほどのポカポカとした温かな陽気だ。先日の1月27日の新年遊歩「破風山から満願の湯」の際もお天気に恵まれ温かな日で、我らyuupoler普段の行いの良いのが、きっと《ゆーぽぴあ》の守護神Yuporadorosuに通じて遊歩日和にしてくれたのであろう。 (^o^)

 野上駅前から真っ直ぐに伸びた車道を進んで行く。ここら辺りは家数も少なく乾いた田畑が田舎風景を見せ誠にのどかな雰囲気だ。そんな車道を20分も歩いただろうか。萬福寺の角から左に折れ段々と道幅も狭くなり、やがて舗装された道路とも別れ、土道となり徐々に勾配も増し山道となってすっかり葉の落ちた雑木林を我ら意気揚々と歩を進めて行く。これから長瀞アルプスの縦走が始まるのだ。この長瀞アルプスとは、秩父鉄道の野上駅・長瀞駅付近の西側に、南北に伸びる小さな尾根のことを言う。荒川の外側にあるため、陣見山や破風山と同じ山域の「外秩父」というエリアとなり、アルプスと名がつく山塊にしては小さく低い山だ。しかし、長瀞アルプスとは、言い得て妙だ。アルプスという名だけで、どんなところかつい、訪れたくなるから不思議だ。この他に低山でアルプスという呼称が有名な所は「鎌倉アルプス」「沼津アルプス」がある。この時期の宝登山は、何と言っても蝋梅の花が甘い香りを漂わせ訪れた者の心を魅了し、癒してくれるのでそれだけにハイカーも多く、ワンチャンも併せて、マア、ゾロゾロと登って来る。登って来る。その都度「こんにちは」とお互い挨拶を交わし通り過ぎる。やはり、人は自然に触れると心も穏やかになり、無我の境地になるのだろうか。

 そんな賑わう山道は、やがて左に折れ、やや広い所で衣類調整をし、水分補給をする。一息ついたところで、北区のS,MさんのSupportをT,Hさんから私が引き継ぎ
すっかりと葉の落ちた樹林の中の山道を歩いて行く。やがて天狗山分岐に到達したが、RooNav担当から「この天狗山は、往復するだけで40分位かかりますから、省エネモードでパスします。」と言われ先へ進む。

 途中には氷池の分岐点が有り、冬に凍結した池野氷を室に保存しておきそれを夏に取り出し、当に天然の「秩父長瀞天然氷」として、かき氷やウィスキー等のrockに使用するとのことで、そんな天然のかき氷を食べてみたいものだ。そんな食べる話題となり、RooNav担当のA,Sさんが、「最近とみに体重が増加し、81kgになってしまったよ。そのため、身体が重く山登り処ではなくなってしまった。・・・!!!」と嘆き節が飛び出した。それを聞いた和美が「これから一年間で75kgに減量したら、ご褒美に吉祥寺にある美味しい焼き鳥のお店、伊勢屋でご馳走してあげるから、それを目標に頑張って減量してね。」とA,Sさんを励ます。そんな話題で歩きながら多いに盛り上がった。

 途中小鳥峠で、小休止をして、やがて山道も終わり林道に出る。その林道は所々雪交じりとなって凍結しており、そこを慎重に歩を進める。それから程なく宝登山登山口に着いた。ここからは急な階段状の登山道となり、その階段状の山道を一列縦隊で、一歩一歩歩を進め行く。ここら辺りも実にハイカーが多く通り過ぎて行く。そんな宝登山の頂上直下まで来たのだが、山頂はおそらく人で相当に混雑をしているため、昼食をするスペースも無いかも知れないので、山道から少し入った所で、昼食Thymeを採ることとした。ここは南斜面だけに陽当たりも良く絶好のpointだ。

 そんな場所で、プッチュッと缶ビールのプルトップを開き一人でビールを飲む。「ウーン、ウンメイナ。」いつもながらの光景デンナ。・・・!!! それから和美から一足早いVALENTINE DAYのchocolateのPresentが全員に配られる。そして私はカップヌードルをツルツルと食終わる。そんなのどかな所での昼食Thymeも終わり、一同腰を上げ山頂へ向かう。山頂の標識の所で全員で記念写真を撮る。そして下山しながら蝋梅を観賞し歩く。蝋梅の甘い香りが漂い北区のS,Mさんが「イヤー、誠に良い匂いですね。」とニコニコしながら話すので、蝋梅の花びらを彼に触らせてあげたら、「ヘー、小さくてとても柔らかいですね。」ととても感激していた。蝋梅の花は5分咲きというところで、これから2月末まで咲き誇り賑わうことであろう。私達が蝋梅を見るため上を向いていたら、下から福寿草が、「ネー、私だって綺麗でしょう。」と色ぽっく媚びていた。

 そんな蝋梅の観賞で、賑わうコースを離れ、下山路へ向かいここから下山開始となる。この山道はもう、5年前になるが、秩父の柴倉温泉の浴室で、浴槽から出る際、踏み段を滑り落ち左アキレス腱不全断裂となってしまいそんな痛む足で皆さんと一緒に蝋梅を見るため宝登山へ行ってしまったのだ。往きはロープウェイで宝登山へ行ったのだが、下山はロープウェイが込んでいたため、歩いて下山をすることとなり、この下山路をそれこそ一歩一歩、double stockで降りていったのであった。そんな来し方の苦い想い出が、ここを歩いていて蘇る。 そんな長瀞アルプスから蝋梅の宝登山遊歩も無事に長瀞駅に到着し、ここで解散となり、丁度運良く西武池袋駅の電車が停まっていたので、一同この電車に乗り込み秩父路を後にした。

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 〜〜「オシマイ」〜〜  




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《参考文献》


 宝登山

黄色い花がいくつも咲く宝登山ロウバイ園
 埼玉県の北西部、長瀞(ながとろ)町にある宝登(ほど)山(497メートル)の山頂付近にある「宝登山臘梅(ろうばい)園」では、ロウバイの黄色い花が咲き誇る絶景のviewpointです。
 約1万平方メートルの同園内には「素心(そしん)」「和」「満月」の3種類約2500本のロウバイが植えられている。同園は東西に分かれ、西側の方が開花が早く、12月下旬から1月上旬にかけて見頃を迎える木々もあるという。
 また、園内からは眼下に広がる秩父の町並みや、秩父のシンボルである「武甲(ぶこう)山」、鋸状の「両神(りょうかみ)山」などを見渡すことができ、晴れた日には抜群の眺望が期待できる。

 【期間】  2月下旬まで。
 【場所】  埼玉県長瀞町長瀞。
 【アクセス】秩父鉄道長瀞駅より徒歩約15分、また車の場合は関越自動車道花園ICから約       30分、宝登山ロープウエー山麓駅からロープウエーで約5分。