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   Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記


            第206回遊歩
≪真夏の一日・御岳山の名瀑と
   ロックガーデンを訪ねて≫







 遊歩日:   2011年8月7日(第1日曜日)  日帰り
 遊歩先:   御岳山{(929m)・七代の滝・ロックガーデン
 参加者:   10名
 天 候:   晴れ

 《行 程》
●新宿{08:19発ホリデー快速おくたま3号(奥多摩行)(特別快速)7番線}⇒三鷹(8:32)⇒立川(8:45)⇒■御嶽(09:36着)=バス⇒滝本バス停⇒ケーブルカー滝本駅〜cable car〜ケーブルカー御岳山頂駅⇒御岳山神社⇒長尾平(分岐)⇒七代の滝⇒天狗岩⇒ロックガーデン休憩所)⇒長尾平(昼食Thyme)⇒御岳山神社⇒ケーブルカー御岳山頂駅=リフト⇒レンゲショウマ鑑賞⇒御岳山ケーブルカー駅前・生ビール飲食⇒御岳山ケーブルカー駅〜cable car〜ケーブルカー御嶽滝本駅⇒滝本バス停⇒御嶽駅⇒立川方面へ


 ≪遊歩記≫

 御嶽駅で遅れてきたRooNavのK,Mさんと参加者10名が、一緒になり滝本行きのバスに乗る。車内は避暑のお客で結構混んでいた。このところの暑さは、当に項熱地獄と言うべきか。炎暑の日が続いており、8月に入り、暑さも少し和らいでホッとしていたら、天の神様も「ソウワ問屋がオロサネイゾ・・・。」とばかりにガンガンと陽を照らし日本国土がすっかりと亜熱帯地方になってしまった。そんな暑さを避けて、涼風が吹く御岳山へと皆さんが来たのであろう。

 終点の滝本バス停でバスを降り、急斜面の坂道を滝本ケーブルカー駅へ行く。滝本ケーブルカー駅の壁面には「ようこそレンゲショウマの咲く御岳山へ・レンゲショウマ祭」と綺麗なレンゲショウマの花が描かれたポスターが、貼ってある。今日の一つの目的は、このレンゲショウマを鑑賞することでも有り、それだけに大勢の方々が、同じ思いで御岳山へとやって来たのかも知れない。きっとレンゲショウマの可憐なる花に人々も癒されることだろう。ケーブルカーに乗り込むとほぼ満員状態で、その乗客の熱気だけでモウ、汗が顔から直垂落ちる。このケーブルカーは最高斜度30度という急斜面を6分間で登って行く。

 そんなケーブルカーを山頂駅で下車し、参加者10名が、声出しを済ませRooNavのK,Mさんを先頭に3班編制で行動する。私はおなじみのO,SさんのSupporterとして和美と共に第1班で歩く。先ずは御岳山神社目指しイザ、出発だ。吹く風はさすがは御岳山都心よりも遙かに涼風で、その風がとても肌に気持ちよく避暑気分満点である。この御岳山は、ミシュランのガイドブックで三つ星マークをとった高尾山と比較し、少々地味な感じがするが、それだけに落ち着きが有り静かな雰囲気は実に良く何度となく訪れている山だ。三道を歩き御岳山神社と長尾平との分岐に来ると和美が、神社の長い階段を昇るのが、辛いから長尾平で待っているとの我が儘を言い出し、それに同調したレンゲショウマのような貴賓のあるK,Mさんと一緒に一足先に長尾平で待ち我ら野郎軍団8名が、御岳神社の神に詣でることとした。長い階段を昇り本殿の神前に頭を垂れ、祈願を済ませ階段下のトラバースの細い山道を長尾平へと向かう。

 長尾平で、和美達と合流し、これから急下降の山道を奥多摩の名瀑「七代の滝」へと向かう。7月末の台風の影響で、所々路肩が崩れており、そこをO,Sさんを誘導し慎重に通過して行く。行くほどにゴーゴーという滝の音がし、マイナスイオンが飛び交っているような実に癒されるパワースポットに近づいた。そんな「七代の滝」へ着くと大勢のハイカーが休息タイムを採っており、この癒やしの空間、霊気に気分も和み笑顔がこぼれている。私達はそんな込んでいる「七代の滝」を後にして、更にロックガーデンへと歩を進める。巨大なる天狗岩に取り付けられた急な鉄梯子を何度となく昇り行くが、何故か前に行くRooNav達5名と差がついてしまった。途中で携電で位置確認をし歩いて行くのだが、何故か大岳山と長尾平への分岐点に着いてしまった。

 そこで携電で前半組に連絡し、一足先に長尾平で、昼食タイムを採っていることを告げ長尾平で後半組5人が、昼食を採ることとした。早速ビンビンに冷えた缶ビールのプルトップを空け缶ビールを飲む。モウ、暑さで喉がカラからに渇いていただけにこの冷たいビールが、実に美味しく見る見る食堂から胃袋へと流れ注がれたちまち活力が漲ってきた。そうこうしていると前半組の5人もやって来て、やっと10名が勢揃いし和やかに昼食Thymeとなった。そんな昼食タイムを採った後、一旦山頂ケーブルカー駅まで戻り、ここからミニリフトに乗り頂へと行く。お目当てのレンゲショウマであるが、サッパリ咲いておらず、申し訳なさそうに「アラッ、折角来て頂いたのに済みませんね。皆さん、今年は何故か早く咲く気分になれず、私だけがこうして咲いているのよ。ネエ、ウフ、かわいがってね。」とポツンと一輪緑の中に咲いているだけであった。
 

 そんなレンゲショウマの可憐なる一輪を鑑賞し、御岳山ケーブルカー駅前の売店で、一同生ビールのジョッキを片手に持ち「ヤッホー、カンペイ」とオジサンが雄叫びを上げる。モウ、A,Hさんなどは、「ヒヤー、ウンメイね。コリャアタマリマセン。」とニコニコ顔でジョッキを傾けている。richなる5名は、鮎の塩焼きを大枚400円を支払い実に美味しそうにパクついている。私などは生ビールのジョッキを3杯も空けてしまった。

 こうして今回の「御岳山ロックガーデン遊歩」は、なんともはや、前半組のロックガーデンへ行った者とと後半組のストレートで長尾平へ直行した組と二別れての遊歩で合った。しかしながら、改めて文明のリキ、携電のありがたさを知らされた。この携電が無かったら別れてしまった者同士の連絡も取れず、お互い探し歩くはめになっていたと思うと携電の恩恵と便利さに感心するばかりだ。

〜〜「オシマイ」〜〜