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   Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

            第212回遊歩
新年遊歩in2012・奥武蔵の里山を歩き五百羅漢へ初詣&温泉で良い湯だな!!!







 遊歩日:   2012年1月15日(日) 日帰り
 遊歩先:   鐘撞堂山(330m)・円良田湖・五百羅漢
 温 泉:   かんぽの宿寄居「金山温泉」
 天 候:   晴
 参加者:   9名


 《行 程》

●池袋{08:10発東武東上線急行(小川町行)}=1時間13分⇒○小川町{09:23着・09:24発東武東上線(寄居行)}⇒■寄居(09:40着)
コレヨリ徒歩=▲寄居(10:00発)⇒大正池(135m)⇒鐘撞堂山(330m・11:10着)⇒円良田湖(140m)⇒羅漢山(247m・昼食休憩12:10〜12:40)⇒少林寺=五百羅漢見物⇒かんぽの宿寄居「金山温泉」(150m・14:00着〜15:15)⇒寄居駅⇒池袋


 ≪遊歩記≫

 2012年の新玉をを迎えたと思ったら全く時の経つのは早いもので、もう、今日は15日で、半月が経過してしまった。そんな2012年のCircle《ゆ〜ぽぴあ》の初歩きとして、秩父の入口、寄居の北に頭をもたげる小ピーク。駅から直接登ることが出来、山頂の眺めも良い。鐘撞堂山から羅漢山で五百羅漢巡りをして、かんぽの宿「金山温泉」で湯ったり温泉に入ろうという新春に相応しい里山のんびり歩きだ。

 そんな新春遊歩だけにyuupolerもどことなくのんびりしており、参加表明をしていながら集合時間に現れないお方もおり、結局最終参加者は9名となった。東武池袋で約、1時間電車にゆられ終点の小川町に着き、ここから乗り換えて寄居駅に到着した。そんなyuupoler9名が、寄居駅北口にて、恒例の声出しを済ませRooNavの和美を先頭に3班編制で、のどかなる寄居の街並みを歩を進めた。国道140号線を渡り、静かなる住宅地を過ぎると程なく右手に灌漑用水の溜池である大正池に着いた。寄居町はトンボの王国で、埼玉県全体で発生するトンボの約6割を町内で見ることができる。その中でも大正池は主要な発生地であり、シオヤトンボ、カワトンボ、ハグロトンボ、オニヤンマ、アキアカネなどが季節に応じて飛び交っているというトンボの生息地である。

 そんな大正池も葦などの雑草が綺麗に刈られている光景を目にした和美が、「コレジャア、トンボも住めないじゃあ無いの。」と妙に感心をしていたが、今が冬と言うことを忘れており、春から初夏になれば葦などは成長が早く直ぐに葦が池を覆うようになってくることを忘れている極楽トンボの単細胞の思いであろうや。そんな大正池を過ぎ更に林道を進むと舗装がやがて切れ、ここでRooNavの和美が道の確認をし、砂利道を真っ直ぐ歩く。そして右手の登山道に入る。最初は薄暗い植林帯をひと登りすると、明るい尾根に出た。民家や畑もある馬騎ノ内(まきのうち)で、炭焼き小屋もある。更に階段状の登山道を上り詰めるとここが鐘撞堂山だ。小広い山頂にはあずま屋があり、
ここには既に多くの中高年が皆さん楽しそうに新年会をやっており、お神酒も入って実に賑やかだ。展望台に上り見渡せば南側が開け、荒川、寄居の街並みや、関東平野が遠望でき、柱には各方向に見える山の紹介がされている。

 この鐘撞堂山は、その名の通り、敵の襲来を対岸の鉢形城に鐘を撞いて知らせるという物見の山で、標高は330mと低いながらもその眺めは素晴らしく、外秩父の山並みをぐるりと見渡すことができ、更に日光連山、上毛三山、浅間山、両神山、富士山などが雪を戴いた風景を見せてくれ
る眺望抜群の低山だ。それだけに物見の山としての価値があるのだろう。そんな展望を愉しんで今来た道をまた、戻ることとした。その途中でO,Sさんが足が攣ってしまい我がGod handの手さばきで回復を見せる。 「エヘヘヘ、一寸、カッコウヨスギルヤネン」 (^^;) (..;)

 そして少し戻り、右手に沢沿いを下り、車道を進むと円良田湖に出た。この円良田湖はただ見るだけでまた、今来た道を戻る。この円良田湖は、 美里町と寄居町にまたがる人造湖で、春には1500本の桜が見事で、また、年間を通してヘラ鮒、冬になるとワカサギの釣り場として大人気です。周囲4.3kmの散策コースは四季を問わず、気軽に楽しめる所だ。

 階段状の山道を10分ほど登ると標高247mの羅漢山に達する。ここからの下りの斜面に513体の五百羅漢が色々な表情を見せ祀られている。そんな羅漢さんの頭を撫でながら下って行く。

五百羅漢とは、釈迦の滅後、その教えを広めていこうと集まった阿羅漢(あらかん)達のことです。阿羅漢とは、修行を積んで悟りに達したものの称号です。

元々、インドの宗教一般で「尊敬されるべき修行者」をこのように呼んだ。
初期仏教では、修行者の到達し得る最高位をこのように呼ぶ。学道を完成し、これ以上に学ぶ要がないので阿羅漢果を「無学位」という。それ以下は、不還果・一来果・預流果を「有学」(うがく)位という。(四向四果)
特に大乗仏教では声聞を阿羅漢と呼び、批判的に仏と区別した。しかし、大乗仏教では二乗と呼ばれて、阿羅漢と独覚(どっかく)は「仏」になれないとされ、さらには「地獄」へも堕ちることができず、その位のまま輪廻が繰り返されるとする論書さえある。ただし独覚のサンスクリット読みはpratyekabuddhaでパーリ読みはpaccekabuddha。つまりインド仏教において独覚は仏の一種とされている。よって前記の論は中国で発生したと憶測されている。
中国・日本では仏法を護持することを誓った16人の弟子を十六羅漢と呼び尊崇した。また、第1回の仏典編集(結集(けつじゅう))に集まった500人の弟子を五百羅漢と称して尊敬することも盛んであった。ことに禅宗では阿羅漢である摩訶迦葉に釈迦の正法が直伝されたことを重視して、釈迦の弟子たちの修行の姿が理想化され、五百羅漢図や羅漢像が作られ、正法護持の祈願の対象となった。

 そんなもったいなくも羅漢さんの頭をナデナデしたので、きっと今年は良いことがあるだろうと勝手に想像しながら舗装された道を歩いていたら、マア、何匹物ねこちゃんがゾロゾロと歩いているではないか。もう、ネコ好きなS,Yさんの顔がほころび、そんなネコチャンを連れてこないかと心配になるくらいであった。きっと誰かが捨てていったものが繁殖してしまったのか。近くには廃墟があり、そこでネコチャンが暮らしているのであろうか。全く安易にネコを買い求め人の都合で勝手に捨て猫にしてしまう許せない行為だ。そんなネコチャンのことで憤りを見せながら寄居町を歩き、少し迷ってから、今日一番の登である急坂を登り詰めかんぽの宿「金山温泉」に到着した。ここで800円の入浴料を支払い、男女それぞれに別れ(ソリャアソウダンベサ・・・!!!)浴室に向かう。この温泉の泉質は、ph9のアルカリ性単純泉で、実にツルツルしていて肌にとても優しくオジサンもすっかりと美肌になるようで嬉しいことだ。そんなツルツル温泉に入り、その後は言わずと知れた缶ビールを買い求めブチュッとプルトップを開けゴクゴクと飲み干す。  「ウーーン、いつもながらウンメイヤ・・・!!!」

 こうして今年最初の遊歩は、低山ながらも中々変化に富んだコースで、皆さんそれぞれ愉しまれたようであった。  (^_^)


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  〜〜「オシマイ」〜〜