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Special個人山行


2012年新春初歩き


≪大野山から御岳山&日ノ出山へ!!!≫







 山行日:  2012年1月8日(日)
 山行先:  大塚山(921m)・御岳山・日ノ出山(902m)
 温 泉:  武蔵五日市「つるつる温泉」
 天 候:  晴
 Member:  2名 金川 勝夫・和美

 《行 程》
JR青梅線古里駅⇒登山口⇒大塚山⇒御岳山展望台⇒御岳山神社下⇒日ノ出山⇒水沢集落⇒ツルツル温泉(入浴・休憩)⇒武蔵五日市駅⇒三鷹


 ≪Sankou Memo≫

 3月11日に発生した未曾有の大地震、大津波、福一原発の放射能汚染と三重苦である、東日本大震災で、混乱と疲弊及び自粛モードと日本の情勢が一変してしまった2011年も終わり、希望と復興の2012年の新年迎えたと思ったら、あっという間に松の内も過ぎてしまった。そこで正月で飲み食いが続いたため、運動不足を解消しようと初歩きとばかり比較的に楽なコースである大塚山から御岳山を経由して日ノ出山へ行きそして下山後は、「つるつる温泉」で一浴してこようという計画で、吉祥寺駅から早朝なのでまだ比較的に空いている中央線に乗り、立川駅でJR青梅線に乗り換え古里駅で下車した。

 古里駅でトイレを済ませ登山支度を整えて、バッシと活を入れ冷えた外気もなんのそのとばかり、先ずは大塚山目指し9時10分出発開始だ。駅前を通る青梅街道を左に折れ直ぐ先の信号を右に曲がり吉野街道に出て、まんせい橋で多摩川を渡る。「丹三郎」と言うそば所を過ぎ少し迷った後、右手の短い坂を登り直ぐに右に曲がる。この道は綺麗に舗装されており、以前の面影は全くないので、その為、登山口に通じる道が分からなかった。山は少し間を於き訪ねてみると装いが違っているので、昔歩いた感は当てにならないものである。舗装が途切れ土道となると直ぐに網状のゲートがあり、その門扉を開通過後はその門扉を閉めて行かなければならない。きっと山から里へ下りてくる鹿や去るなどの侵入を防ぐためのゲートであろう。これも以前来たときには無かった物だ。

 良く手入れをされた静寂なる植林帯の急勾配を登って行く。この急登も以前来たときは、鬱蒼として暗かったのだが、今は明るくなっており、それだけに急登でも楽しくなってくる。やがて歩き始めてから40分経ったので、一本立てることにした。給水とみかんを食べ栄気を養う。山の外気は正月だけにとても冷たく休んでいても寒いので、直ぐに歩行開始で、また、急勾配を登り行く。やがてそんな急勾配も終わりを告げ楽な登山道となる。そして斜面上の階段を登って行くと東屋のある大塚山の山頂に飛び出た。そこには先客である高齢のハイカーが一人休んでいた。その人の仕種が何故か絵になるような人生の年輪を重ねた風格が有り、私もそんな品格を身につけたいものだと思うが、それは所詮無理なことであろうか。・・・!!!  (;_;)


 大塚山から広い尾根道を何頭に下る。やがて鞍部に出て斜面に刻まれた狭い階段を登るとそこが御岳山展望台だ。御岳山中腹の御嶽平のケーブルカー駅前の食堂の脇からリフトがこの展望台まで通っている。ここは7月の末になるとレンゲショウマがとても綺麗に咲いており、その時期は一段と観光客が増えて賑わいを見せている。 舗装された御岳神社の参道を歩き行くが、この参道が結構急坂と硬くて疲れた足には、辛いものがある。その為でも無いのだが、何故か御岳神社の参拝をパスしてしまった。その良いわけとして、「初詣は氏神様と深大寺へ行ったから、そんなに神頼みをしては初詣先の神様がへそを曲げてしまって御利益が無くなるから御嶽の神には失礼をしようぜ」と理屈をこねて日ノ出山へと向かう。この日ノ出山への道には多くの善男善女が御岳神社で参拝を済ませたのであろう。ゾロゾロと歩いている。御岳山の民宿で使用する野菜等を栽培している畑を左に見て、高度を徐々に増しやがて斜面上の階段を上り詰めるとそこが展望が開けた標高902mの日ノ出山山頂だ。マア、ここには多くの人が思い思いに休息をとっており実に賑やかだ。新年の初日の出を見るために元旦は、さぞかし込んでいただろうな。遠望すれば何と新宿の高層ビル群、多摩湖、西武ドームそして今脚光を浴びているあの東京スカイツリーが、和美に言わせると見えるとのことだ。ここで昼食Thymeとし、今回は寒いので缶ビールはパスして、その代わりに古里駅前のコンビニで買い求めたワンカップ「澤野井」の酒を飲むこととした。

 そしてツルツル温泉での入浴時間を考えるとそんなにのんびりともしていられないので、下山開始となる。今来た階段を下り、すっかりと綺麗になったトイレに寄る。何でも雨水をためて於いてそれを水洗トイレとして使用しているとのことだ。ワンカップの澤野井を飲んだためすっかりとヨカ気分となりスタコラサッサと広い尾根道を水沢集落目指し自然林をグングンと下って行く。途中、ワイワイガヤガヤと賑やかなご一行が降りてきたと思ったら何と今流行の山girlの5人の一団が、山fashionを身につけ我らおじさんとおばさんに「こんにちは」と声を掛けながらまるで疾風の如く掛け去って行った。私達も下山に関しては、決して遅い方では無いのだが、それを追い抜いて行く彼女たちは、さすがは若さがものを言うのであろうか。ウーーン、そんなはち切れる若さがうらやましくまた、微笑ましいものだ。

 下山開始から約、1時間、水沢に出て、その車道を左に曲がり、10分足らずで「つるつる温泉」へ到着した。ここで800円の入浴料金を支払い温泉に入る。この温泉がph9とアルカリ性が強くそれだけにこの温泉のnamingに違わずつるつるとしており、とても肌が滑らかになる。そしてここにはレストランが無く自販機で、缶ビールを買い求めをそれを飲む。こうして今年2012年のSpecial個人山行の開始となったのである。今年はCircle《ゆ〜ぽぴあ》の遊歩もさることながら、歩きごたえのあるこのSpecial個人山行も数多く実施しようと和美と話しながらバスに乗り武蔵五日市の駅へ向かい帰途に着いた。


〜〜「オシマイ」〜〜