Circle《ゆーぽぴあ》in2010に戻る

≪奥多摩むかしみちのPhotographはこちらからどうぞ≫

《次のページへ》









Circle《ゆ〜ぽぴあ》・遊歩記》

        第116回遊歩
青梅旧街道をのんびり歩き奥多摩の民俗を訪ねて
   もえぎの湯で汗を流そう




>
  遊歩日:   2010年11月23日(火・勤労感謝の日) 日帰り
  遊歩先:   むかしみち[奥多摩湖〜浅間神社〜白髪神社〜もえぎの湯]
         (山域 奥多摩・標高 600m)
  天 候:   晴れ
  参加者:   6名

 <行 程>

 奥多摩駅=バス⇒奥多摩湖(09:45着)
コレヨリテクテク歩き
奥多摩湖バス停・水と緑のふれあい館⇒水根遊歩道⇒しだくら橋⇒白髭神社⇒槐(さいかち)⇒羽黒三田神社⇒むかしみち入口⇒奥氷川神社⇒奥多摩駅⇒もえぎの湯(入浴休憩)⇒奥多摩駅⇒立川方面へ


 ≪遊歩記≫

 参加者6名が奥多摩湖のバス停に降りる。それにしても調布のS,Mさん、北区のS,Mさん、そして鴬谷のS,Mさんと3人のS,Mさんが今日は勢揃いをしているのは偶然にしても実に言い得て妙だ。そんな3S,Mさん、K,Mさん、そして2K,Kと先ずは「水と緑のふれあい館」の見学をする。
ここは奥多摩の動植物、それと奥多摩の近郷の昔の生活道具やお祭りなどが紹介されている。ここだけでゆっくり見ていると1時間はたっぷりとかかってしまう。それでさらっと見学し「奥多摩むかしみち」の入口へと向かう。
 この「奥多摩むかしみち」は、奥多摩駅前から奥多摩湖までの旧青梅街道をゆく人気の遊歩道コースで、今回私達は、登るコースは辛いので、バスで奥多摩湖まで行き、そこから下山するという形をとる遊歩だ。現在は国道の青梅街道が整備され、山梨方面へ向かう車の通り道でもあるこの地域だが、かつては馬や徒歩で塩山方面の人々との交易を行なう人々が通過する宿場町であった。

 整備された遊歩道を下り、そして息が上がってきそうな急な車道を昇りやがてまた、遊歩道へ入る。その途中には「手打ちソバ」のお店があり、早速和美がお蕎麦をお土産にしたいとのことで、そのお店を覗いてみるが、あいにくと土産のソバは売っていなかった。そして国道の左側に整備された遊歩道を滑らないように降りて行く。眼下には多摩川の清き流れが、白い筋となって下っている。当に「川の流れのように」の光景だ。多摩川の源流は笠取山(1,953m)の中腹からボタン、ボタンと落ちる一滴の水滴から端を発し、延長138kmの一級河川の大河となり東京湾に注いでいる。

 多摩川とは、山梨県から東京都を巡り都と神奈川県の間を流れる河川。下流域では東京都と神奈川県の自治体境界線となっている。
多摩川は、行政的区分として、上流部である西多摩郡部の一部が、知事指定二級河川になっている。他の大部分は大臣指定一級河川である。

 水系

 多摩川水系とは、河口のある多摩川を本流とする支流(一級河川・二級河川・準用河川)・湖沼を含め、国土交通省政令によって指定された水系。
多摩川水系の特徴は関東平野にあるにも係わらず、分水界がはっきりしている事である。そのため分水界水系と政令指定水系が一致している。

名称の由来

 名称の由来は諸説あり、よくわかっていない。万葉集東歌に「多麻河」として登場するが、835年(承和2年)、中央から発せられた官符では丸子の渡し近傍をもって「武蔵国石瀬河」と呼称され、11世紀の更級日記にも同名で現われている。上流の「丹波川(たばがわ)」との近似はよく言われることである。江戸時代には同音の字を使って玉川(たまがわ)の名が使われることが多かった。そのため、現在でも玉川の名は地名などに多く残る。

 そんな多摩川を眺め遊歩道を下って行く。今日は小春日和の暖かな日なので、紅葉狩のハイカーや小学生の団体などで結構賑やかだ。紅葉や黄葉も時期的に丁度良く金糸銀糸の鮮やかな彩りを見せている。真っ赤に染まったモミジの葉を手にすると春の芽吹きから、新緑そして夏の青々と茂る様。晩秋の使命を終え装飾して終える様は一年足らずの秋期であるが、森羅万象の雄大なる変化である。

 私は真っ赤に染まった紅葉よりも、むしろイチョウのように真っ黄色に染まった黄葉の方が良く分かり好きである。東京は遠方に行かなくても奥多摩でこうして素晴らしい紅葉が眺められるのであるから良いところだと認識を新たにした。そんな紅葉を眺めつつ遊歩道を下り時間的にも丁度良いので、流れの傍で昼食タイムとした。珍しくK,Mさんからお神酒の提供があり男性諸氏は、そのお神酒でお顔も真っ赤に紅葉しており、自然美の紅葉と合間って実に和やかな光景だ。

 そんな昼食タイムを採った後、更に歩を進めやがて奥多摩駅に着き、そこから少し進んで第2の目的地「もえぎの湯」に到着した。しかし、このもえぎの湯に着いて驚いたのは、館内は相当に混雑しており、浴場も込んでいて洗い場を確保するのが大変である。浴槽にも多くの人が入浴しており、湯ったりという気分にはほど遠い雰囲気だ。露天風呂に少しは入り、休憩室でこれもお目当ての生ビールを飲んでやっと落ち着く。このもえぎの湯のことだが、もう、一度来ればたくさんだという感想だ。

 こうして今回は紅葉も丁度良くまた、参加者も6名と丁度良くお互い和やかに遊歩が出来て何よりであった。こうして今年2010年も後、12月の「日向山忘年遊歩」を残すだけだ。
  (^^)  (^o^)


                                 「オシマイ」
   
>