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   Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記
            第208回遊歩
  "ふれあいConcert2013"
 ≪早春の一日・和楽器とクラシックの名 曲を聴き耳の保養をしよう・・・
!!!







        





       






  遊歩日:  2013年3月9日(第2土曜日)
  遊歩先:  新宿区立「新宿文化センター大ホール」「ふれあいConcert2013」
  天 候:  晴
  参加者:  15名

 《行 程》

●新宿駅西口改札口外=徒歩20分⇒新宿区立文化センター大ホール(Concert鑑賞) 解散

 ≪遊歩記≫

 今日は春うららの気温も18度と4月末の陽気となり、歩いていても汗ばむようだ。このふれあいConcertを鑑賞しないと何故か春が来た感じがせず、毎年日本Charity協会へ鑑賞希望の申込みをしている。今年の会場は、一昨年の会場と同じで、新宿区立文化センター大ホールだ。しかし、利便性から言えば、やはり、上の東京文化会館大ホールが良いがこればかりは主催者側の都合で何ともし難いことである。参加者15名が、新宿西口へ集結し、RooNavの浜のK,Kさんを先頭に文化センターを目指し歩を進め、靖国通りを歌舞伎町側の歩道を皆さん談笑しながら歩いて行く。私はこの歌舞伎町には、もう、何十年と来ていないが、歌舞伎町の再開発で、歌舞伎町のsymbolだったコマ劇場も今はなく町の様子もすっかり変貌していることであろう。

 そんな昔若い頃に遊んだ歌舞伎町に思いを寄せているとやがて花園神社の手前で、木々が植栽され花壇が路傍に置かれた遊歩道に入った。ここは喧噪する歌舞伎町のビュースポットとも言えるような歩いていても心が和む遊歩道である。そんな遊歩道を抜けると間もなく文化センター大ホールに到着した。この文化センターは、私が所属する都盲協の福祉大会が、新宿区支部の共催で去年10月に開かれたところでも有りその時の様子が思い出された。

 新宿文化センターのentranceで、参加者の皆さんにTicketを手渡し、それぞれPairとなってホール内に入る。ホール内は、マア、現在7分ぐらいの観客の入りで、私と和美他女性2名のyuupolerは、真ん中中央でステージから3列目の座席が空いていたので、そこに腰掛けた。過去何回もふれあいConcertへ来ているが、こんなに前列の席は初めてでここなら強度弱視の私でも単眼鏡を使用すれば演奏者もきっと見えるかも知れないな。

 やがて開演のベルが鳴り、ホール内は静寂となったのだが、私の右隣に座っている女性二人連れが、無頓着に私語を続けていたので、注意をした。この方は後で分かったのであるが、昔の知人がGuideHelperと来ていたのだった。開演に先立ち司会者の加藤知華さんからふれあいConcert2013のProgramの説明がなされ、いよいよ第1部「和楽器スーパートリオ」の演奏が開始された。ドーンドドドーーンと大迫力の和太鼓の音がホール内に満ちあふれ鬼太鼓座出身の双子の和楽器ユニット“AUN井上良平・公平、鼓童出身の"鳴り物師"秀の3名によるピッタリと息の合った和楽器の演奏がホール内の観客の身も心も魅了し、もう、館内は熱気が溢れ演奏者と観客が一体になっている。特に“AUN井上良平・公平の三味線の曲弾きによる津軽じょんがら節は、もう、双子の兄弟のピッタリと息の合った三味線の演奏には、観客はその見事さに呆然として酔いしれている。

 そんな第1部の和楽器スーパートリオ〜の演奏も拍手喝采で、あっという間に終了してしまった。そして15分間の休憩時間になり、和美から隣に座っている方が、六つ星山の会の何とO,Yさんだと聞きお互いの奇遇に六つ星山の会のことをあれこれと懐かしく話をした。

 そして 第二部はおなじみの東京都交響楽団のニューヨークフィルのopening Themeらディスキー行進曲を演奏し、奏者が舞台に集結しまた、会場の左右からは、クラリネットの演奏をしながら集まってきた。その演奏に合わせ観客は拍手喝采でこれからの東京都交響楽団の演奏に胸躍らせている。〜物語を彩る名旋律〜と言うテーマで、1番目にビゼー:歌劇「カルメン」より“前奏曲”が演奏された。その歯切れの良い曲に併せ前列の幼児2人が、身体を揺すりながら演奏に聴き入っている姿はとても可愛かった。そしておなじみの「アルルの女」が演奏され最後に歌劇「アイーダ」より“凱旋行進曲の大迫力の演奏ですっかりと気分は高揚しイヤー、生演奏の魅力にもう大満足であった。

 こうして今年もふれあいConcert2013の名演奏を聴き春を迎えたのだった。そして例年はこのふれあいConcertで、耳の保養をした後は、宴会の席を設け今度は胃腸の保養をするのであるが、明日、10日はCircle《ゆ〜ぽぴあ》の大山丹沢遊歩があるため、宴席はパスし新宿文化センターで、それぞれ解散となった。


〜〜〜「オシマイ」〜〜〜






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《参考資料》



  〜第1部〜

  ● 和楽器スーパートリオ〜
    Sanpato「井上公平/井上良平」 74「井上公平/井上良平」
   Be Free 「井上公平」 AUN三味線「井上公平/井上良平」
    1969-12「井上公平/井上良平」 Victory「井上公平」
    演奏 AUN&HIDE

  〜第2部〜

  ●〜物語を彩る名旋律〜
  ビゼー:歌劇「カルメン」より“前奏曲”
  ビゼー:「アルルの女」第2組曲
  ポンキエッリ:歌劇「ラ・ジョコンダ」より“時の踊り”
  ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より“凱旋行進曲
  指揮者 :山下一史 管弦楽 東京都交響楽団


    和楽器スーパートリオ

 「井上公平/井上良平」

鬼太鼓座出身の双子の和楽器ユニット“AUN井上良平・公平、鼓童出身の"鳴り物師"HIDEの3名が2011年に結成。日本を代表する太鼓グループで長年培った技術には定評がある
平成23年度文化庁文化交流便に任命され、2012年春に39日間をかけてタイ・ラオス・ベトナム・カン
ボジアの4カ国を回り、学校公演、ワークショップ、野外イベント、コンベンションのゲスト参加等、29公演で10000人以上を動員した。現地ミュ-ンンャンとのコラボレ-ションも多数行い、音楽を通した積極的な文化交流は各国で話題を呼んだ。帰国後、2012年6月、初のオリジナルアルバム「ONE ASIA」をリリース。同年11月末〜12月初旬に、バングラディシュ・インド・スリランカの南アジアツアーを実施した。
和楽器(太鼓・三味線・笛・鳴り物)の魅力を最大限に引き出した、彼らのエネルギ-溢れるステージは、祭りのように躍動感溢れるビートと、風のように爽やかな音色が心に響き、魂を熱く清める。

 AUN

 井上良平、井上公平の双子ユニット。18歳の時「鬼太鼓座」に参加、12年間、座の中心的プレイヤーとして活躍。2000年新しい表現を求め、AUN を結成。太鼓・三味線・笛など、和楽器の魅力は限りなく広がり新しい音楽を生み続ける。

HIDE

 17年間「鼓童」のメンバーとして活躍、国内外のアーチストと多数共演。2004年「鼓童」より独立。鳴物師・秀」としてソロ活動を開始、日本で唯一のチャッパリストは、ライブ活動、又、ワークショップの講師としても注目されている。


東京都交響楽団

TOKYO METROPOLITANSYMPHONY ORCHESTRA


 東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立。歴代音楽監督は森正、渡邊暁雄、若杉弘、ガリー・ベルティーニ。現在、プリンシパル・コンダクターをエリアフ・インバル、レジデント・コンダクターを小泉和裕、プリンシパル・ゲスト・コンダクターをヤクブ・フルシャ、またソロ・コンサートマスターを矢部達哉、四方恭子、コンサートマスターを山本友重が務める。
定期演奏会を中心に、ティーンズとの「ジョイントコンサート」、年間約60回の音楽鑑賞教室、ハンディキャップを持つ方々のための医・れあいコンサート」や地方公演など、多彩な活動に取り組んでいる。数多くリリースされているCDは、現代日本管弦楽の録音や、若杉弘、ベルティー二、インバルによる各《マーラー交響曲集》の他、人気のゲーム音楽にドラゴンクエスト-÷まで多岐にわたる。91年「京都音楽賞大賞」受賞。2012年度レコード・アカデミー賞「交響曲部門賞」受賞(インバル/ショスタコーヴィッチ:交響曲第4番)。海外公演でも、《首都東京の音楽大使として国際的な評価者尋ている。

 山下一史
 Kazufumi Yamashita

 84年桐朋学園大学卒業後、ベルリン芸術大学に留学。86年テンマークで開かれたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで優勝85年〜 89年までカラヤンのアシスタントをつとめ、急病のカラヤンのぼりJ代役をジーンズ姿で務め話題となる,以降、ヘルシンボリ交響楽団(スウ灘エーデン)首席客演指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢プリンシパル・ゲスト・コンダクター、九州交響楽団常任指揮者を歴任 また、02年より大阪音大ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団常任指揮者を務め、08年4月より同団名誉指揮者に就任。06年より仙台フィル/\-モニ-管弦楽団の指揮者として迎えられ、R シュトラウス「英雄の生涯」 リムスキー±コルサコフ「シェエラザード」のCD制作を行うなど積極的な活動を展開一09年4月から12年3月まで同団正指揮者を務める,09年4月にはサンクトペテルブルク交響楽団定期演奏会に出演し、大成功を収めた。また、11年2月にはシューマン「ゲノフェーファ」日本舞台初演を行うなど、現在、オペラ、オーケストラの両面において着実な成果を積み上げている指揮者として、ますます注目を浴びている。


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