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≪西沢渓谷のPhotographはこちらからどうぞ≫










Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

 

        第88回遊歩
 ≪深緑に輝く渓谷と
 名滝を訪ね温泉へ≫











  遊歩日:   2009年7月5日(日) 日帰り
  遊歩先:   西沢渓谷(山域 山梨)
  参加者:   8名
  天 候:   曇り 
  温 泉:   隼の湯 
 <行 程>

●新宿{07:30発・あずさ3号(特急)}⇒■塩山(08:52着)=タクシー⇒西沢渓谷入口⇒ナレイ沢橋⇒西沢山荘⇒三重の滝⇒人面洞⇒竜神の滝⇒貞泉の滝⇒七つ釜五段の滝⇒不動滝⇒森林軌道跡⇒大展望台⇒子酉橋⇒西沢渓谷入口(14:40発)=バス⇒隼の湯(入浴休憩)=タクシー⇒塩山

 ≪遊歩記≫

 幸に心配された雨も降らず、塩山駅で下車し参加者8名は予め頼んでおいたタクシー2台に乗り込む。開閉された窓から涼しい風が車内に凪がれとても気持がよい。兎に角、饒舌な運転手なものだから道中退屈することなく運転手に適当に合図値を内ながらタクシーは空いている道路を走り西沢渓谷入口に到着した。東沢山荘で蕨餅を頼んでおいて、これから西沢渓谷探索路へとイザ、出発だ。

 私は第2班で、和美を先頭にO,Sさんをサポートして歩く。この西沢渓谷には、六つ星山の会の会山行で2003年11月23日に訪れて以来の渓谷遊歩だ。あれからもう、6年経っているのか。あの時のChief担当者Sさんは北海道へ移住し子供も出来たとか。全く月日の経つのは早いもので、今回のCircle《ゆーぽぴあ》の西沢渓谷遊歩も5年も経つとそんな思い出に遠いところを見る目になるのであろうか。

 この西沢渓谷は、国師ヶ岳の東面に源を発する笛吹川の上流に位置し、奥秩父を代表する渓谷の一つである。入り口から淵、釜、滝が連続して、比較的短い距離に見所が集中しているので厭きることがない。春には新緑、初夏には花咲くシャクナゲ、秋には紅葉、冬は青い結氷と、四季折々の渓谷美が楽しめる。ハイキングコースだ。

 笛吹川の流れを左に見て、広い林道を暫く歩きやがて西沢と東沢の出会い二俣に到達する。そこから橋を渡りいよいよ西沢渓谷探勝路に入る。探勝路は以前来たときよりも良く整備されているが、何だか整備されすぎて、自然そのものの味わいが失われている感がある。笛吹川の清流は白い飛沫を立て激しく怒濤となり岩を噛みコバルトブルーに染め木々の深とマッチして当に癒しの風景だ。しかし、この清流には鉱石の関係で、魚が住まないというのだからこれもまた、奇妙な話である。最初の瀧である三重の滝を眺め私達は快適にマイナスイオンを浴びながら歩を進める。しかし、進むに連れて足場も悪くなり、私の後ろにいるO,Sさんの足取りが不安定となってきた。一方第1班ののS,Mさんは今日は快適に歩いているではないか。ハッハーン、これはきっとサポートをしているS,Yさんだから心躍る気持で歩いているのであろう。 ゲゲゲ (^^;)

 更に竜神の滝そして貞泉の滝と名瀑を鑑賞し、この西沢渓谷で最も迫力のある七つ釜五段の滝を眺めここから西沢渓谷ともお別れで、階段状の登山道を上り詰め整備された休憩ポイントで昼食タイムとなった。早速皆さんに定番のチクワのおつまみと缶ビールを手渡し乾杯となる。yuupolerは思い思いのお弁当を食べ、お腹いっぱいとなり栄気を十分に養い満足して、そこを後にし、歩きやすい広い軌道をグングンと下って行く。そしてあっという間に東沢山荘の前に到着した。ここで缶ビールを飲み蕨餅を買い求めて、予定時間より早いバスに乗り隼の湯へ向かった。

 下車後15分ぐらい歩き一般の民家のような佇まいの「隼の湯」の玄関に入ると何と靴が散乱しており、相当混雑していることを覚悟しなければならなかった。この「隼の湯」は

泉質、       アルカリ性単純温泉 
泉温        42.3℃ 約700リットル/分 
pH9,        95、
入浴料金大人    500円(2時間迄) 大人1日1,400円である。

 相当に込んでいると思い浴室に入ってみるとさほどでもなくゆっくりと温泉に入ることが出来て何よりだ。何しろpH9,95であるからもうスベスベしておりとても肌触りが良く歩いた後だけにその疲れが取れて行く感じがして、とても気分がよい。どうも見ていると皆さん浴室から外へ行くので、何であろうかと思っていたら露天風呂があるではないか。S,Mさんをサポートして、その露天風呂に入る。既にyuupolerが入浴しており、みんなのお顔もとてもサッパリしていてご機嫌である。そんな露天風呂にゆっくりと入り、それから休憩所で生ビールの大ジョッキーをグビグビト飲む。「ルルルン、ルルルン ヒヤー、ウンメイ、これぞ当に至福の時だ。」

 こうして今回の「西沢渓谷名瀑と温泉を訪ねて」の遊歩も無事に終了したのであった。

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