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   Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

            第203回遊歩
   水無月の一日・新緑に映える
 水と緑の宮ヶ瀬ダム周辺を訪ねて









 遊歩日:  2011年6月5日(第1日曜日)  日帰り
 遊歩先:  宮ヶ瀬ダム&宮ヶ瀬湖・水とエネルギー館
 参加者:  総数10名  男性 8名 女性 2名
 天 候:   薄曇り



《行 程》
 本厚木(9:40発)=バス約1時間⇒宮ヶ瀬 宮ヶ瀬湖周辺散策(遊覧船乗車・湖畔散策・ロ−ドトレィン乗車・水とエネルギー館見学)宮ヶ瀬バス停(15:50発)=バス⇒本厚木(16:50着)⇒小田急新宿方面へ   (^^)


 ≪遊歩記≫

 新宿で集合した参加者6名が、小田急のホームを歩いていると何と奇遇にも以前六つ星山の会で、親しかったH,Kさんを和美が見つけ「オヤ、久しぶりね。」と声をかける。何でもこれから新松田駅で、お仲間と集合し、大野山へ行くのだそうである。そんなH,Kさんと車中で、以前の六つ星山の会のこと。H,Kさんの近況等を話をしていたら何と我ら6人が下車駅である本厚木駅を乗り過ごして、一つ先の駅まで来てしまったではないか。慌てて電車から降り反対側のホームへ急ぎ向かう。幸にもgoodTimingで新宿方面への電車が来たのでそれに乗り込み本厚木駅で下車する。既に到着していた浜のK,Kさん、N,Mさんと合流し次いで今日の担当者Kご夫妻と程なく一緒になり宮ヶ瀬湖行きのバスに乗り込んだ。

 バスの車中は、日曜日だけに結構混雑しており、女子高生と思われるGroupが、甲高い声を発し楽しそうに話をしている。この年頃は箸が落ちても可笑しい年代だそうだから、一寸したことがとても可笑しく笑い声が出てしまうのだろう。何しろ乗車時間が小一時間もあるので、早速愛用のプレクストークポケットを取り出しDaisy図書を聞くこととした。暫くDaisy図書を聞いていたら、やがてバスは終点のの宮ヶ瀬湖へ到着した。今回の担当者のK,YさんからコースのLectureを聞き高齢の「声出し」を済ませ一同、これから宮ヶ瀬湖周辺の遊歩の開始だ。

 それではこの宮ヶ瀬湖について少し述べてみよう。

 相模川の支流、中津川の上流にそびえる首都圏最大のダムは、神奈川県民の水瓶で
あり、21世紀の人々の贈り物として作られた。犠牲になった集落を忘れないために
公園内には、大きなモミの木があり、12月には、日本一のクリスマスツリ−で飾られ有名だ。 丹沢山塊の清らかな水をたたえた、宮ケ瀬湖は、総貯水量が約2億トンで芦ノ湖とほぼ同じである。宮ヶ瀬湖の水は生活用水、農業用水、工業用水などとして主に神奈川県に供給されている。上水道は横浜市・川崎市・横須賀市等神奈川県全体の2/3の地域、県人口の90%に供給している。

観光

 宮ヶ瀬湖は周囲の景観の調和、歴史的価値などの観点から評価され、神奈川県では丹沢湖と並び「ダム湖百選」(財団法人ダム水源地環境整備センターより)に認定されている。宮ヶ瀬湖周辺は美しい景観が望めるスポット、アミューズメント施設などが整備されており、また大規模な駐車場も整備され、自家用車での来訪者が多い。宮ヶ瀬湖畔地区に植えられているもみの木は毎年12月になると装飾され、クリスマスツリーとして来訪者の目を楽しませる。

 140段の階段を降りてロードトレイン「ミヤ号」にオジサン達が、童心に返りゆっくりと走るキシャポッポに乗り、この宮ヶ瀬湖にある観光スポットを巡回する。吹く風はとてもさわやかで余り陽射しも強くなくこの時期紫外線が強いので、そんな薄曇りの天気が、多いに助かる。しかし、よくもまあ、ダム開発の一貫とは言えこんなリゾート地を長年に亘って良く作ったものだと感心してしまった。そんな観光スポットを見てから今度は、宮ヶ瀬湖々畔に長さ340mに渡り張られた吊橋を往復する。そして宮ヶ瀬湖水の郷交流館へ行き、湖底に沈んだかつての宮ヶ瀬地区の歴史、文化、産業など郷土の資料を興味深く見学する。

 そしてその宮ヶ瀬湖水の郷交流館の前の芝生で、昼食タイムを採ることとした。各自が持参したお弁当を拡げオジサン達は、まるで幼児になったようなあどけない顔をして、そんなお弁当をパクつく。この日のために2回も下見をしたK,Yさんがマア、気を使って銘酒、焼き鳥、唐揚げ、漬け物等々と出るは、出るは。実にそんな数々のオンパレードに皆さん、感謝し有りがたく頂いている。私は和美と共に売店で山菜うどんを注文し、この芝生地まで届けて頂いてそれを食べる。このうどんがサッパリとしており、缶ビールと共にモウ、ツルツルツル、ゴクゴクゴクと気持ちよく喉を通り胃袋に収まって行く。 「アーー、ウンメイ。  (^_^)

 そしてそんな美味しいうどん、缶ビール、銘酒等々と頂、すっかりと満腹となったので、今度は遊覧船に乗り、宮ヶ瀬湖を渡船することとした。この湖は中津川などの丹沢山塊の清らかな水をたたえ、総貯水量が約2億トンで芦ノ湖とほぼ同じだとのことだ。船員に聞いたところによるとブラックバス、フナ、ワカサギ、ウナギ、コイそのコイも長さ1mもある巨大なるコイがいるとのこと。この宮ヶ瀬湖は水流が早いため釣りは禁止となっているそのため、多くの魚類が邪魔されずに繁殖しているのだ。やがて遊覧船はダムサイトに到着した。これからこの巨大なるミヤがセダムの見学だ。

 このミヤがセダムは、高さ160m
ダム型式重力式コンクリートダム
堤高156.0 m
堤頂長400.0 m
堤体積2,060,000 m3
流域面積213.9 km2
湛水面積460.0 ha
総貯水容量193,000,000 m3
有効貯水容量183,000,000 m3
利用目的洪水調節・不特定利水・
上水道・発電
事業主体国土交通省関東地方整備局
電気事業者神奈川県企業庁
発電所名
(認可出力)愛川第一発電所
(24,000kW)
施工業者鹿島建設・大林組・
戸田建設
着工年/竣工年1971年/2000年

 私達はダム建設で用いられたインクライン(incline)、丁度ケーブルカーのようもので、それに乗り、斜度35度というダムの巨大なる壁面をゆっくりと説明を聞きながら下降して行く。そんな実に壮大なる宮ヶ瀬ダムに圧倒され驚嘆の声が観光客から上がる。インクラ員を降りてダムサイトを下から見るとこれがまた、大迫力で、あの北アルプスの黒部第4ダムと匹敵するようなものすごい光景だ。そしてダムサイトの宮ヶ瀬ダム 水とエネルギー館へ行く。ここはダムが生み出す水とエネルギーについて楽しみながら学ぶことができる施設
だ。そんなダムとエネルギーについて学んだ後、大型エレベーターに乗り先ほどのダムを今度は上に上がる。そして先ほどの宮ヶ瀬湖の遊覧船に再度乗り、出発点の賑やかなお土産や、食べ物等を売っている売店が建ち並ぶところに来て、各自、お好みのソフトクリームを食べて、ご満悦だ。  (^_^)

 こうして今回の宮ヶ瀬湖遊歩もKさんご夫妻の気配りにより、愉しく過ごすことが出来ました。K,Yさん、K,Hさん、本当に有り難うご座いました。 (__)

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                  「オシマイ」