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Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

        第92回遊歩
     ≪相模湾、東京湾、好展望の里山
    を歩き兜焼を食べよう≫







 

  遊歩日:   2009年9月6日(日)
  遊歩先    三浦富士(183m・山域 神奈川) 砲台山・武山
  参加者:   10名
  天 候:   晴れ

 《行 程》
 津久井浜駅⇒登山口⇒三浦富士⇒砲台山⇒武山(昼食休憩)⇒一騎塚バス停=バス⇒横 須賀中央駅⇒bar哲(会食休憩)⇒横須賀中央駅⇒品川方面へ

 ≪遊歩記≫
 横須賀中央駅で参加者10名が、自己紹介を行いRooNavのN,Mさんを先頭に3班編制で行動開始である。私はまたもS,Mさんとのコンビで、歩くこととなり、あまり車も通らないのどかな道をお互いおしゃべりしながらのんびりと歩を進める。歩くに連れ畑や田んぼの続く里の風景となり、季節は9月の初旬だけにまだ残暑の陽射しはきついが、幸にも海岸縁だけに吹く風が涼しいので、歩いていてもそんなに汗をかかないのでこれは大助かりだ。路傍には色々な花が咲いており、その花を指さしながらS,Yさんが「これは××花ですよ。」と説明に余念がない。それにしても良く花の名前を覚えているものだと感心する。私などは花の名前を聞いている傍から忘れてしまうのであるから覚えられるはずがない。 (;_;)

 やがて道が丘を登るようになると、段々畑は少なくなり、南斜面一帯は一面のミカン畑に変わる。ふりかえると山に囲まれた盆地のような平地に田んぼや畑が箱庭のように広がっている。警察犬訓練所のところでミカン畑への農道は終わり、ここからいよいよ三浦富士への登山口となる。ここで一本立てての小休止を取ることとした。早速S,Mさんが、モジモジしているので、曾ての煙友の一人であった私は直ぐ気がつき皆さんから離れたところに彼を誘導し、思う存分タバコを吸わせてあげた。最近yuupolerもタバコを吸う方が少なくなり、S,MさんとN,Tさんの二人だけになった。彼ら二人はいつまでタバコを吸うのかそれを見届けるのもまた、面白いものだ。そんな禁煙一年生の私もタバコの誘惑に負けないようにしっかりと頑張らなければと心に活を入れる。

 サア、一休みしたので、これから登山開始だ。何しろ富士山へ登るのだからバシッと気合いを入れて登らなければならない。三浦富士と名付けられているだけに登山口にはちゃんと鳥居が立っており、yuupoler、善男善女、気持を新たにして、登るんベイヤ。 (^_^)
よく踏まれた樹林の中野山道を登って行くと道は傾斜のきつい階段となる。そんな急坂をひと登りするとやがて三浦富士山頂へ立つ。天気が良ければ東に東京湾、西に相模湾が広がり見えるのだが今日はあいにくと曇っているのでそんな風景は望めないのが残念だ。三浦富士の山名の由来は、山の形が富士山に似ていることと、山頂から相模湾を隔てて富士山を望めるところから、浅間神社が奉られ、富士山信仰の山として三浦の里人に親しまれたからだ。

 そんな三浦富士山頂で、一休みした後、記念写真を撮りまた、歩を進める。山頂から枯葉を踏みながら雑木林の中を少し下ると、尾根上のコースとなり、するとブルブルーーン、ブルルンとオートバイの音がするではないか。「馬鹿がこんなところまで来てオート害を
乗るなよ。」と心で絶叫して相手を猛烈に批判する。全く山は静かに歩くところで自転車やオートバイで来るところではないのが、分からない奴らがいるのが残念でならない。もっとこんな里山を大切にして貰いたいものだ。

 そんなアップダウンの尾根を過ぎ途中車の通れる砂利道へ出る。そして左方向へ進むと相模湾の見える展望台に着いた。私達はその展望台で景色を見ていたら、初老の男性がとても穏やかに湾に向かい指をさしながら説明をしてくれた。そんな説明を聞きその場を後にして行くと何と先ほどのオートバイが止まっているではないか。ガーーン、アア、アレは、あの時のオートバイ野郎だったのか。この落差の大きさには全く驚いてしまった。 (^^;)
そんなアクシデントに苦笑しながら、そして暫く行くと道が平行するように左右に分かれる場所に出た。私達は右に行き、5分ほどで電波塔のある砲台山へ着いた。その頂上にはコンクリート造りの第2次大戦時の砲台の跡がある。そんな砲台跡を見てから一旦、分岐に戻り武山へと向かう。

 なだらかな道を左手に行き、無線中継塔のフェンスの脇を登ると、武山不動尊のある武山に着いた。この武山山名の由来は、日本武尊が東征のとき、横須賀の走水から現在の東京湾を渡って上総に向かう途中に、この山に登ったからだと伝えられている。休憩所は先客で賑わっていたが、私達のために席を譲ってくれたので、ここで昼食休憩を取ることとした。早速、皆さんに缶ビール、チクワを振る舞い私も缶ビールを飲みチクワを食べようとしたらいくら探してもそのチクワが無いではないか。どうしてだろうと和美に聞いたら「アラ、9本しか買ってこなかったから皆さんに分けたらカッチャンのは無い分けね。」と平然と応えているではないか。「モウ、コノー、何で重たい思いをして持ってきた俺にチクワがないのは納得できない。」と和美に結うと「それも仕方がないわね。過ぎてしまったことはあきらめることよ。」ともう、憎たらしく言うではないか。もう、しょうがないからモロキュウをバリバリ食べながら缶ビールをグビグビ飲んでしまった。 クヤジー

 そんな食べ物の恨みを後に残し、お腹もきつくなったので、そこを後にして、不動尊の境内からツツジ並木の急坂の参道を下り、住宅地に出てから広い賑やかに車が行き交う車道に出てしばらく歩道を行き、途中のガソリンスタンドでトイレを借りサッパリしたら、そこへ何と買ったばかりのストックを忘れてきてしまったではないか。ストックに未練を残しながら一騎塚のバス停からバスに乗り横須賀中央駅で下車し、ゴールインのお楽しみ、和風創作料理の「bar哲」にて、会食宴会となり久しぶりの参加となったT,Kさんの乾杯の音頭で美味しい料理を食べながら生ビールを飲んだ。「ゴクゴクゴク、ヒヤー、ウンメイ・・・!!!」特に料理の中では鮪の頭の「兜焼」が圧巻であった。 

 こうして里山歩きそして美味しい料理、生ビールとこれぞ当に健康のありがたさ、恵まれた至福のひと時を過ごした。

          (^o^)  \(^O^)/  (^^)





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