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≪三頭山遊歩のPhotographはこちらからどうぞ≫









Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

   第252回遊歩
≪清秋の一日・多摩の峰嶺を歩き温泉に
 入り生ビールで乾杯だ・・・!!!≫









  遊歩日:  2017年11月12日(日曜日)
  遊歩先:  三頭山(標高 1527,6m 山域 奥多摩)
  温 泉:  数馬の湯
  天 候:  晴れ
  参加者:  3名


 《行 程》

 ◎武蔵五日市(07:55着・08:12発)=バス⇒都民の森(09:12着)=5分⇒山仕度→鞘口峠(09:37)⇒1回目の小休止(10:12)→見晴台(10:33)→東峰(11:07)→西峰(11:23)→避難小屋(11:45〜12:25)→大台山(12:35)→槙寄山(13:45)→西原峠(14:02)→車道(15:10)→数馬の湯((15:34〜17:10)=5分⇒数馬の湯バス停=バス⇒武蔵五日市→立川方面へ


 ≪遊歩記≫


 今回の三頭山遊歩は当初10月29日に実施する予定であったが、台風の影響で、雨天中止となり、折角、浜のK,Kさんが、下見までした三頭山遊歩であるから、実施日を延期しようとあれこれ日にちを考えていたが、結果、11月12日に落ち着きこの日にあいにくと他のyuupolerは都合がつかず私達と浜のK,Kさんの3人で、三頭山遊歩を実施することとなった。

 ホリデー快速に三鷹駅から乗車し、青梅線の途中の拝島駅で、浜のK,Kさんと合流出来て武蔵五日市で、下車した。その駅前には多くのハイカー、家族連れが、列をなしバスを待っているではないか。結局、大幅にバス3台が増便され定時のバスト併せて4大が、一路、三頭山麓の都民の森へと向かう。プレクストークポケットで、津本陽の小説を聞いていたら、小一時間して、やがてバスは都民の森へ到着した。

 バス停から少し歩いたビジターセンターで、山仕度をして、浜のK,Kさんを先頭に和美そして私と3人縦隊で、晩秋の澄み切った秋空の下、靴音も軽やかに一路、三頭山山頂目指し歩を進めた。そんな我ら一行、程なく鞘口峠へ達した。そこから張り切った女性達5人のGroupが、私達を追い越しサッサと登って行く。山ガールと言いたいが、とてもガールとは思えないオバサンGroupだ。山へ来て思うのだが、このオバサンGroupが、迚も元気溌剌で、さっそうと登山をしている姿は、現代の社会を象徴しているかのようだ。

 少し汗ばんだ頃、衣類調整をするため一本立てて、小休止をする。ここで合掌し般若心経を唱える。そしてよく整備された登山道を快適に登って行く。しかし、都民の森として整備されるのも家族連れが、登山するのには良いであろうが、山はやはり自然のままが良いのであって、こうきちんと整備されていては、山の魅力が半減してしまう。これもあちらを立てれば、こちらが立たずで、仕方が無いところであろうか。

 そして更に歩を進めて行くと木組みで、作られた見晴台へ到着する。ここでは何人かのハイカーが休みを取っていた。私達は休まず歩を進める。ほどなく三頭山のpeakの一つ、東峰に達し更に西峰へと来る。ここでは多くのハイカーが、それぞれ秋晴れの下、休みを取っている。遙かかなたには、富士山が堂々たる雄姿を見せ屹立している。ここで浜のK,Kさんがそんな富士の雄姿をデジカメでパチリと写す。そんな賑わいを見せている西峰を後に更に歩を進めやがて避難小屋に達した。ここで昼食Thymeである。缶ビールと日本酒のワンカップをお互い分け合い乾杯をする。この時期になると温かいカップヌードルが、実に美味しいものだ。

 これからの行程を考えるとそんなにのんびりともしていられないので、早々に昼食Thymeを切り上げ、腰を上げ出発する。ここからは今までの賑わいが、嘘のようでやっと本来の静かな山の雰囲気を保ちザックザックと落ち葉を踏みしめダブルストックを就き快適に下って行く。やはり、山はこうで無くては、山本来の自然の姿とは言えない。それにしても極端にハイカーが少なくなり、このコースは山慣れしていないと歩くのに躊躇してしまうのであろうか。

 山歩きも3人だとSpeedyに歩けるもので、ドンドンと落ち葉で積もった登山道をまるでスキーでもしているかの如く、スタコラサッサと駈け下って行く。そしてあの想い出の槙寄山へ到着した。ここは私が六つ星山の会の山行部長をしていた時に12月に忘年山行として、多くの六つ星山の会の会員達と山頂での忘年会を開催した山なのだ。時は流れもう、幾星霜、あの時私のために小児癌で失明した当時まだ小学4年生であっただろうか。M,Mさんが、全く見えない目で、何と墨字で感謝状を書いてくれた。あの時の感激は今でも忘れずはっきりと思い出す。M,Mさんも今では立派な青年になっているであろう。それと同時に私もそれなりに年を取ってしまったわけだ。トホホホ  (^^;)

 そんな槙寄山山頂のベンチで休んでいたら、単独行の女性ハイカーと声を交わすこととなり、わたくしもつい目尻を下げて「雨など如何ですか。」とその女性に差し出す。そうしたら私も負けてなるかと何と浜のK,Kさんが、「これを食べませんか。」と何かを差し出す。そして私が「美人って徳ですね。」とその女性に行ったらその女性がニコニコして微笑んでいた。傍に居た和美が私も女性なんだとばかり怪訝なる顔をしていたのには、笑ってしまったね。 テヘヘヘ

 そんな愉快な女性との談笑と想い出の槙寄山を後にして、西口峠を過ぎやがて私達一行は、車道へ到達した。そしてお目当ての「数馬の湯」へ行き、湯ったりと入浴を済ませこれまた定番の生ビールで乾杯をする。当に山歩きをし温泉に入り、そして生ビールと晩秋の一日、至福のひと時だ。これだから山歩きはヤメラレマヘンナ。そんな生ビールを飲み数馬の湯を後にして、武蔵五日市のバスに乗り、コックリコックリ居眠りをしながら、武蔵五日市駅へ向かったのだった。

 パチパチパチパチパチパチ
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〜〜「オシマイ」〜〜


る。


 《遊歩先の紹介》


  
三頭山


 三頭山(みとうさん)は、東京都西多摩郡奥多摩町・檜原村、山梨県上野原市、北都留郡小菅村にまたがる標高1,531mの山。日本三百名山、山梨百名山の一つに選定されている。3つの頂上があるので三頭山と言う。西峰(1,527m)・中央峰(1,531m)・東峰(1,528m)があり、三角点は東峰に置かれている。奥高尾縦走路、笹尾根の北端。奥多摩三山の最高峰。また多摩川最大の支流、秋川の源頭の山でもある。
 約800万年前に地下から溶岩が突き上げ、およそ8合目までが石英閃緑岩でしめられている。この閃緑岩を数馬御影石と称している。三頭山周辺は、檜原村都民の森水源林として保護されており、山頂周辺にはブナ林が残っている。山頂は眺望に恵まれ富士山や雲取山、奥秩父山塊、丹沢山地などを望むことができる。

 登山

 登山ルートは檜原村側にある「都民の森」を経由するルートがよく歩かれている。その他、北側の奥多摩湖側からヌカザス山・入小沢ノ峰やイヨ山を経由するルート、西側の小菅村から向山・鶴峠を経由するルート、南東側の槇寄山方面から笹尾根をたどるルート等がある。