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☆★☆《日々快走inマラソン1997》☆★☆

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   大会名   彩の国(埼玉)シティマラソン
 マラソン日   1997年2月2日(日)
   種 目   フルマラソン(42,195m)
   記 録   3時間59分20秒
  総合順位   2896人中 2418位
  種目順位   780人中  480位
  気象条件   天候 晴れ
         気温  4、0度C
         湿度  62%
         北の風 1、2m

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[感想]

 2月2日(日)に埼玉県の 97 彩の国シティマラソンに出場しました。昨年から大会の前になると体調が悪くて、3回の大会を欠場していました。又、今年になって一番楽しみにしていた「東京シティマラソン」も友人の葬儀で欠場してしまったので、今シーズンの初めてのマラソン大会で、それもいきなりのフルマラソンなので、ろくに練習もしていないので自信は全くなかったのですが思い切って出場をしました。

 当日車で上尾の陸上競技場に7時40分に到着して、受け付けで出場の手続きをしようと思って受け付けコーナーに行くと、何とすごい混みようで、早く着たのにこの行列はどうしたのであろうか。何でもコンピューターが故障をしたので、大幅に受け付け事務が遅れているのだとか。これではスタートの8時40分には間に合わないかも知れないと思ったので、家内に列ばせて私は準備体操をする事にしました。20分ぐらい準備体操やら軽いジョギングをして戻ってみるとまだ家内は帰ってこない、まだ受け付けに列んでいるのであろうか。8時30分はとっくに過ぎているのにこれではスタートに間に合わないじゃあないか。行列から怒号が飛ぶ、するとスピーカーからスタートを9時にしましたので御安心下さいと知らせている。全く一人で来ている人は準備体操も出来ないじゃあないか。もっとスピーデーに処理をして欲しいものである。

 9時スタートだ。いつもこの時は緊張をするときだ。今回は10Kを55分でペースをとって走ることにしました。いつも前半は飛ばして後半にバテてアップアップになるので、今回はペースを守ってゆっくりと走ることにしました。10kの関門では丁度スタートをして55分で走ってきている。ここまでは吸水もせず順調に来ている。体調もまずまずでこれなら完走できるかもと安心をする。20Kの関門もわりと早く10時43分に着いた。もしかして今日はサブ4が出来るのではと内心ほほえむ。足も軽く快調に走っている。30Kの関門は一寸時間がかかったが、それでも55分のペースで11時38分には着いた。さあここからがいよいよつらくなる距離に入る。足どりも重くペースがガタンと落ちてきている。ウエストポーチからレモンをとりだしてガブリと噛む、口の中やら腹の中に酸っぱい味がしみこんで、体がシャンとなったようで、不思議なものでそう思うと体も軽くなりヨタヨタではあるが走れるようになってきた。

 35Kの関門も12時13分に着いた。これなら後7K45分かかったとしても、3時間57分にはゴールに立てるのではないか。念願のサブ4が出来るかも知れない、このところ4時間6分前後でトンとサブ4をしていないので是非、達成をしたいものである。心と体は反比例でドンドン走りは遅くなってくる。又、レモンをかじって体にカツを入れる。それでも足には痙攣も来ずどうにか走っている。ゴールまで後2Kの所までどうにかたどり着いた。すると走っていた足に突然大腿二頭筋(モモの後ろ側)に痙攣がはしる。いたい、一歩足を出すが足が硬直して走れない。そこで道端によってストレッチをしてみるが効き目はない。懸命にストレッチをしているとマラソン大会の係りの人であろうか、コールドスプレーをかけてくれた。するとどうだろう、今まで足が突っ張っていたのが治って走れるようになった。それでも足全体は棒のようで感覚もままならない。急げ、急げなんとしてでもサブ4だ。陸上競技場が見えてきた。競技場の外周を一周しなければならない、残り時間は後わずか12時56分モウ懸命である。陸上競技場にはいる。残り200Mゴールが見えた・・・!! (^_^) 着いた、着いた、着いた。時間は3時間59分、ヤッターギリギリサブ4達成した。今回は練習もしていなかったのに念願のサブ4が出来た。これも最初から飛ばさずペースを守ったからであろう。本当に良かった足どりはぎごちなく突っ張って歩いているが、気分はハイで充実した気持ちで一杯である。サア今度は青梅マラソンだ・・・! (^^)!



   大会名   青梅マラソン大会
 マラソン日   1997年2月16日
   種 目   30K
   記 録   2時間42分30秒
   天 候   曇り後晴
   気 温   4度 無風
  ゼッケン   7000番

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[感想]

 深夜から降り続いていた雨が16日の朝になってもやまず大会が心配されたが
青梅について、スタートの時間になったら運良く雨も上がってマラソンには絶好
の条件で走れることが出来ました。去年はあいにくと雪のために中止となったの
で、2年ぶりの大会なので皆、期待に胸膨らませてスタートに立っている。
 午前10時スタートのピストルを合図に一斉に飛び出す。私は7000番なの
で結構後ろの方です。しかし、青梅マラソンは人気のマラソン大会だけに参加者
も12、000人とけたはずれに出場者が多い、スタートラインまでに到着する
のに4分はかかってしまった。前に行こうにも剰りにも人が多くてなかなか前に
行けない。 それでも人の間をぬって前にと進んでいく (一寸カッコウ良いか
な・・・!!)、ゼッケンナンバーも今回は7000番と縁起がいいので好タイ
ムで望めそうで、足どりもまずまず軽いし、何とかいけそうである。15Kの折
り返し地点までは吸水も取らずに1時間21分で到着をした。 これならば残り
15Kを1時間25分かかったとしても2時間45分でゴールできそうである。

 20Kの当たりからやや疲れが出てきて足どりも重くなってきた。吸水を待ち
かねたように取る。いつも思うのだが、この水のうまさよ・・・まさに活力が沸
いてくる。水を一気に飲み干して又、アップダウンの続く道をひたすらゴールに
向かって走る、走る。往路では感じなかったが復路になると、この勾配の登りが
足に堪えて、呼吸も苦しくなってきて一変に疲れが出てくる。何回かの吸水を取
ったり沿道の応援の人の差し出す梅干し、アメ、レモン等をもらって身体にむち
打って又、走る、走る。 残り5Kにまで来た。 時間は2時間13分になってい
る。2時間45分まで30分は余裕がある。これなら2時間45分でいけそうで
ある。しかし、足取りは重い・・・苦しい、ここで2月2日の彩の国フルマラソ
ンを思い出す。 あのフルマラソンが出来たのだから30K何て大したことはな
い、あの時だって30Kまでは楽勝できたではないか。そう思うと一団とペース
も上がって「ヤッタロウジャアナイカ」と顔を両手でたたいて走る。すると隣に
走っていた女性ランナーが「良かったらヤクルトを飲みませんか」と差し出す。
思わずにっこりして「ハーイ有り難う御座います」と嬉しそうに手を出す。その
ヤクルトを一気に飲む、するとどうだろうか活力が沸いてきて足にも力が出てき
た。その女性と一緒に走ろうと思ったが、アッという間に走り去っていってしま
った。 (;_;)

 残りゴールまで2K青梅の繁華街に到着した。 沿道の応援が一段と大きくな
る。 心配していた足の痙攣が右の下腿に感じるようになってきた。 「まずいな
あ」と思って足を伸ばすようにして走っていたらどうやら痙攣も治まったので一
安心である。ゴールまで500Mの声がかかる。この当たりだと口は半開きでゴ
ールインをした後のことを考えて走る。ビールヲ一気に飲んでやろうとか、バナ
ナをがぶつこうとか心に叱咤激励して走る。ゴールが見えてきた。「やったぞ」
係員の 「オツカレサンでした」 の声に出迎えられてどうやらゴールインが出来
た。今回は2年前の青梅マラソンの記録3時間6分を大幅にクリア出来たので満
足の大会だった。しかし、フルマラソンを経験しておくと30Kもわりと楽に走
れるので、 やはりフルマラソンはやっておく必要があると改めて感じた次第で
す。今度は3月2日の「三浦ダイコンマラソンだ」・・・!! (^_^)



   大会名   三浦国際市民マラソン
 マラソン日   97年3月2日(日曜日)
   種 目   ハーフ(21,095m)
   記 録   1時間51分
   天 候   曇り、肌寒くやや風有り
  スタート   9時37分
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[感想]

三浦国際市民マラソンに出場しました。このコースは三浦海岸から、海岸線を走って山道のアップダウンの続く道を延々と走り、城ケ島大橋を渡ってすぐに折り返してくるコースです。アップダウンがあり、ランナー泣かせのコースです。今日は昨日の暖かさと違って風がとても冷たい日です。でもマラソンにはこのぐらいの寒さが適しているのかも知れません。何だか時間が慌ただしくて、体慣らしの走り込みが出来ませんでした。ハーフの参加者は5000人だそうです。スタートの場所は満員電車なみの混雑です。スタートをしてからスタートの地点まで約3分かかりました。最初はノロノロとした走りを続けていました。まだ身体が慣れてないうちに早くも最初の難所急な坂道にさしかかりました。金曜、土曜と二日間飲み会が続いたので胃が重たく息も切れてどうも体調は思わしくありません。
それでも何とか急な坂をクリアして身体もどうやら慣れてきたので、前へ前へと進んでいく。それにしても右の脇腹が痛い、やはりマラソンの前は酒を飲んだりしてはいけないようである。その痛みに耐えてのどかな田園風景の中を走っていく。空にはトンビが輪を描いている。アップダウンを何回か繰り返しているうちに城ケ島大橋が見えてきた。ここら当たりから先頭の集団が折り返してドンドンと走ってくる。程なく大橋を通過して1回目の吸水を取って折り返し地点に到着した。時間は10時27分、50分かかっている。往路での下り坂が今度は登りとなると思うとうんざりするが、頑張って復路をわりと快走して行くことが出来た。フルを先にやり、30Kをこなしてハーフに出場したので気分的にも楽で又、体力も余裕があり復路もそんなに苦しまなくて走ることが出来た。海の景色を眺める余裕もあり、ウグイスのきれいな音色も聞くことが出来て後半の足の痙攣もなくてゴールインできた。3月はこれで終わりで今度は4月13日の一ノ宮桃の里マラソンだ・・・ (^_^)v



   大会名   一の宮桃の里マラソン
 マラソン日   1997年4月13日(第2日曜日)
   種 目   ハーフ(21,095m)
   記 録   1時間49分03秒
   天 候   快晴

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[感想]

 このところ、週末になると雨が降っていたが、今日は久しぶりの晴天に恵まれてまさにマラソン日和である。桃の花も満開で桃源郷を思わせる、ここ山梨県の一ノ宮町で行われる「第17回一ノ宮桃の里マラソン」に今年で4回目の参加である。
県内外から六千名のランナーがそれぞれの種目に参加をしている。本当に一ノ宮はロケーションが良くて、遠望すれば雪をかぶった白鳳三山が見えて、町並みもきれいで、特にこの時期は桃の花が満開で、町がピンクに染まっているようである。

 午前10時、スタートのピストルが鳴って立ち止まることもなくスムースに走ることが出来た。今回は昨日トレーニンヴで走ったときに左膝が痛かったのでサポーターをして走ることにしました。最初のコースは道も下りなので楽ですが、河原を通過すると段々登りになって、足が重たくなりいつもながら堪えるコースです。
でも今回で4回目になりますので、コースの状態もつかめているので気持ちにゆとりが出来て、それほど疲れなくてコールすることが出来ました。

 ゴール後はおきまりの焼き鳥のおつまみで、ワインを5杯も飲んでスッカリ良い気持ちになって、ポカポカとした陽射しを浴びて野草の臭いがするグランドで昼寝をして、心地よい疲労感に満足をして、桃の花をお土産に高速が混まないうちに帰宅をしました。



   大会名   霞ヶ浦国債マラソン大会
 マラソン日   1997年4月20日(日)
   種 目   フルマラソン(42,195m)
   記 録   4時間39分03秒
   天 候   薄曇り やや風有り
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[感想]

 春の風も一寸肌寒いさわやかな風が吹く、ここ土浦の霞ヶ浦マラソン大会に
2回目の出場をしました。会場に着いたのが9時10分と遅かったので、とに
かくトイレをすませようと会場の仮設トイレに行って驚ました。延々長蛇の列
で果たしてスタートの10時に間に合うだろうかと心配になる。しばらく列ん
でいたが、時刻は9時35分だ。とてもじゃあないがこれでは間に合わないの
で、あきらめて休憩場所を探すために、グランド内に入って外野席の芝生の所
に席を設けて、 早々に着替えをすませてあわててスタートの場所に移動をす
る。準備体操や簡単な走り込みなど出来る時間は全くない。これが後になって
響いてくるのであるが・・・ (^^;)

 スタートの地点に行って驚いた。マア、人、人、人の隊列で1万人の圧倒さ
れる人数に驚いてしまう。10時のスタートのピストルと花火が鳴ってトロノ
ロと一斉に歩き始める。今回はわりと前の方にいたのか、スタートラインまで
2分ぐらいしかかからなかった。それにしてもトイレに行かなかったので下腹
部が張って気になって、尿意を催して仕方がない。走るのにも落ち着いて走れ
ず困ってしまった。仕方がないので窮余の策で開いていた商店に飛び込んでト
イレを借りてさっぱりとして再び隊列に戻って、会長に走り続ける。風もひん
やりして気持ちが良くて、体も軽く快調に走れる。
4ヶ所の吸水所も通り過ぎて10K地点は57分でクリア、大勢の市民の方々
が、小旗を振って盛んに応援をしてくれる。 中でも中年の女性の 「頑張って
ね。感動しちゃうはよ。・・・!!」という応援には皆笑い声が漏れた。

 20Kの地点も1時間50分でクリア、ハーフの地点は2時間であったさあ
後半分だ。 頑張って走ろう。 体も快調で足どりも軽く疲れた様子はない。
27Kの当たりに来ると、足が突っ張ってきた。オヤ、今日は馬鹿に早く足が
突っ張るなあ、普段はゴールの1K位手前でブレーキがかかるのに今回はまだ
30Kも過ぎていないのに早くも足が突っ張ってきた。足を伸ばし伸ばし走っ
ていたが、左右の足の後側が棒を入れたように突っ張ってしまう。立ち止まっ
てストレッチをしてノロノロと走るが、少し行くと又、突っ張ってしまって痛
くて走れない。30Kの地点では3時間10分を越えている。まだ12Kも有
る。足の突っ張りは相変わらず同じで今度は足全体が突っ張ってしまった。吸
水を受けたり、立ち止まってストレッチをしたりするが、一向に痛みは止まら
ない。 仕方がないので歩いて大股で進む。 どうにか35Kの地点に到着をし
た。時間は3時間40分を越えている。どう見ても大幅に4時間は越えてしま
う。過去6回フルマラソンに出場をしたがこんな事は初めてだ。何がいけなか
ったのか。きっと、準備体操や簡単な走り込みをしなかったせいなのか。まさ
に苦行の長い道のりになってしまった。最初の頃は3時間57分ぐらいでゴー
ルできるのかも知れないと思っていたが、甘かった。すでに田圃に水が入った
のどかな田園風景を眺めてトボトボと歩く。歩いているランナーもすでに大分
多くなっている。盛んに市民の皆さんに応援をもらうが足は一向に痙攣は治ま
らない。もう記録はドウでも良いから5時間以内にはコールをしたいものであ
る。

 残り3Kの地点にどうやら到着をした。時間は4時間20分を過ぎている。
ここら当たりから足の痙攣もいくらかやわらいできたのでノロノロながら走る
ことが出来た。「ゴールまで後1Kだよ。ガンバレ、ガンバレ」という声援に
歯をくいしばって痛みをこらえて走る。 ゴールまで500Mまで来ただろう
か。突然「歩登寿さん、頑張ってパラシュートです。」の声がかかる。そうだ
今日はFRUNの人達が大勢見えているんだ。ゴール後はミニオフで集まるこ
とになっている。パラシュートさんの温かい声援に励まされて足も軽く上がる
ようになってきた。「ゴールまで200M」の声にいっそう励まされてようや
くゴールが出来た。時間は4時間39分で過去最も悪いタイムであった


 今後の反省としては、時間の余裕を持って会場に行くことである。そしてフ
ルマラソンはだましがきかないということを改めて感じました。普段のトレー
ニンヴをなるべくやるようにして、惨めな結果に終わらないようにしっかりと
走り込みをしようと決意をしました。

 そして大会後はFRUNの皆さん達と、ミニオフ会場に行っておいしい、そ
れこそおいしい生ビールで乾杯をしていろんな話に花が咲いて楽しい一時を持
ちました。