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2015年(平成27年)



My  little 山行 Memo













≪道迷いをした南高尾縦走≫



  山行日   2015年10月18日(日)
  山行先   南高尾縦走
  Member   金川 勝夫 単独
  天 候   秋晴れの快晴
 実働時間   8時間20分
  行 程   高尾山口=琵琶滝コース⇒高尾山山頂⇒一丁平⇒城山直下の大垂水峠登山口⇒        大洞        山⇒泰光寺山⇒三沢峠⇒草戸山⇒草戸峠⇒迷い道⇒京王        高尾駅

 山行Memo

 今回山行をすると連続6週間の山行となるので、記録達成の意味からも単独で南高尾縦走へと歩を進めた。出発が予定よりも1時間余り遅くなってしまい結局、8時30分に京王高尾山口を出発した。やはり私の好きな琵琶滝コースを歩くこととした。このコースは潺の音がして、とても気分が良いコースだ。先月の高尾山主脈縦走では、途中から稲荷山コースへと辿ったが、今回はそのまま琵琶滝コースを高尾山山頂まで歩いた。その高尾山山頂では、何か歩くEventが、有ると見えて多くの子供達が歓声を上げていた。

 山頂では休まずそのまま一丁平、城山直下の大垂水峠登山口へ歩を進めた。大垂水峠で、給水を採り、大洞山、泰光寺山、三沢峠と歩き、草戸山手前の東屋で2時30分と遅めの昼食Thymeを採った。今回は大分涼しくなったので、カップヌードルが昼食だ。当然、缶ビールのプルトップは空けていた。そして3時10分にそこを立ち、階段を下りまた、階段を登ったりして、草戸山へ着いた。それからアップダウンの連続で、草戸峠を経て更に何度となくアップダウンを繰り返し、下山した。時に5時を回っていたので、秋の陽はつるべ落としとは、当にその通りで、当たりは暗くなり、強弱視の私にとっては、辛い環境となって来た。それでもコースを確認して、歩いていたのだが、途中の分岐点、左は「甲州街道・高尾駅」直進は「高尾駅2,5k」と道標に書いてあったので、真っ直ぐの高尾駅の道を選び進んだが、進むに連れ何時も見慣れている、風景とは違ってきた。それでもそのコースをたどり下山していたら、段々と道幅が狭くなり、ついにその道が途切れてしまい何と墓地に出てしまったではないか。陽はすっかりと暮れており、その墓地の中を進み道路に出てから、幸にも通行人がいたので、高尾駅までの道を聞き、それから疲れた足を引きずりながら途中、3人ぐらいに道を尋ねやっとの思いで京王高尾駅へ到着した。

 教訓として、10月は日野暮れが早いことを考慮に入れもっと早く出発すべきだったと半生をしている。幸いなことに山中で、真っ暗闇にならなかったのが、全て物救いであった。しかし、私が歩いていた際に途中で、若い夫婦が、子供を連れており、その子供がむずがって泣いていた光景に遭遇し、また、peakのベンチで中高年の夫婦連れだと思うが、休んでいたが、私が降りるまでその方達は、降りてこなかったが、山中は刻々と闇に包まれようとしていたので、その方達のことが気になる。





≪三頭山≫



  山行日:   2015年10月4日日(日)
  山行先:   三頭山(標高 1531m 奥多摩)
   行 程:   奥多摩駅=バス⇒深山橋⇒三頭山登山口⇒ヌカザス山分岐⇒三頭山中央峰(昼         食        休憩)⇒三頭山都民の森=バス⇒武蔵五日市駅⇒三鷹
 実働時間:   5時間00分
  天 候:   秋晴れの快晴
  Member:    金川 勝夫 和美

 My山行Memo:   

 今回の三頭山三光は、奥多摩湖に浮かぶドラム缶橋を渡り、小河内神社から、ヌカザス山を経て、三頭山へ行く予定であったが、奥多摩駅でバスに乗る際、バスの車掌から、ドラム缶橋は渡れないとの忠告が有り、それで奥多摩湖の小河内神社バス停の五つ先にある「深山橋」で下車する。そこから少し歩くと三頭山登山口に達する。そこからは、当に急登の連続で、斜度もかなりあり、そこにはロープが張ってあった。そんな急坂を一歩一歩登りつめ、要約ドラム缶橋からのコースヌカザス山から到るヌカザス山分岐点に達した。ここから人昇りをして、三頭山中央峰へ到達した。ここで缶ビールのプルトップを空け昼食Thymeとする。下山は一気に三頭山都民の森へ駈け下り、3時35分の武蔵五日市行きのバスに乗車した。
 今回の三頭山のコースは、兎に角、登がきつかったが、しっかりと10月11日〜13日にかけて乗鞍岳へ行くためのTrainingが出来たのと天候も実に秋晴れの晴天のため実に気持の良い山行であった。





≪高尾山主脈縦走≫



  山行日:   2015年9月27日(日)
  山行先:   高尾山主脈縦走(山域 高尾山)
  行 程:    京王高尾山口=琵琶滝コースから稲荷山コースへ⇒高尾山山頂⇒一丁平⇒小         仏         城山⇒景信山⇒明王峠⇒与瀬神社⇒相模湖駅⇒三鷹
 実働時間:    5時間30分
  天 候:    小雨後曇り
  Member:    金川 勝夫

 My山行Memo:

 高尾山主脈コースは、私のTrainingの山で、1ヶ月に一度は、山行をしている。何時も思うのだが、与瀬神社までの降りが、石ゴロゴロの悪場で、ここは何時も降りるのに苦労させられる。与瀬神社の隣の寺院で、すっかりと着替えを済ませ、相模湖駅前の「カドヤ」で、ワカサギのフライ、冷や奴をおつまみにして、生ビールを2杯も飲んでしまった。





≪本仁田山山行≫



  山行日:   2015年9月21日(月)
  山行先:   本仁田山(標高 1224m山域 奥多摩)
   行 程:   鳩ノ巣駅⇒大根の神⇒コブタカ山⇒本仁田山山頂(昼食休憩)⇒安寺沢⇒奥多         摩駅
 実働時間:   5時間30分
  天 候:   秋晴れの快晴
  Member:   金川 勝夫 和美

 My山行Memo:   

 川苔山へは何度となく登っているが、この本仁田山は始めて登る山だ。鳩ノ巣駅から40分位歩いた所に川苔山と本仁田山の分岐点である、大根の神が有り、ここから登放しの急登が始まる。兎に角、急登の連続で、かなり登り概の有る山だ。本仁田山の山頂は狭く一箇所が、開けており、そこからの展望は余りない。昼食後、下山は奥多摩駅へ向かうアテラ沢を降りる。この降りが急下降で、滑らないように下るため神経を使った。、




≪北高尾縦走またも敗退だ


  山行日   2015年7月12日(日)
  山行先   八王子城山・杉沢の頭・クロドッケ・夕焼けふれあ        いの里
   天 候     晴
  Member   金川 勝夫・和美

  《行 程》
 八王子城跡入口(08:30)⇒八王子城山(09:00)⇒詰め城(09:40)⇒杉沢の頭(10:25)⇒杉の丸⇒クロドッケ(夕焼けふれあいの里分岐)⇒夕焼けふれあいの里(着替)=バス⇒高尾駅
 
 ≪My山行Memo≫

 今回は6月28日に単独で、北田顔縦走を計画し、八王子城山まで行ったのであるが、コースに迷いまた、体調不良のため北田顔縦走を断念し、敗退したので、今度は和美と共に北田顔縦走をChallengeした。八王子城山を経て、詰め城まで行ったが、そこでルートを間違えて斜面を登り正式ルートに出た。そこから私のペースが、徐々に遅くなり暑さのためにまたまた、バテ気味となった。そしてクロドッケ(夕焼けふれあいの里分岐点)で、堂所山まで行くのを断念し、夕焼けふれあいの里へ下山した。この夕焼けふれあいの里は、結構お店も有り、キャンプ場も整備されており、家族連れのleisure場として賑わっていた。

 またもこの北田顔縦走は、敗退してしまった。私はどうも暑さのために異常なほど汗をかいてしまいそれがバテる原因であろうか。いつも熱いとバテる傾向がある。 (;_;)





≪八王子 城山でバテバテでRetire≫


  山行日   2015年6月28日(日)
  山行先   八王子城山
   天 候     晴
  Member   金川 勝夫

  《行 程》

 高尾駅=徒歩⇒八王子城跡入口⇒城山(昼食・休憩)⇒城山登山口=徒歩⇒高尾駅


 ≪My山行Memo≫

 今回は北高尾縦走を単独で歩こうと計画をした。
高尾駅から高尾森林公園の前を通過し、一つ目の角を曲がれば良かったのであるが、真っ直ぐに行ってしまい、途中で散歩をしている人に八王子城山の方向を尋ねて、路線変更し、八王子城山の登山口で、山仕度をして、登山開始となった。今日は兎に角、暑さが半端ではない。猛烈な暑さのため足取りが極めて遅くなってしまった。それでも城山へ到着し、そこから北高尾登山ルートに足を進めたが、途中で道が分からなくなってしまった。中年の女性Hikerが来たので、途中まで一緒に行動したが、何しろ足達者なおばさん軍団のために直ぐに置いて行かれてしまった。そのため今日は疲れも手伝って、北田顔縦走はあきらめ城山でゆっくりと休んで、また、高尾駅まで歩いて帰宅した。




城山山山頂でお蕎麦を食べる≫


 
  山行日   2015年6月21日(日)
  山行先   景信山・城山
   天 候     曇のち小雨
  Member   金川 勝夫・和美
 
  《行 程》

  相模湖駅⇒与瀬神社⇒明王峠⇒景信山⇒城山(昼食休憩)=林道⇒バス停⇒高尾駅

 ≪My山行Memo≫
 今日は相模湖駅で下車し、与瀬神社から明王峠を経て、景信山そして小仏城山で、インスタントお蕎麦を食べ、勿論、缶ビールも飲んで、ゆっくりとしていたら雨が降ってきたので、下山開始となった。下山路は広い林道を歩き、小仏バス停の一つ手前のバス停で、バスに乗り高尾駅に到着した。





城山山山頂で宴会だ・・・!!!≫



   山行日   2015年6月7日(日)
  山行先   高尾山・城山
  Member   金川 勝夫・鈴木 幹雄
  天 候   晴

《行 程》
 京王高尾山口⇒琵琶滝コースから稲荷山コースへ⇒高尾山山頂⇒一丁平⇒城山(休憩・宴会)⇒小仏バス停⇒高尾駅

 ≪My山行Memo≫

 鈴木 幹雄さんをSupportしながら、京王高尾山口から、琵琶滝コースの一部から、稲荷山コースへ出て、高尾山山頂に到着。それから一丁平から小仏城山で、飲み会となった。私がお手製のコンビーフにマヨネーズをまぶし、それをレタスで巻いたものを鈴木さんに食べて貰った。お互いお酒や缶ビールを飲んで、すっかりと良い気持となった。約、2時間位小仏城山にいただろうか。そして下山は小仏峠を経て、小仏バス停から高尾駅へ行き中央線に乗り帰宅した。





アップダウンの連続静寂な山行≫



  山行日   2015年5月6日(水)
  山行先   九鬼山・神楽山・馬立山
  Member   金川 勝夫・和美
  天 候   晴れ

  《行 程》

  猿橋(09:04)⇒神楽山と御前山の分岐(10:07)⇒神楽山山頂(10:15)⇒御前山山頂(10:4  0)⇒沢井沢の頭(11:10)⇒馬立山山頂(11:30)⇒札がね峠(12:10)⇒九鬼山山頂(13:20)  ⇒林道(14:52)⇒田野倉駅(15:16)

 ≪My山行Memo≫

 このコースは兎に角、アップダウンの連続で、体力勝負である。それでも登山者は他に誰もおらず静寂なる山行が出来た。久しぶりの達成感の有る山行だった。





新緑の川海苔谿谷から川苔山≫



  山行日   2015年5月3日(日)
  山行先   川苔山
  Member   金川 勝夫・和美 
  天 候   晴
 《行 程》

  川乗橋(08:40)⇒トイレの前で(09:22)⇒川苔山新登山口(10:08)⇒百尋の滝(10:40)⇒  川苔山山頂(12:30)⇒大根の神(15:10)⇒鳩ノ巣駅(15:40)

 ≪My山行Memo≫

 屋久島の宮之浦登山のため、脚力upのために川苔山へ行った。その川苔山であるが、通常の登山路が、沢にかかる橋が崩落して、いつもの登山口よりも遙かに林道を上り、20分も歩いただろうか。そこから登山口となっていた。そして 百尋の滝を見てから、ルートを辿り川苔山山頂に到達した。ここには結構ハイカーが休んでいた。下山は一気に大根の神まで辿り、鳩ノ巣駅へ到着。鳩ノ巣駅前のお店で生ビールを飲んで、良い気分で帰宅した。




≪My山行Memo・雪の高水三山縦走≫


 山行日   2015年2月11日(水・建国記念日)
 山行先   高水山(795m)・岩茸石山(793m)・惣岳山(756m)
 参加者   3名(金川 勝夫・和美・北区S,M)
 天 候   晴れ
 標高差   580m


《行 程》

 軍畑駅(240m・09:28)⇒平溝(10:05)⇒6合目(10:50)高水山(795m・11:20)⇒岩茸石山(793m・12:35)⇒惣岳山(756m)⇒御嶽(15:15)⇒澤野井園(15:30)⇒沢井駅(16:10)⇒青梅⇒新宿方面へ



 ≪My山行Memo≫

 1月18日の「大塚山から御岳山神社新春遊歩」の際に北区S,Mさんとの約束で、2月11日の今日、こうして高水三山山行を実施することとなった。先日の天気で都会はさほど雪も降らなかったが、山間部では、大分積雪があったようで、おそらく低山とは言え、この高水三山も結構、積雪が有ると思われる。軍畑駅で下車し、トイレを済ませ山仕度をし、和美を先頭に私が北区のS,MさんをSupportして、高水三山目指し我ら3人、イザ出発だ。・・・!!!  (^o^)

 軍畑駅の東側の踏切を渡り、上成木方面の車道に降りて、真っ直ぐ進むと10分ばかりで、車道は二分され、右は上成木へ、左側が高水山へのコースである。その左側の車道を我ら3人足取りも軽く意気揚々で、平溝川に沿いながら進む。平溝の集落中程の高源寺を過ぎ更に進んで行くと粗末な小屋が建っており、そこに雑木の切れ端を利用して、達筆でに文字が書かれてある木札が置いてある。その木札には例えば「明けましておめでとうご座います。この一念あなた様にとりまして、良き年であることを祈念します。」とか「健康で幸多き人生であるように」等々と書かれてある。そして立て札には「高水山登山記念にどうぞ、ご自由にお持ちください。」と表示してある。それで私達もその木札をお土産として、頂くことにした。そして併せて衣類調整をし、高水山登山口へ向かう。

 登山口からは、いきなり階段状の登山道となり、、まだ登りに慣れていない身体には少々応える。右側に沢の流れを見ながら、左斜面の登山道を登って行く。すると山肌に斑状にあちらこちらに白い物が交じり、山の斜面に積雪があるではないか。まだ麓にこれだけ積雪があるのだから、きっと各、山頂にはかなり積雪があることだろう。清い流れの沢にかかった橋を2階ほど渡り、そんな沢から遠ざかりかなりの急登が続く登山道となる。1月18日の大塚山遊歩の時は、かなり寒かったが、今日はポカポカとした陽気で、そんなに寒くも無く当に陽だまりハイクで、実に気持ちが良い。

 北区のS,Mさんも温かな陽気で、気分爽快と見え、歩幅もしっかりと私の後から着いてくる。そんな我らが6合目に差し掛かると丁度Tableとベンチが備えられていたので、ここで一本立てて小休止を採ることとした。そして水分を補給し、更に歩を進める。進むに連れ段々と積雪量が増し、もうすっかりと雪山の雰囲気となる。途中、親子連れのHikerと、挨拶を交わし、登山道が二分されたところに来る。左は直接高水山へ行くことが出来る。我らは右の登山道を雪で凍結した部分を慎重に歩いて行く。そして程なく石段が続く「高水山常福院」へ到着した。狭い石段を昇り、山門を潜ると東京都重要文化財指定の古刹、常福院本堂に出た。その古刹の本堂の甍に雪が積もり、また境内も雪で真っ白になっており、その調和の取れた光景に暫し見とれる。そしてシャラン、シャランと鈴を鳴らし、お互い思いを込め祈念する。北区のS,Mさんは、石で作られた狛犬の頭をナデナデし、「ヘエ、美味く出来ていますね。」と感心しきりであった。

 本堂の左脇から登ると程なく電波塔が建つ檜の植林に囲まれて眺望は無いのだが、高水山山頂に到達した。ここもすっかりと雪山で、何度となく訪れている高水山が、雪に覆われている様は、実に珍しい光景だ。そんな高水山山頂からは、急下降の斜面となり、北区のS,Mさんが、張ってあるロープを持ち、一歩、一歩下って行く。下った鞍部の所で、お互い軽アイゼンを装着して、一見し積雪は15cmはあるだろうか。そんな雪の登山道を岩茸石山目指し、雪山の雰囲気に気分はハイで、我ら3人快適にサックサックと雪面を歩いて行く。やがて岩茸石山の岩石が露出した急斜面を登ると「ハイ、出ました。岩茸石山の山頂だ。・・・!!!」  (^_^)

 な、な、な、何とこれが岩茸石山なのか。まるで上越の山にも匹敵するような雪山の光景に亜全と浸み取れてしまった。ここは東側が眺望も良く、遠く雪に覆われた山々が太陽に照らされ光って見える。そんな雪の岩茸石山山頂で、ブチュッと缶ビールのプルトップを抜き冷えた缶ビールを飲む。今日はさほど寒くないので、この冷えた缶ビールが抜群に美味い。そんな缶ビールを飲み終えて、冬の寒い山行にはこれが一番とばかりお湯で温めた大小二つのカップヌードルを食べる。「イヤー、この温かなカップヌードルの美味いこと。美味いこと。」そんな昼食Thymeを採っていたら、さすがは山頂だけに急激に冷えてきたので、早々に昼食Thymeも切り上げ下山開始となった。

 岩茸石山の山頂から南西にコースを採り、ここもまた、岩石が露出した急下降の斜面で、そんな箇所を北区のS,MさんをSupportしながら慎重に下降する。下降してからは、登山道も広くなり快適に歩くことが出来る。それでも時たま雪で凍結しており、ズルッと滑り慌ててバランスを保ち雪面を行く。やがて山頂に葵神社が祀られている惣岳山とその山頂を巻く道の分岐点に来ると和美が躊躇すること無く、「山頂はpassします。」と巻き道を行くこととした。その巻き道は大分雪も無い土道となる。しかしながら油断大敵で、日陰には凍結した箇所があるためとても滑りやすくバランスを崩してしまうから慎重に歩かなければならない。やがて惣岳山の山頂から来た道と巻き道とが合流する「まない天神」の水場に達した。ここからは緩やかに高度を落として行く。

 そして沢井駅の道を左に分け送電塔の台地を経て小さなコブを越える。ここから登山道はグングンと高度を下げ、先頭の和美は、スタコラサッサトばかり、駆け下って行く。私もそんな和美に負けてはなるかと懸命に追いつこうと駆け下る。後ろの北区のS,Mさんは、まるで宙を飛んでいるかの如く、時たま蹌踉けながら、歯を食いしばって着いて来る。そんな下降劇も終演となり、やがて車道へ到達した。そして青梅線の踏切を渡り、多摩川沿いの遊歩道に設置してある洗面所でトイレを済ませ着替えをし、サッパリとして、多摩川の流れを右に見て、澤野井園へ向かう。しかし、澤野井園が、時間的にClauseしていないか
が気になるが、まだ4時前だから大丈夫だろう。それでも澤野井園に到着したら「本日は営業は終了しました。」では、ガッカリしてしまうので、そのため、和美が早足で歩く。それに伴い私達も自然に早足となり、懸命に追いかけて行く。

 そして澤野井園に着いてみるとまだ営業はしていたので、我ら3人、ホッとして缶ビールのロング缶を2本、銘酒澤野井の2合瓶を3本、おつまみにコンニャクの味噌おでん、モツ煮込み、温かいおでん等々を注文し、「雪山を歩きこうしてビールやお酒を飲む、これぞまさに至福の時ヤネンナ。・・・!!!」とばかり、思いがけない雪の高水三山のfinaleを飾ったのだ。

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  〜〜≪オシマイ≫〜〜



高水山常福院



由緒ある常福院本堂高水山(標高759m)を登って行くと頂上付近に木々に囲まれた趣のあるお寺があります。それが常福院不動堂です。

ここへ上るには3つのルートがあります。
先ずは、表参道というルートで成木7丁目の「上成木バス停」付近から細い山道が延びています。
これが常福院不動堂の表玄関に当たるルートです。そして、余り知られていませんが、この表参道の始点にもう一つの常福院があります。
ここが常福院の本家です。ここに住職さんが住まわれています。
そして、高水山の山頂にあるのが常福院不動堂という訳です。

この成木地区は青梅市の北部に当たり、埼玉県の名栗村と隣接しています。
民家の間を成木川の清流が流れており、とても静かで雰囲気のよい所です。
この川の上流には白糸の滝や枡ヶ滝などの見どころもあります。また、ヤマメや鮎の渓流釣りを楽しむことができます。

境内につづく山門第2番目のルートは、裏参道に当たるルートで、JR青梅線「軍畑駅」から高水山山麓にある高源寺を経由して上るルートです。
JRの駅から上れるという便利さからこのルートで上る人が一番多いようです。

そして、第3番目のルートは、大泉院のある白岩地区(成木8丁目)から急勾配の細い山道を経て、「なちゃぎり林道」に合流し、
常福院不動堂に至るルートです。このルートは「青梅高水山トレイルラン」で使用している道で、
3つのルートの中で最も勾配がキツいルートです。
この白岩地区は隠れたサクラの名所で、春ともなれば、この辺りの至る所でサクラが咲き乱れます。ぜひ、訪れて見て下さい。

これら高水山常福院に繋がる3つのルートはとても楽しいハイキングコースでもあります。ぜひ、トライして下さい。

山歩きの好きな人は、高水山から岩茸石山(標高793m)を通り、
惣岳山を経て、R青梅線「御岳駅」までハイキングすることができます。
さらに、岩茸石山から黒山(標高842m)を経由して棒ノ折山(棒ノ嶺とも云う。標高969m)へ行くこともできます。
棒ノ折山からは名栗湖を見下ろすことができます。

成木7丁目からの表参道の様子高水山山頂の常福院不動堂の正面には剣の刃を形採った木製の大きな剣が祀ってあります。
それもその筈、この不動堂の本尊は浪を切る不動の姿から「浪切白不動」と云われています。

1203年に、不動堂はそれまでのものから今の形をした不動堂に再建されましたが、再三の山火事のため炎上してしまいました。
現在の不動堂は1822年に再建てられたものです。

また、不動堂の正面に賽銭箱とロウソクが置いてあります。その横にいろんな種類のお守りがあります。
布で包まれた一般的なお守りの他に、真っ赤な般若のお面のキーホルダーのお守り、
米粒ほどの大きさのコケシが二つ繋がっている可愛いお守り等々です。中でも、般若のキーホルダーは人気があります。
お参りの記念に一つどうですか?因みに、これは外人に喜ばれますので、マリアナの島に行く時はお土産に持って行きます。

また、不動堂の横に建っている建物(これを庫裏と云う)も木造造りでとても趣があります。
なんでも宿泊することも出来るそうなので、興味のある方は住職さんにご相談下さい。

不動堂の左手の鐘撞き場をさらに登っていくと、東屋があって展望台になっています。
その辺りにはカタクリの花(4月中頃)が一面に咲く斜面もあります。そして、その上が高水山山頂です。
ここから岩茸石山へ続くハイキングコースがあります。

高水山山頂の様子4月の2週目の日曜日には恒例の獅子舞があります。普段は静かな境内もこの日ばかりはたくさんの観客で盛り上がります。
そして、この頃は境内の紫ツツジも満開で見ごろになります。

常福院の獅子舞は伝統を重んじた古式ゆかしい獅子舞として、高水山古式獅子舞と呼ばれています。
この祭りの最後に披露される本物の刃の付いた日本刀を振り回して舞う舞は迫力満点です。
NHKの「芸能百選」という古典芸能の番組に出たことがあるくらいです。

かつて武蔵国と呼ばれた東京、埼玉、神奈川北部にはたくさんの獅子舞があり、
その中で、高水山常福院の獅子舞は、奥多摩町大丹波(おおたば)および飯能市下名栗(しもなぐり)の獅子舞と
系統を同じくする三匹獅子舞であるといわれています。
この三カ所の獅子舞は奥多摩町大丹波を起点としてリレー式に伝承され、深い関係にあることが地元の人達に認識されており、
現地に伝わる古文書からも明らかにされています。

獅子舞の様子、真剣を持って舞う舞は迫力があるこのように高水山常福院には十分に誇れる価値があるのに、何故か観光化されていません。訪れる人も疎らです。
そこがまた山好きの人たちにとって魅力的なのかもしれません。ここに来ると、自然に包まれ、
ひっそりとして、何となく心が清められるような気がするのは我々だけでしょうか?

以前(1994年6月)に、山歩き好きの皇太子殿下と雅子妃殿下がこの常福院不動堂を訪れられたというのも頷けます。

4月の第1週目の日曜日に「青梅高水山トレイルラン」大会が
開催されます。その30km部の折返し地点がこの常福院不動堂の正面です。
JR青梅駅近くの永山公園から名郷峠、辛垣城跡、榎峠、白岩集落、なちゃぎり林道を抜け、
表参道を駆け上がって不動堂にやってくるのです。
なんと、トップの人は永山公園から急勾配の山道を一時間くらいでこの境内へ辿り着きます。
15kmもあるのに・・・、すごいでしょう!!





≪My山行Memo・新春景信山山行



 山行日:   2015年1月4日(日)
 山行先:   薬王院・高尾山・小仏城山・景信山
 天 候:   晴
 参加者:   金川 勝夫・和美


 《行 程》

 京王高尾山口=一号路⇒薬王院⇒高尾山山頂⇒一丁平⇒城山⇒景信山⇒小仏バス停⇒JR高尾駅⇒三鷹


 ≪My山行Memo≫

 2015年の元旦は、恒例になっている氏神様である新免神社へかつこちゃん、ハナちゃんと和美、私とで初詣をし、その後、私だけが、井之頭公園へ行き、弁天様に詣で、帰宅して御節料理を食べながら、銘酒浦霞で新年を寿いだ。

 二日は午後から和美と神代植物園へ行き新春ライブ「和太鼓演奏」を聴き深大寺へ行ったのだが、余りにも人が多かったので、参拝はpassし、その隣にある神社へ行き参拝をした。

 三日は午前中にまた、神代植物園へ行き小山兄弟の「津軽三味線演奏」のライブへ行く。そしてその帰りに20分ばかりJoggingをしてみると右アキレス腱が痛くなかったので、嬉しくなってしまった。帰宅してから芹沢夫婦と新年会を催し大いに飲んだ。

 そして四日は、2015年の初山行として、高尾山薬王院へ初詣をし、景信山にて、おでんを温め銘酒浦霞で、新年を寿ごうと言うことになり、高尾山へ出かけた。京王高尾山口から一号路を登り、薬王院にて何度目かの初詣をする。そして一丁平、城山を経て、景信山へ到着した。この景信山には、城山より人もおらず静かな雰囲気で、ゆっくりとおでんを食べながら、銘酒浦霞を飲みながら、新年を寿いだ。

 そして下山路は、景信山から小仏バス停に向かいそこからバスに乗り、JR高尾駅へ行き、三鷹駅へ戻って来た。