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Enjoy《ゆーぽぴあ・遊歩記》


         第75回遊歩
≪晩秋の奥秩父の名峰金峰山から
    増富ラジウム温泉を歩こう≫









  遊歩日:   2008年11月2日(日)3日(月・文化の日) 1泊2日
  遊歩先:   金峰山(山域 奥秩父・2,599m)
  温 泉:   増富温泉 「増富の湯」  0551-20-6500
  天 候:   二日間とも晴れ
  参加者:   8名
遊歩記執筆:   大瀧 清次


 <行程>

 11/02(日)
●新宿{07:30発・あずさ3号(特急) }⇒小淵沢{09:36着・09:50発小海線(小諸行)(各
停)}⇒信濃川上(10:34着・10:50初)=タクシー⇒金峰山荘(11:20着・1574m)=1時間15分
⇒中ノ沢出会=1時間50分⇒金峰山小屋=20分⇒金峰山(2595m)=15分⇒金峰山小屋 宿泊
  (-.-)Zzz

 11/03(月・文化の日)
金峰山小屋=20分⇒金峰山=1時間40分⇒大日小屋=1時間15分⇒瑞垣小屋=2時間⇒増富
温泉(入浴休憩・1027m)=山梨交通バス1時間3分⇒韮崎⇒甲府⇒八王子⇒新宿  (^_^)

金峰山

標高    2,599m
位置    北緯35度52分17秒
      東経138度37分31秒
所在地   山梨県甲府市
      長野県南佐久郡川上村
山系    奥秩父山塊


金峰山(きんぷさん、きんぽうさん)は山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境にある
標高2,599mの山で、奥秩父の山域の主脈の一つ。秩父多摩甲斐国立公園に属する。
北側から日本海側河川の千曲川の支流、南側から太平洋側河川の釜無川の源流(支流)を
発する中央分水嶺である。古くから信仰の対象となり、蔵王権現を祀る。古くは金峯山と
表記した

 山梨県側では「きんぷさん」、長野県側では「きんぽうさん」と呼び慣らわしている。
西側山麓の金山平(かなやまだいら)に、「奥秩父」を山行き、本に著わした田部重治、
木暮理太郎のレリーフがある。山頂に、五丈岩という大きな岩がある。登るには、長野県
側から廻り目平キャンプ場を経由するか、または県境の大弛峠から入るのが今日では一般
的となっている。

金峰山周辺は良晶に恵まれ、山梨県側中巨摩郡には明治初頭まで水晶鉱山が存在した[2]。
現在でも水晶を採取することができる。(但し、国立公園内の特別保護地区であることに
注意が必要である。)

金峰山信仰

山頂には金桜神社の本宮があり、古くから修験者の奉賽品や経塚など金峰山信仰に関わる
考古遺物の表面採集が報告されておいる。刀子や釘などの鉄製品や灰釉陶器などの土器・
陶磁器類、古銭や水晶製の数珠玉、土馬、装飾円盤など、平安時代からの出土品があり、
出土遺物は甲府市教育委員会の所有で笛吹市の山梨県立博物館において常設展示されてい
る。

 ≪遊歩記≫

八王子乗車2名を含む総勢8名は、小渕沢乗り換えで一路、小海線・品の川上に向かう。
手前の野辺山駅近くの踏切に差し掛かると、「JR線の最高点」の車内放送あり。川上駅か
らは、《ゆーぽぴあ》一行に乗客3人が加わり、マイクロバスで金峰山荘まで登る。身支
度を整え林道を登山口まで移動。今日は山頂まで、標高差、約1000mの挑戦だ。菊池リー
ダーを先頭に樹林帯の中を歩を進める。緩斜面を杉、途中から急登続きで息がはずむが、
確実に標高を稼ぐ。何度かの小休止を取りながら樹林帯を抜けると金峰山小屋は間近だ。
勢い最後の気合いを入れて無事、小屋にたどりつく。所要時間、約4時間余り。早速、小
屋のベンチにザックを預けて、空身で山頂へ挑戦、大きな岩ゴロゴロで足場は悪いが、全
員揃って頂上に立つ。気温は3度とさすがに肌寒い。夕暮れの中に周辺の山々が《ゆーぽ
ぴあ》一行を歓迎してくれた。 小屋は、三連休の登山客でにぎわっていた。カレーライ
スの夕食後は、炬燵を囲んでの二次会、ウイスキー、日本酒、焼酎あり、各人お好みのグ
ラスを手にして勢い、盛り上がる。

 二日目は早朝5時置き。夜中トイレに立った人から星空がきれいだったの報告あり。簡
単な朝食を済ませ6時に出発する。金峰山の巻き道を一路、大日岩を目指す。岩石ゴロゴ
ロ道に足がなじむまで、少し時間を要したが、確実に歩を進め、約2時間で大日岩に達
する。途中、うす曇りではあるが、周辺の山々が墨絵の如く目を楽しませてくれた。大日
小屋、藤見小屋を経由して順調に下り、出発から約4時間半で瑞垣山荘バス停に降り切る
ことが出来、安堵する。

 二日間、久しぶりに足応えのある山行を経験した。増富温泉はラジウム鉱泉、沸か湯に
疲れた体をドップリつかって極楽極楽、風呂上がりは広間のテーブルを囲んで打ち上げ飲
み会となった。お疲れ様でした。