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        Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

            第218回遊歩

 〜ぶらり鎌倉Walk〜新緑に映える
 鎌倉アルプスを歩く旧跡古刹探訪・・・
!!!










  遊歩日:  2013年5月12日(第2日曜日)
  遊歩先:  鎌倉アルプス(天園ハイキング)古刹探訪
  天 候:   晴
  参加者:   総勢13名


 《行 程》
 ○北鎌倉=徒歩15分⇒建長寺=20分⇒半僧坊=40分⇒大平山(昼食休憩)=45分⇒瑞泉寺=40分⇒鎌倉駅 解散


 ≪遊歩記≫

 それぞれのCourseから、北鎌倉駅へyuupoler13名が勢揃いをした。イヤー、それにしても北鎌倉駅の混雑は大変なもので、老若男女が新緑の鎌倉散策に訪れ相変わらずの鎌倉人気だ。いつもの遊歩だとスタート地点の駅前で、RooNav担当の挨拶、参加者の恒例の声出しをし、目的地へ出発するのだが、北鎌倉駅前が混雑をしているので、建長寺へ行ってから、声出しの挨拶をすることとした。臨時改札口(円覚寺方面)を出て、線路を右に見ながらまっすぐ進み、鎌倉街道との交差を左へ。狭い歩道を一列縦隊で、そのまままっすぐ進むと程なく建長寺へ到着した。

 幾星霜の変遷を重ね建長寺の威風堂々とした建物が、新緑と合間って、荘厳なる佇まいを見せている。私達はこの広場で、RooNavのk,mさんの挨拶、次いでコースガイドを聞き、参加者の声出し、そして班編制のMemberが紹介された。今回は本当に久しぶりの参加となったU,Yさん、それと初参加のGuideHelperのT,Jさんと総勢13名の参加者である。昨日は雨が降り、遊歩の実施が少々心配であったが、今日は当に五月晴れの遊歩日和となり、雨で洗われ木々の緑も一団と鮮やかさを増し、何という鳥だろうか。鳥クンもそんな若葉の季節を楽しむが如く名調子で鳴いている。

 Star地点は、建長寺の左手から長い階段を昇って行く。そんな長い階段に久しぶりの参加であるU,Yさんの息も上がってきたようだが、懸命にGuideHelperのT,Jさんの巧みなLeadに助けられ歩を進めているようだ。それにしてもHikerの多いこと、子供達の一団、若い女性達のGroup等々と行き交うのにもお互い時間がかかり一苦労だ。長い階段も天狗の銅像が見え、やがて半僧坊へ到着した。
半僧坊より少し階段を登ると「勝上献展望台」に到着。眺望が大変良く、晴れていれば相模湾や富士山を一望できる。展望台を過ぎるといよいよ山道が広がり、「山にいる」という実感が訪れる。

 ここからやっと雰囲気も良くなり、大きな木々が繁茂し、何とウグイスが「ホーホケキョケキョケコ」と私達ご一行を名調子で出迎えてくれた。途中の山道は急下降も有り、そこにはロープが張られ、U,Yさん、O,Sさん達が慎重にそのロープに捕まり一歩一歩降りて行く。この箇所だけ見るとここが鎌倉とは思えぬほどの難所となっており、さすがは鎌倉アルプスだ。そんな難所も無事clearし、やがてこのCourseの最高峰大平山(159m)の山頂に到達した。この下は広場になっており、この場所で昼食Thymeを採ることとした。早速、新宿駅の売店で買い求めた柿の葉寿司を食べながら、ブチュッと缶ビールのプルトップを空け冷たいビールを飲む。「ウヒャー、ウンメイ。・・・!!!」誠に何時もながらの光景だ。空を見上げるとトンビが大きく輪を描いて、私達のお弁当を狙いながら悠々と飛んでいる。ここで実際何人ものHikerがトンビにお弁当を狙われ取られてしまったとのことだ。

 そんな楽しい昼食Thymeも終わり、下山開始となる。廣い参道を左にゴルフ場を見ながら少し進むと、簡易トイレが右手にあり、ここでトイレ休憩をする。さらに進むと茶店が2軒ある。1軒目の茶店「天園峠の茶屋」 茶店には自販機もある。天園峠の茶屋のおでんが美味しそうだ。 2軒目の茶店「天園休憩所」だ。茶店を過ぎると紛らわしい道標があるが、手書きで書かれた「瑞泉寺」方面へを見て下る。やがて鎌倉の市街が展望できる場所で休憩を済ませ更に歩を進め程なく車道へ到達した。一般道に出た右手が瑞泉寺 であるが、ここはパスして鎌倉駅へ向かう。

 瑞泉寺から先は車道を歩く。道幅が狭い道を歩き鎌倉宮を経由、鶴岡八満宮の前を通り、小町通りへ歩いて行くが、さすがは鎌倉の観光地、多くの観光客でもう、相当なる混雑だ。途中、生ビールをやっているお店を見附ながら、歩いて行くと和美が「紅虎」という中華レストランを見附そこへ入る。そこで冷たい生ビールで「オツカレサン。」とお互いグラスを傾け乾杯をする。しかし、紅虎の料理は餃子、唐揚げ、若鶏の蒸し焼等々と味は良いのだが、全て超辛いのにはみんなハーハー言いながらそれらをホホバっている。

 今回は鎌倉アルプスと低山ながら変化に富んだCourseで、下山後は、紅虎でのミニ宴会というおまけもついての至福のひと時を満喫したのであった。

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   〜 〜≪オシマイ≫〜〜



《遊歩先の紹介》


 鎌倉アルプス
 鎌倉は、南には相模湾があり、他の3方向は山に囲まれているため、天然の要塞の様になっています。この事は、平家の大軍を迎え撃つことになるかも知れない源頼朝が、鎌倉を永住の地と決めた経緯にもなりました。この鎌倉の丘陵地帯は別名鎌倉アルプスと呼ばれ、市街を中心としてこれを東から北へ(或いは北から東へ)歩くハイキングコースが天園ハイキングコースです。アルプスとは言え、標高159mの大平山を中心とした高低差の少ない、4km足らずの山道を歩くハイクです。

 建長寺

 山号 巨福山(こふくさん) 宗派 臨済宗建長寺派 寺格 大本山 本尊 地蔵菩薩 札所等 鎌倉二十四地蔵9〜11番 鎌倉五山一位 創建年 建長5年(1253年) 開基 北条時頼、蘭渓道隆(開山) 正式名 巨福山 建長興国禅寺 鎌倉三十三観音霊場28番 文化財 絹本淡彩蘭渓道隆像・大覚禅師墨蹟法語規則・梵鐘(国宝)
 神奈川県鎌倉市山ノ内にある禅宗の寺院で、臨済宗建長寺派の大本山である。山号を巨福山(こふくさん)と称し、寺号は詳しくは建長興国禅寺(けんちょうこうこくぜんじ)という。鎌倉時代の建長5年(1253年)の創建で、本尊は地蔵菩薩、開基(創立者)は鎌倉幕府第5代執権北条時頼、開山(初代住職)は南宋の禅僧蘭渓道隆で、第二世は同じく南宋の兀庵普寧である。鎌倉五山の第一位。境内は「建長寺境内」として国の史跡に指定されている。

 瑞泉寺

 山号 錦屏山(きんびょうざん) 宗派 臨済宗円覚寺派 本尊 釈迦如来
創建年 1327年(嘉暦2年) 開基 二階堂道蘊 札所等 鎌倉観音霊場第六番
鎌倉地蔵尊霊場第七番 東国花の寺百ヶ寺 鎌倉4番
 神奈川県鎌倉市二階堂にある臨済宗円覚寺派の寺院。山号は錦屏山(きんぺいさん)。本尊は釈迦如来で、開基は二階堂道蘊である。鎌倉随一の花の寺、紅葉の名所としても知られている。