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 Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

         第235回遊歩
“早春の一日・茶畑が広がる加治丘陵を散策しムーミン谷を訪ねて・・!!!”










  遊歩日:   2016年3月13日(第2日曜日)
  遊歩先:    入間市加治丘陵・ムーミン谷(あけぼの子どもの森公園)
  天 候:    晴れ
  参加者:    9名 

 《行 程》

 ▲西武線池袋駅⇒○所沢)⇒○入間市⇒◎仏子
※ 西武線池袋駅⇒仏子駅=徒歩約1時間⇒桜山展望台=徒歩役30分⇒ムーミン谷(自由散策と昼食約、2時間)=約40分⇒西武池袋線・元加治駅(一旦解散)

 ≪遊歩記≫

 今日は3月13日とは言え、「春まだ遠からじ」と言う気候で、兎に角、朝から寒く、私は3月も半ばだからそんなに寒くは無いだろうとタカをくくり、薄着で来てしまったが、それが多いに失敗だった。西武線仏子駅前にて、参加者9名が、声出しを済ませRooNav担当のA,Sさんからこれからの加治丘陵とムーミン谷のコース説明を受ける。しかし、ムーミン谷とは、面白い呼称を付けたもので、その名称を聞いただけで、どんな所か行ってみたくなることを狙ったのかも知れませんね。そして今日のRooNav担当のA,Sさんもそのムーミンによく似ているから言い得て妙である。

 私は長野県から遙々来たO,KさんをSupportして、冷たい風が吹くのどかな仏子の街を歩いて行く。この「仏子」という呼称は、関西地方に見られ、何かの結節点を表すが、多くは丘陵の高台と平地の接点の地名になっている。これから行く加治丘陵の高台から、平地であるここら辺りをそんな結節点として、「仏子」と名付けられたのであろうか。「仏子」と言うから何だか仏教と関係があるのかと思ったが、仏教には関係が無く、単に地形を表しているのだ。。

 ここで「加治丘陵」について概略を記述しておこう。

 「加治丘陵」

 加治丘陵は、関東平野と山地との境にあたる丘陵で、標高の一番高い所は入間市と青梅市・飯能市境付近の203.6mです。丘陵の北には入間川、南には霞川が流れ、その外側には台地が広がっています。とりわけ南側の台地に占める広大な茶畑と合わせた加治丘陵は、入間市特有の景観をつくり出しています。しかし、近年は首都近郊の丘陵地の多くがそうであるように、加治丘陵もまた開発が徐々に進み、大小合わせて約100haの樹林地がなくなっています。 こうした流れから、入間市は丘陵の自然を守っていくことが行政や市民の責務であると考え、1980年代(昭和50年代)から地権者や市民を交えその話し合いを進め、1998年(平成10年)に「加治丘陵さとやま計画」を策定、424haの丘陵を将来にわたって保全し、自然とのふれあいの場として活用していくことを決めました。
 加治丘陵は人々の生活に深くかかわり、私たちは様々な自然の恵みを受けてきました。入間市の中心市街地に隣接しながらも、いまだに豊かな自然が保たれている加治丘陵は、まだまだいっぱいの魅力と可能性をもっています。

 歩くうちに段々と家並みが、無くなり徐々に勾配を増し、これから加治丘陵となって行くらしい。それにしてもすっかりと道路は鋪装されているので、丘陵というイメージが湧いてこない。それでも路傍は、雑木林となっており、その木々の間から、弱い木漏れ陽が射し、春が直ぐそこまでやって来ているという感が有る。途中、眼下に見える入間市街の光景をA,Sさんの説明を受ける。そしてやっと鋪装道路から抜け出て、土の脇道を昇り、結構、高く構築された「桜山展望台」へ到着した。我ら一堂この「展望台」へ昇り四顧の景観を楽しむ。遠く秩父、奥武蔵、奥多摩の山々等が、春霞にうっすらと見える。A,Sさんに寄ると晴天であれば遠く富士山が展望出来るとのことだ。

 そんな眺望を楽しむでから、「桜山展望台」の傍にあるベンチで、昼食Thymeを採ることとした。早速、缶ビールのプルトップを空け、柿の葉寿司を食べながらゴクゴクゴクとビールを飲む。イヤー、寒くてもこの冷えたビールの味は格別デンナ。しかし、そんな冷えたビールを飲んだせいか、一段と寒さが増してきて、RooNav担当に「早く行きませんか。」と出発を促してしまった。そして気の良いRooNav担当も即、それを同意して、一堂これからムーミン谷へと出発した。先ほどの脇の土道を戻りやや進むと左にムーミン谷へ降りる山道が有り、そこを下って行く。この道は完全なる土道だけにここでやっと山へ来たという感じがして、、ザックザックと時たま枯葉を踏みながら下って行く気分は最高だ。

 そして途中、売店で、野菜等を買い求め、やって来ました。「ムーミン谷・子どものもり公園」へ・・・!!! オジサン、オバサンが、この「子供の森公園」へ足を踏み入れて良いものか、暫し、悩んだが、もう、精神的には立派な子供なので、まず心配なかろうとムーミン王国へ踏み込む。

 それではこの「ムーミン谷・子どものもり公園」の概略を記述しておこう。

 「ムーミン谷・子どものもり公園」

 建設省(当時)の平成記念子どものもり公園事業の指定を受け、1997年7月1日に開園した[2]。2010年6月1日には約半年間のリニューアルを経て再オープンしている[3]。加治丘陵に位置し、阿須運動公園に隣接している。公園内の施設には「ムーミン屋敷」と名付けられたものや、ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの資料を展示したり、ムーミン関連の書籍を所蔵するものがあり、ムーミンの世界を再現していると言われている。
 所在地 - 埼玉県飯能市大字阿須893番地の1
開園時間 - 9:00〜17:00[5]
 休園日 - 月曜日(祝日の場合は次の平日)、年末年始(12月28日〜1月4日)[5]
 入園料 - 無料[6]
駐車場 - 市民体育館・市民球場・ホッケー場と共用(無料)[6]

 公園内の主要施設

◎  ムーミン屋敷 - 地上3階、地下1階
◎  子ども劇場 - 2階がホール
◎  森の家 - 地上2階[10]。1階はムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの資料を展示する資   料館 2階 はムーミン関連の書籍や絵本を所蔵する小規模な図書館になっている。
◎  水浴び小屋
◎  施設の設計は村山雄一による。ムーミンのキャラクター人形は設置されていない。
◎ 園内にレストランや売店はない

 そして「ムーミン谷・子どものもり公園」の二、三の施設を見学し、我ら一堂、入間川沿いの堤防を足取りも軽く歩いて行く。途中、1月下旬から2月にかけて開花する早咲き桜で、桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃い、見事なるカワヅザクラにお目にかかる。その花びらに鼻を近づけ香りを嗅ぐとほのかな甘い臭いがした。そして元加治駅に到着し、ここで解散となった。

 今回は里山歩きと言うことで、余り歩くことに自信の無いyuupolerも参加が出来、加治丘陵及びムーミン谷と中々変化に富んだ遊歩で合った。あらためてRooNav担当のA,Sさん、計画から実施まで大変ご苦労様でした。

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 〜〜「オシマイ」〜〜