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9月定例山行 三斗小屋温泉と那須岳
 
ircle≪ゆーぽぴあ≫・遊歩案内
 第280回遊歩
 ≪足立市場で新春買物ツアーと下町南千住を歩く》










  遊歩日:   2020年1月18日(土)

  遊歩先:   足立市場、松尾芭蕉奥の細道矢立初め       の地、素盞雄神社(すさのおじんじ         ゃ)、荒川自然公園、都電三ノ輪橋駅

  天 候:   小雨後、曇り
  参加者:   8名
  担当者:   坂井 幹雄

  《行 程》

 ◎ 千住大橋駅(9:25発) ⇒足立市場(9:30〜10:30 見学・買物)⇒松尾芭蕉矢立初めの地⇒素盞雄神社⇒荒川自然公園⇒都電三ノ輪橋駅(都電の始発・終着駅)⇒南千住駅(12:00) 寿司屋   金太郎寿司(昼食会食12:00〜14:00) 解散




  ≪遊歩記≫


 RooNav担当の南千住のS,Mさんの当初の計画では、豊洲市場から築地へ歩くことを考えていたのだが、豊洲市場は、近代的な建物で、見学者は、硝子越しにその作業を見ると言うことになっており、これではBlinderには、分かりにくいと思いこの「足立市場」を見学することとしのだった。この「足立市場」は、通路も狭く鮮魚などを扱う店も個客と即、相対できる場所で、それだけにその店員が作業をしている様子が、よく分かるとのことだ。


 千住大橋駅改札口外にて、RooNav担当のS,Mさんから、今日のコースの説明が成された後、参加者8名が声出しをする。今回は獲S,Mさんの有人であるYさんと言う方が参加している。この方は何でも看護士の資格を取るため勉強中とのことで、その一環として、BlinderのSupportが、どう成されているのかを知りたいとのこと。そして最初の目的地「足立市場」へ歩を進めた。今日は小雨も降っており兎に角寒い日で、思わず身体が震えてしまうこの冬一番の寒い日ではなかろうか。山行であれば当然、中止になるのだが、南千住駅前の「金太郎寿司」っ会食の予約をしてあるためこの悪天候にもめげず実施の運びとなった。


 「 足立市場(あだちしじょう)」
  足立市場は東京都に11ヵ所ある中央卸売市場の一つで、都内で唯一の水産物専門の市場です。足立区千住橋戸町(はしどちょう)、千住大橋の近くにあります。中央卸売市場としては小さく、敷地面積は約42000uで豊洲市場の十分の一程度です。足立市場では隔月第二土曜日(1月は第三土曜日)に一般の人たちの買物ができる「足立市場の日」を開催しています。安くて新鮮なものが購入できるため多くの人たちが訪れます。水産物のにおい、人々のざわめき、行きかうターレの運転音など、市場ならではの雰囲気を味わうことができます。

をゆるめるか、買物ツアーの幕が開きます。


 この足立市場の場内に入ると狭い通路を挟んで、各種、鮮魚類が陳列してあり、ろきより売り手のお兄さんから「安いよ。買って行きなよ。」と声がかかる。我ら一堂、二班に分かれそれぞれの店を除きながら歩いて行く。しかし、やはり、視力が無いとその鮮魚の品物もよく分からないので、先頭のK,Mさんに突いて歩いて行く。するとそのK,Mさんが、「これが1000円と安く買うのには、手頃じゃあないの・・!!」と私達ご一行に紹介する。その品物は「タラコ」で、それを皆さん買い求めた。そんな「タラコ」を手にして、場内を歩いて行くとイヤに人だかりがしているので、何だろうと聞いてみるとこれからマグロの解体ショーが、始まるとのことだ。毎年りょうがつになるとクロマグロのせりが、行われそのクロマグロを誰が高値で、競り落とすかがNewsの話題になっている。


 そして我ら一通り場内を見学して歩いたので、集合時間には、まだ30分ほど余裕があるため足立市場の一隅にある「喫茶コーナー」でホットコーヒーを頂く。兎に角、外は寒いので、このホットコーヒーが、身体が温まって津実に美味しかった。

 やがて集合時間となり、全員揃って、今度は小雨が降る中、傘を差して「 松尾芭蕉矢立初めの地 」へ歩を進めた。


 「矢立(やたて)初めの地」
 江戸時代の俳人松尾芭蕉が深川から舟で大川(今の墨田川)をさかのぼり、大橋で降り立って、ここから「奥の細道」の旅に旅立った。

「行く春や鳥啼き魚の目に泪(いくはるや とりなき うおのめになみだ)」は芭蕉が残した矢立初めの句。句をわかり易く言うと、「春が去ろうとしている。そして我々も旅立とうとしている。その心細さに鳥が鳴いている様に聞こえ、魚の目には涙が浮かんでいる様に思える。」

矢立とは、筆と墨壺を組み合わせた携帯用筆記用具一式


 松尾芭蕉の俳句集「奥の細道」を編纂するために弟子のとほと共に東北に旅立つ第一歩が、この地であることを知り、歴史的変遷に思いを馳せる。

 そして荒川沿いの道を冷たい風が吹き付けと時たま霙が降る中を傘を斜めにして、我ら一堂、一列縦隊で、RooNav担当のS,Mさんについて行く。やがて30分も歩いただろうか。風格のある社に着いた。ここは「 盞雄神社 」だそうだ。

  「盞雄神社(すさのおじんじゃ)」

 平安時代延暦14年(795年)に創建。悠久の歴史を有する古社。ご利益は、災難厄除、病気平癒(びょうきへいゆ)、商売繁盛、心願成就。荒川区で最も広い氏子区域となる61ヵ町の鎮守。


 この社にて、柏手を打ち、二礼二拍手一拝の参拝を済ませ更に静寂なる街並みを歩いて行くと「荒川自然公園」に突いた。


  「荒川自然公園」

 東京都下水道局三河島水再生センターの上に人工地盤を造って設置された公園。草木が多く植えられている。1月はさざんかの花が見られる。


 人工的に造設された公園であるが、池も配置されており、休息するのには、最適な場所だ。ここでトイレに行き一息ついてから、また、歩行開始である。歩いて行くとかなり長いarcadeの商店街に出た。通路を挟んで左右には、様々な種類の店が商いをしている。実に賑やかなる商店街だ。そんな商店街を抜けると都電荒川線の粒点、三ノ輪駅に到着した。この「都電荒川線」は遊歩として、6月にK,Mさんが担当することになっている。


  「都電三ノ輪橋駅」

 都電の始発、終着駅。線路はここで終わっていて車庫などはない。バラがきれないな駅として「関東の駅百選」に選ばれている。春バラは5月中旬〜6月上旬、秋バラは10月中旬〜11月上旬頃が見ごろ。駅近くのジョイフル三の輪商店街はちょっとレトロな雰囲気がする商店街。


  そんな三ノ輪駅を後にして、約、10分も歩いただろうか。やっと南千住駅前に任田津下。ここでYさんとお別れをして、いよいよ本日のmain event「金太郎寿司」の玄関を潜るすると店内は談合がされているため、寒い外を歩いてきたので、思わず「フーー」と息が漏れる。店員から予約してあった個室に案内された。一堂、席に着き思わず笑みがこぼれる。これから美味しいお寿司をつまんでの「昼食宴会」が、開始されるのだ。RooNav担当S,Mさんが、乾杯の音頭を取り、一堂、生ビールのjockeyを手に取り、冷えたビールを口にする。「ウーーン、ウンメイや」身体が冷え切っていたけど冷えたビールは、また、格別で、その冷えたビールが、五臓六腑を駆け巡る。そんな冷えたビールを飲み終わると今度は温かな焼酎のお湯わりを頂く。これがまた、胃腸が温まり実に美味しい。各種料理も絶品で、特に「バクダン」と言うのが、その素材は忘れてしまったが、名前も面白くみんな感心を持ってその「バクダン」なる物を頂く。


 今日は朝から冷たい雨が降っており、また、吹く風も冷たくこの寒さで、コースを歩くのに支障は無いかと懸念されたが、参加者一堂、みんな元気に歩きそのご褒美として、こうして美味しい料理を食べ、温かなる焼酎のお湯わりを飲み満足度百パーセントであろうや

 こうして、至福のひと時を過ごし一堂、南千住駅で、別れそれぞれの帰途に着いた。
 RooNav担当のS,Mさん。計画から実施まで大変ご苦労様でした。・・・!!! (__)

    〜〜≪オシマイ≫〜〜


j kds