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月夜見山から奥多摩湖のPhotographはこちらからどうぞ

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  Special個人山行Memo

 
   ≪晩秋の一日・思い切り
     奥多摩の峰々を歩こう≫







  遊歩日:  2011年11月27日(第4日曜日)  日帰り
  遊歩先:  都民の森・風張峠・月夜見山(1147m)・小河内峠・惣岳山
  参加者:  4名
  天 候:  晴


 《行 程》

●新宿{06:44発中央線中央特快(高尾行)}⇒▲三鷹(6:57)⇒○立川{07:10着・07:23発青梅線(武蔵五日市行)}⇒■武蔵五日市(07:57着・08:22発)=バス⇒数馬(09:11乗り換え)⇒都民の森(09:30)⇒鞘口峠⇒風張峠⇒月夜見山⇒小河内峠⇒惣岳山⇒奥多摩湖=バス⇒奥多摩駅⇒立川方面へ  (^^)


 ≪山行Memo≫

 武蔵五日市駅からバスに乗り、三頭山の山麓にある「都民の森」の終点で下車する。この都民の森は、奥多摩三山の最高峰・三頭山(みとうさん)の中腹、標高1,000〜1,500mに広がる、四季折々に変化する景観やさまざまな動植物などにふれあえる自然の宝庫で、 197ヘクタールの広大な森林は、「出会いの森」 「生活の森」「冒険の森」 「野鳥の森」 「ブナの森」 の5つのゾーンに分かれており、観光地として賑わいを見せている。

 我ら4名は、このバス停から坂道を15分ぐらい歩き「都民の森」の入口である森林館へ行き、ここでトイレを済ませ登山支度を整えこれから少々地味なコースの奥多摩湖まで約、5時間歩きの山行開始だ。今日はお天気も良く晩秋の風が身体に心地良い。快適に歩を進め都民の森としての言わば作られた山道を登って行く。この都民の森はハイキングコースが体力に応じて、何カ所か作られており、それぞれのコースを愉しむことが出来るのだが、自然そのものの山道で無いので、私達山を愛する者にとっては、物足りなさを感じてしまう。歩き始めて少しコースを迷いながら、そんな整備された山道を30分も登るとやがて鞘口峠へ到着した。ここで最初の休憩として一本立てる。

 休憩を採った後、サックサックと枯葉を踏み狭いながらも良く整備された登山道を登って行く。木々はすっかり葉を落とし、その木漏れ日が、優しく我らを射し包む。春の新緑、秋の紅葉と山はそれぞれその景観を見せてくれるが、晩秋のこの時期、枯葉を踏みならし歩く登山も又、楽し
からずやだ。奥多摩周遊道路が、眼下に見え一寸、自然の風景を阻害してしまう雰囲気だが、ここが第2の目的地風張峠で、更に狭い尾根道を歩を進める。そんな尾根道はやがて奥多摩周遊道路に出る。そしてその周遊道路際の狭い山道を歩き行くと程なく樹林に囲まれた月夜見山に達した。ここで2回目の休憩を採る。
月夜見山から下りまた、周遊道路に出て、第2駐車場の北からまた自然林に囲まれた静かな尾根道に入る。そして小さなコブを上下して行き、枯葉に覆われた急坂をまるでスキーでもするかの如く、ダブルストックで駆け下る。すると広々とした小河内峠に出た。ここから更に急登をゆっくりと登り行く。この途中の斜面は4月末になるとカタクリの花が咲き見事な眺望で、その時期にまた、コースを変えて歩こうと話ながら我らは歩き行く。そんな急登もやがて終わりとなり、惣岳山に到着した。この惣岳山山頂には多くのハイカーが思い思いの休息をとっており、我らもここで昼食Thymeを採ることとした。早速、冷えた缶ビールを飲み干す。「こんにちは。ドコカラオイデナスッタ。」と声がかかり、見ると既にお神酒が入り、ヨカゴキゲンの中高年のハイカーに声を掛けられる。「都民の森からです。」と応えると「それは達者なコッテスダ」と言葉が返ってきた。そして余りゆっくりも出来ないので、昼食を済ませ歩を進める。気持ちの良い樹林を下り行く。すると今度は、ガレ場の急坂となり、難所にはロープが張られ和美はそんなロープに捕まりながら、下って行くが、私はダブルストックを効かせそのガレ場の急坂を下ることが出来た。これがあの蓼科山の岩場のような急下降となるとゲゲゲノゲとなり、艱難辛苦の下りとなってしまうのだ。

 そんなガレが野急坂もやがて終わりとなり眼下には奥多摩湖がキラキラと陽を反射させ光見える。そしてついに下山終了となり、奥多摩湖のダム堤を歩き奥多摩湖のバス停へ向かった。今日は蓼科山の山行依頼の充実した山歩きが出来た。5時間も歩くと歩いたという感じがあり、その疲労も心地よく充実感で五体も躍動している。今回のこのコースは、奥多摩周遊道路の事を除けば静寂で言わば玄人好みのコースで会った。

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〜〜「オシマイ」〜〜