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Enjoy《ゆーぽぴあ遊歩紀行》

第19回 遊歩 殿ヶ谷戸庭園・お鷹の道&《ゆーぽぴあ忘年会》



  遊歩日:   2005年12月18日(第3日曜日)
  遊歩先:   國分寺市内散策(殿ヶ谷戸庭園・お鷹の道遊歩)
  食道楽:   淡菜房(忘年会々場)
  天 候:   晴れ 強風が吹き付ける寒い日
  参加者:   総数 21名 Aコース 20名  Bコース 1名
         男性 16名  女性 5名
 
 <行程>

 JR国分寺駅→殿ヶ谷戸庭園→お鷹の道(不動橋→真姿の池→國分寺→薬師堂)→都立國分寺公園→淡菜房(忘年会)→JR國分寺駅 解散

 ≪遊歩記≫

 2005年の初遊歩は、1月10日に陣馬山で餅つき大会をした後、陣馬の湯で温泉に入るという第6回の遊歩の計画であったが、年の瀬の12月30日に大雪となり、その為陣馬山はかなりの積雪となり、富士見茶屋の方が麓から陣馬山の山頂まで餅つきの道具一式を運べなくなってしまい結果、餅つきが出来なくなり急遽、狭山丘陵&山口観音・狭山不動尊・貯水池鳥山のWalkの遊歩に変更となった。 そのAccidentの第6回の遊歩から今日、第19回殿ヶ谷戸庭園・お鷹の道&《ゆーぽぴあ忘年会》を無事迎えることが出来た。結果、2005年は15回の遊歩を予定通りに実施することが出来た。これも一重にyuupolerの協力があればこその賜である。

 今年は12月に入ってから寒い日が続いており、特に18日は第1級の寒波が襲来し、朝から猛烈な寒風が吹きすさび身体が思わず縮あがりそうなそんな寒い日である。三鷹駅で久しぶりの参加となるOさんと待ち合わせをし、国分寺駅に行くと早くも12名のyuupolerが寒さのために背を丸めて待っていた。4月の高尾山一丁平お花見遊歩以来のKさん、そして6月の丹下温泉と嵩山遊歩以来のKさん達が、久しぶりの元気な顔でニコニコと笑顔で迎えてくれた。

 大したもので集合時間の午後2時になると21名のyuupoler全員が集まり、そこそこに班編制をした後、寒風が吹く中を先ずは第1番目の見学地、殿ヶ谷戸庭園に向かった。国分寺駅の南口から歩いても3分ぐらいの至近の所にあるこの庭園は、そんなに広くないがとても池や竹林、松などが巧に配置されとても落ち着いた雰囲気の庭園である。幸にも寒風はそんなに強くなく日だまりではポカポカと温かいくらいでその点、とても助かる。これも普段何かと行いの良いyuupolerのために天の神様がご褒美に風を止めてくれたのであろう。

 「殿ヶ谷戸庭園」

 1915(大正4)年完成の三菱財閥岩崎家の別邸庭園 数寄屋造りの建物と回遊式庭園
江口定條、後の満鉄副総裁の別邸を、昭和4年に三菱財閥の岩崎彦彌太が買い、本館や茶室を整備した。管理事務所となっている質素な佇まいの本館は、洋風邸宅と言われているが和風の赴きもチラリ。受付を抜けて庭の中に入ると、明るい芝生が広がっている。小径が「萩の道・藤棚」と「野草園」の二手に分かれている。階段を下って行くと竹林に出る。そこから竹林を抜けると、滾々と湧水している次郎弁天池に出る。見上げると木々の間から、茶室「紅葉亭」が小さく見える。この高低差!
 この庭は「国分寺崖線」と呼ばれる地形を巧みに活かした「回遊式林泉庭園」で、湧き水が出るのも国分寺崖線という地形だからなのだとか。

 庭園の入り口で自己紹介を行った後にゆっくりと庭園の散策となり、季節的に枯れ枝となっている萩のトンネルを抜け、藤棚を通り石段を下り滾々と湧水している次郎弁天池に出た。この国分寺から小金井にかけての崖をはけと呼ばれここから清水が滾々と湧き出ており、その清水が集まり野川に注いでいる。池には大きな鯉が泳いでおり鯉も清水なのでとても気持ちが良さそうだ。その池からまた、階段を上ると紅葉亭という茶室兼休息所に行き、そこで休憩となる。ここから眼下の庭園を見るアングルがとても良く私は、紫煙をくゆらせ自分の庭園の如く悦なる気分となる。

 そんな日本庭園を見学した後、今度はマンションが建ち並ぶ国分寺の街を歩きお鷹の道へと向かう。風はもうすっかりと穏やかになっており、歩いていると背中がポカポカとしてきて気持ちが良いくらいだ。坂を下り小さな不動橋を渡り閑静な国分寺の住宅街を歩き、やがてお鷹の道の入口に到着をした。

 お鷹の道

 江戸時代には、尾張徳川家のお鷹場としてこの國分寺周辺の村々が指定されており、崖から湧出する水が集まって野川に注いでいるこの清流沿いの道を何時しか「お鷹の道」と呼ばれ、昭和47年〜48年にかけて国分寺市が遊歩道として整備をされた。

 遊歩道は狭くその傍らを本当に70cmぐらいの幅の小川が流れ、そこに清水が清流となり時の変遷を重ね四季の移り変わりを水面に浮かべ野川に注いでいる。本当に都心から近くにこんな武蔵野の面影を濃く残す場所が今でもあるというこの喜びは何物にも代え難いものだ。そんなお鷹の道を歩いてやがて真姿の池に着いた。湧き水を湛えている池は小さくそこに七福神の一つ、弁財天が奉られており、何故か池のそばには弁財天が奉られているが、弁天様と水と深い関係があるのだろうか。

 この傍らに流れている小川はやや幅も広くそのはけからは、湧き水がゴーゴーと音を立てて湧き出ている。そこにはペットボトルに湧き水をくみに来た人がいて、この水でお茶を点てたり、コーヒーを飲んだりしているとかで、とてもおいしいのだそうである。私も一口飲んでみたがとてもまろやかな味というか柔らかな喉ごしである。兎に角日本名水百選に選ばれているのだから、その味は折り紙付きであろう。そしてそこから石段を登り歩いていると和美の携電が鳴り、お一人先に行った方がいるとかで和美が迎えに行く。21人もいると誰かがはぐれてしまうのもご愛敬なのだろうか。そうゆう私も世界遺産・熊野古道遊歩では、迷い人になってしまったっけ。・・・!!! (^^;) 

 そんなハプニングの後、一同、陽の当たった公園の芝生の所で身体の中から温かくしようとの計らいでお酒タイムとなり、Kさんが秋田の銘酒を持参したのでそれも併せてどーんと一升瓶が立ち並び酒盛りが始まる。「ウーーンウンメイ・・・!!!」キューンとお酒が五臓六腑に染み渡りご機嫌となる。

 そして今年の遊歩納め宜しく、2005年遊歩計画実施状況を発表し、ついで2006年の一年間の遊歩計画予定が発表され、2月雲取山、3月八丈島、5月大台ガ原・琵琶湖水野Farm、10月岩木山等々の魅力有る遊歩が計画をされており、また、Walkも魅力的な所がありyuupolerの誰もが楽しめる計画となっている。

 そんな計画を発表した後、丁度、お酒もすっかりと空になったので腰を上げることとした。また、お鷹の道に戻りそこから少し歩き、741(天平13)年、「国分寺建立の詔」によって武蔵の国の国分寺、全国最大規模国指定史跡は、広い芝生となっているが、こは時間の関係でパスをし、重厚な構えの国分寺の三門と国分寺の仏閣を見学をして薄暮になった万葉集で詠まれた植物を集め、植物名と例歌を記して説明、約160種、万葉植物園に立ち寄り、薬師堂で参拝をした後、いよいよ本日のmain event「淡彩簿・忘年会」会場に向かう。国分寺の駅前でOさんと別れ一同、淡菜房の店内にはいる。そこで3テーブルに別れ、Hさんの乾杯の音頭で盛大に《ゆーぽぴあ忘年会》が始まった。
 パチパチパチパチパチパチ  (^o^)   (^_^)

 皆さん、時が経つに連れ忘年会も佳境になり今年の遊歩の思い出を話したり、来年の遊歩に思いを馳せたり、心から笑い話をしている。アーー、実にお料理もおいしく酒もうまい。そんな至福の時もやがてお開きとなり、2006年も健康で遊歩を実施できることを心から願い快く酩酊し帰途に着いた。

 「yuupolerの皆さん、この一年有り難う御座いました。来年も宜しくね。」・・!!

    m(__)m  (__)」

                                   オシマイ