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Circle《ゆ〜ぽぴあ》 遊歩記

 第278回遊歩
“台風の被害で金時山から「ぶらり東京Walk」湯島・本郷界隈と谷根千を散策し銭湯に入ろう”








   遊歩日:   2019年11月10日(日)
   遊歩先:   湯島・本郷界隈(三四郎池)、谷中界隈、根津界隈、千駄木界隈
   銭 湯:   萩の湯
   天 候:   晴れ
   参加者:   9名
  RooNav担当:  坂井 幹雄
 
《行 程》

 ◎JR御徒町駅(9:35発)⇒湯島天神(09:45)⇒麟祥院(10:05)⇒東大本郷キャンパス{灯台医学部研究所・三四郎池10:10〜11:20}⇒根津神社(11:10)⇒谷中初音の森(12:35〜13:15昼食)⇒谷中銀座商店街・夕焼けだんだん⇒日暮里駅(13:30) 解散


 ≪遊歩記≫

 当初2019年の遊歩の計画では、箱根金時山山行遊歩でしたが、10月の台風15号次いで19号の被害により、箱根登山鉄道が、土砂崩れ等の被害を受け線路が寸断されてしまい、全く回復の見通しが立たないとのことで、急遽、RooNav担当の南千住S,Mさんが、「ぶらり東京Walk・本郷近辺」の遊歩に切り替えたのであった。

 参加者9名が、御徒町駅に集合し、RooNav担当の南千住のS,Mさんから、今日のRoot紹介が成された。次いで参加者9名の声出しを済ませ、RooNav担当のS,Mさんを先頭に一列縦隊で、最初の目的地「湯島天神」へ歩を進めた。この湯島天神は、以前、やはり南千住のS,MさんがRooNav担当で、「ぶらり東京Walk」の遊歩で、訪れたことがある。その時には、お芝居でお馴染みの「湯島の白梅」で、有名白梅が咲いていたっけ。確か境内でその白梅を見ながら、お酒を花見酒とばかり飲んだのだった。今回の湯島天神は、白梅ならぬ境内の一隅に菊花が見事なる大輪、また、小さな菊の花が、たくさん集まって咲いている菊花等々が、数多く展示されていた。そして期待と不安で、わくわくしながら、御神籤を開き、それを見終わった数多くの御神籤が、まるで雪が積もっているように木の枠組みに巻き付けられていた。

「湯島天満宮」


  所在地 東京都文京区湯島三丁目30番1号
 主祭神 天之手力雄命
  菅原道真
  社格等 旧府社
  別表神社
  創建 (伝)雄略天皇2年
  本殿の様式 権現造
  別名 湯島天神

  概要
 古来より江戸・東京における代表的な天満宮であり、学問の神様として知られる菅原道真公を祀っているため受験シーズンには多数の受験生が合格祈願に訪れるが、普段からも学問成就や修学旅行の学生らで非常な賑わいを見せている。また境内の梅の花も有名で、この地の梅を歌った「湯島の白梅」(1942年)は戦中時の歌として大ヒットした。 
境内の約300本の梅木のうち約8割は白梅である。 

歴史
社伝によれば、雄略天皇2年1月(機械的な西暦換算で458年)、雄略天皇の勅命により天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀る神社として創建されたと伝えられている。南北朝時代の正平10年(1355年)、住民の請願により菅原道真を勧請して合祀した。この時をもって正式な創建とする説もある。当の湯島天満宮では458年創建(雄略天皇2年を機械的に西暦に換算した年数)としている。 

 そんな菊花香湯島天神を後に今度は 麟祥院へと歩を進めた。この麟祥院は、徳川家光の乳母として、権勢を振るった春日局の墓石が、ある寺院だ。数多くの墓石の仲に鉄の柵で仕切られた一段と高い墓石が有り、そこにはお賽銭箱が、設置されており、お賽銭を入れると線香を取り出すことが出来、和美が代表して、その線香に火をつけ春日局の墓前に手向けた。

 そして我ら一同、イチョウが黄葉した静寂な歩道を歩き東京大学の校内へと歩を進めた。その灯台の校内に入り、先ず最初に向かったのが、灯台医学部研究所である。ここは医学に関する文献、また、その医学の今昔等々といくつもの部屋に仕切られ展示されている。そんな医学に関しての展示物を見てから、三四郎池へほを薦めた。この三四郎池は、湧水しており、数多くの学生や文人画、この池野畔に佇みきと瞑想に耽ったことであろう。

 そして三四郎池を後にして、黄色いイチョウの落ち葉が、路傍に積まれた歩道を歩きあの学生層道で有名になった安田講堂の正門に来て、その壁に思わず手を触れて、歴史的変遷に思いを寄せる。

東大本郷キャンパス三四郎池


 東大本郷キャンパスは江戸時代には加賀藩上屋敷だった。三四郎池もかつては大名庭園
「育徳園(いくとくえん)」の一部であった。正式名称は育徳園心字池(いくとくえんしん
じいけ)であったが夏目漱石の長編小説「三四郎」の影響で三四郎池と通称されるよ
うになった。キャンパス内は自由に見学できる。

 そして東京大学の校内を後にして、今度は「根津神社」へ向かう。この根津神社は五月のツツジが有名で境内には赤、白、青とツツジの花が乱れ咲いている。神殿で二礼に拍手一杯をしてから頭を垂れ参拝する。

根津神社


 現在の社殿は徳川5代将軍綱吉が養子家宣(6代将軍)の氏神社として当地に奉建したも
の。江戸時代からつつじの名所として有名。4月〜5月には約100種類3000株のつつ
じが咲く。東京十社の一社。

 そして時たま車が通るだけで、都心とは思えぬほどの静かなる街並みを歩き、以前にもここで昼食Thymeを採った「」谷中初音の森」で、今回も昼食Thymeとなった。私は早速ブチュッと音を立て缶ビールのプルトップを開きビールを口にする。何時もながら渇いた喉を潤し潤滑油が五臓六腑に染み渡る。そんな細やかなる至福のひと時を過ごして、我ら一堂、両側に数多くの商店が建ち並ぶ谷中銀座商店街を歩き夕焼けだんだんの階段を登り日暮里駅南口に達し、ここで解散となった。私と和美は、翌日早く郷里へ行く予定が合ったので、萩野湯に未練を残し帰途に着いた。そして有志数名は萩野湯へ向かったのだった。

谷中銀座と夕焼けだんだん


 これぞ下町の商店街といった風情。細い道幅の両脇に小さなお店が並んでいる。肉屋さ
ん、八百屋さん、総菜屋さん、雑貨屋さん、いろいろ並んでいるので歩いているだけで
も楽しい。ついつい買いたくなる。日暮里側に大きな階段の夕焼けだんだんがある。こ
こは野良猫たちの天国、いつも沢山の猫がいる。2011年2月の遊歩で訪れたところ。


銭湯 萩の湯


 都内最大級の銭湯。ビル型銭湯で1階から4階までが銭湯、2階がフロント受付と食事
処こもれび、3階が男風呂、4階が女風呂。食事処こもれびで食事やお酒が飲める。も
ちろん風呂上りの生ビール等が飲める。


〜〜≪オシマイ≫〜〜

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