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第12回遊歩 丹下温泉&嵩山遊歩




  遊歩日:   2005年6月25日(土)〜26日(日) 1泊2日
  遊歩先:   丹下温泉&嵩山(標高 789m 地域 群馬県)
  食道楽:   丹下温泉の山海の珍味
   Grade:    ブラリG1
  参加者:   12名
  天 候:   二日間とも猛暑の晴天

<行程>

 6/25(土)
 新宿(11:30発埼京線大宮行)→赤羽(11:44・11:50・高崎線高崎行)→高崎(13:33着・13:56発上越線万座・鹿沢口行)→渋川(14:21)→中之条(14:50着・15:05発・沢渡行バス)―バス20分→たんげ下口―送迎バス→美郷館(宿泊 (-.-)Zzz )

 6/26(日)
 美郷館―送迎バス→親都神社前バス停―徒歩20分→弥勒穴―15分→骨穴展望台―10分→経塚<大天狗往復20分・五郎岩往復20分>―20分→中天狗(20分)<胎内くぐり一周を含む>天狗の広場<不動岩往復15分>(20分)→親都神社前バス停―バス→中之条駅→渋川→高崎→上野

≪感想≫

 今回の遊歩は丹下温泉が一番のお目当てであり、嵩山の山行は言わば付録のようなもので、とにかく露天風呂にゆっくりとは入っておいしい物を食べようと言う計画で実施された。
いつもお天気を心配するのだが、今回は雨であれば温泉にゆっくり出来るので雨もまた、楽しからずやという気分で皆さん、参加されているのではないでしょうか。

 集合時間も御前11時10分と何とウォーキングの集合時間より遅い時間で混雑する土曜日の新宿に参加者12名が勢揃いをした。それにしても今日は本当に蒸し暑く優に32度は超えて入るであろうか。汗が頭から直垂落ちて、汗を拭くのに忙しいくらいだ。埼京線で赤羽に行きそこから高崎線に乗り継いで高崎駅に到着をし、そこで一同昼食にそれぞれお気に入りの麺類を食べ再度JR上越線、万座鹿沢行きに乗り、中之条駅に到着をした。駅舎の外に出ると太陽がギラギラと照っており猛烈な暑さで肌が焼けるようである。一同そこそこに冷えた車内に乗り込み30分ぐらいで丹下口に到着し、そこから美郷館の送迎バスに乗り込みようやくお目当ての丹下温泉、美郷館に到着した。

 早速部屋に行き定番になっているアルコールタイムとなり、ビール、ウィスキー、焼酎等々のアルコールの勢揃いで、ノンベイおじさん達の目が輝いている。しかし、一人だけアルコールにはめっぽう弱いというAさんがおり、何だかノンベイおじさん達に混ざっているのが気の毒なようだ。でもAさんは、ノンベイの雰囲気は大好きだそうでそれを聞いてホットし、思わず焼酎のお代わりをし、川のせせらぎと吹く風の心地よさと雰囲気の良い旅館に皆さん、満足でこれ以上ないというような良き笑顔でグラスを傾け談笑している。

 適当にアルコールも入り、気分も高揚したので、タオルを肩にいざ、温泉場に向かう。最初は広い大きな内風呂に入り、それから丹下川が流れる傍にある露天風呂に入るともう、気分は皆さん、少年で、雨が降ったときには菅笠をかぶってはいるのであるが、その菅笠をかぶったりして丁度良い温度に肌に優しい温泉に大満足で記念写真をパッチリと撮り「ハハハハハ、これが本当の掛け値無しの裸のつき合いだね。・・・!!! 」と大爆笑する。何だって男は、花の60代が勢揃いで皆さん、それだけに話も合いもう気分はタイムスリップし昔に還っての少年時代である。

 温泉に入りさっぱりとしたところで、丁度良き時間となり夕食タイムで大広間に一同集まり会食である。先ずは冷えたビールで乾杯だ。ゴクゴクゴク「コリャア、ウンメエー」、イワナの刺身、上州牛、鮎の塩焼き、山菜の天麩羅等々ご馳走が盛りだくさんで皆さん、ご満悦、人間食べているときが一番至福の時でしょうか。

 食べるほどに呑むほどに気分は最高で、歌集を見ながらの歌声大会でおじさん達のナツメロに声も何時しか大きくなる。かなり歌ったところで「少しお静かにして頂けませんか。」とやんわりと旅館のお姉さんからクレームが付く。そう結えばここは雰囲気を大事にしている旅館だから、自動販売機も置いて無く、団体はお断りで、とにかく静寂と気品を大事にしているからそんなクレームが出たのであろう。そこで歌を止めおしゃべりタイムとなり各自の自己紹介をし、下戸のAさんの三本締めで会食タイムはお開きとなる。何しろ温泉好きの私はまた、今度は先に入った露天風呂が男女入れ替わりとなったので、違った露天風呂に入る。夜風がほてった身体にとても気持ちが良く青白い月が煌々と照りせせらぎの音とマッチし幻想的な光景に暫し声も無く幸と健康に感謝をする。

 早朝には露天風呂に入ったのは勿論で、しっかりと朝食を取り一同、美郷館の玄関に勢揃いをし、ここで記念写真を撮り送迎バスにて嵩山の登山口がある親都神社に向かう。それぞれのペアで登山開始となるがとにかく今日は蒸し暑く汗がダラダラと流れて身体がたちまちビッショリとなる。岩の所に小さな観音様がそこかしこに祭られてあり、それらを順路に従い観察し、弥勒穴、骨穴展望台、中天狗、胎内くぐり、不動岩等を巡り天狗の広場で一休みをし今日のハイライト結構な斜度の岩場が続く大天狗を鎖に捕まり頂上に出る。

 大天狗の頂上で四顧の景色を見てまた、鎖に捕まり岩場を下り天狗の広場に出る。これから下りとなり、途中オーバーハングをした大天狗の高い岩壁に来るとまるで岩の模様が白い大きなツララが何本も垂れ下がっているような岩壁に数体の観音様が安置してあるところに出た。

 そして下山口に丁度良く「手打ちソバ屋」があり、そこで一同ビールを一息に飲む。「ウンーーン、ウメエー」と渇いた喉に吸い込まれるようにビールが入って行く。手打ちソバを食べたりしてゆっくりと休んだ後バスに乗り中之条駅に向かう。こうして今回の温泉遊歩は満足度一杯のうちに無事終了したのであった。
                                  オシマイ


<遊歩先の紹介>

 温泉好きならば一度訪れると虜になってしまうほどの宿だ。もし、この温泉の名前を知っていたら相当な温泉通。それもそのはず温泉が湧出してからまだ数年しか経っていない、新しい温泉だからだ。それだけに、知る人ぞ知る温泉宿となっている。たんげ温泉美郷館は、山肌が両側からせまっている山里の一軒宿。建物は風格ある宮造り。玄関を入ると、銘木の柱や梁が印象的なロビーで、落ち着いた「和」の空間に心が休まってくる。部屋も動揺である。
 宿には、大浴場が二つと露天風呂が三つある。白木丸太の井桁の大浴場は、高い天井、壁板の木の香りがただよい、源泉100%のお湯が流れ出ている。露天風呂に行くと大小の岩を巧に配した湯船に、無色透明なお湯が満々とし、周囲の木々の緑を湯面に浮かべている。夜半に入る露天風呂は、一段と静寂さが忍びより、ロマンチックでもあり、まさに至福の一時である。

 嵩山はスリリングな岩場歩き、様々なコースが楽しめる。大天狗の山頂からは360°の展望が満喫できる。