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       “狭山丘陵を歩いて野鳥焼を食べよう”



遊歩日   2005年1月10日(月・成人の日)
遊歩先   狭山丘陵(多摩湖周辺) 山口観音&貯水池鳥山
参加人数  29名
天 候   晴れ

≪感想≫

 当初の予定は、「陣馬山発遊歩・餅つき大会と陣馬の湯」という遊歩であったが、年の瀬の29日、31日の二回に亘っての降雪のために富士見茶屋の都合により餅つきが実施できなくなったため急遽、狭山丘陵を歩いて山口観音の初詣をし、その後は貯水池鳥山にて夕食宴会をすることとなった。

 花小金井駅に参加者総勢29名が集まり自己紹介の後、一路、多摩湖目指し寒中行軍宜しく、いざ、出発である。今回の顔ぶれは六つ星の会員と言うよりは、それ以外の方々の参加が多く特にOさんのお知り合いの方が6名も参加をしてくれ、その参加者も若い女性が4名もいて、いつもと違った華やいだ雰囲気の中それぞれ「第1山茶花班」、「第2福寿草班」、「第3雪割草班」、それにお子様連れの「つくしんぼうFamily班」の4班に別れてサイクルロードを白い息を吐きながら歩いて行く。幸に寒さは厳しいが今日は風もなく穏やかな日和でwalkingには、最適でお互いに談笑しながら歩を進めて行く。

 青梅街道を渡り先ずはお目当ての「小平ふるさと村」に到着したのだが、何と開村時間が午前10時からということで、現在時間は9時25分、少々早く着きすぎてしまい中に入れず外からの見物となってしまった。ここら当たりがよみが甘かった反省点である。そんな「小平ふるさと村」を後にし、一同更に談笑しながら歩を進めて行く。山行と違って気負いもなくリラックスをしてそれこそブラリという感じで歩いて行く。

 やがて小平駅を通り過ぎ西武多摩湖線を渡り白く伸びたサイクルロードを皆、意気揚々と歩いて行く。walkingは山行と違ってそんなに体力もいらず、装備も普段着ている物でよいし、靴も運動靴で良いからその点は、気楽に誰でも参加が出来るのは、良いことだと思う。やがて1時間も歩いただろうか。第1回目の休憩となり、早速、赤ワインを開けて皆さんにお配りする。これもまた、山行と違いそれに全くの個人的な集まりなのでこれもまた、気楽な物である。アルコールが少しでも入るとそれが気付薬となり歩く速度も増し元気が出てきて効果は抜群である。

 アルコールが入ったためか、皆さん、出発時よりは、リラックスをして、元気よく歩いて行く。この時期路傍には何も花が咲いておらずときたま、何の小鳥だろうか「チー、チー、チー」と鳴いて何か啄んでいる。春になるとこのサイクルロードは桜の花で満開となり、その他色々な花が咲いてそれは見事で私達を楽しませてくれるのだが、寒中の今は
何もないので少々淋しいが、それでも葉を落とした木々がただ日田すら春の芽吹きを待っている光景は四季の営みの自然の恵みの美であろうか。空は澄み渡り、空気も良く歩くにつれ身体も温かくなり実に気持ちがよい。

 二回目の休憩を取り、坂道を登り切ると普通ならば多摩湖へ行く堰堤の通路があるのだが、何と何年にも亘る大がかりな全面的の多摩湖の改修工事のために白い幕が張りつめられ、その為多摩湖への堰堤が通れず他の道から「たっちゃん池」を経て西武遊園地側に出、広場にて昼食タイムとなる。ここでもお酒、ワインとアルコールで皆の喉を潤しそれぞれの昼食をこれまた、ポット赤くなった良い顔で食べている。

 そんな和やかな昼食タイムを終わりとなり、「つくしんぼうFamily班」と別れ一同電車に乗り西武球場駅で下車し、先ずは「狭山不動尊」で初詣をする。この「狭山不動尊」の正門は、何でも徳川家光の時代からの創建で極彩色で装飾されそれは見事である。祈願をし梵鐘を願いを込め突く、「ゴーーーン」と真に心が洗われるような鐘の響きに今年の大いなる幸を祈る。そして清々しい気持ちになって「山口観音」に向かいここでも神妙に手を合わせ健商売繁盛、康と幸を祈願し、山口観音を後にして、サイクルロードを進みやがて、干上がった多摩湖を身ながら芝生の上を皆、実に気持ちよく歩いている。更に歩を進め途中の林の前に人だかりがするので、聞いてみると「コノハズク」が木の股の所で寝ているのだそうで、それを写真に納めようの思い思いにカメラを構えていた。

 更に歩を進めて行くとプーンと焼き鳥の独特な臭いがしてきて、到着しました。今日の一番のお目当てかな。「貯水池鳥山」、ここで銘々野鳥焼、鴨肉の鍋料理などを真っ赤に燃えた炭火の網台にて、ジュージューと音をさせモウモウと煙を立てながら焼いている。結構歩いてきて喉が渇いていたので生ビールが実にうまいこと、もうこりゃあたまらねえーや。・・・!!!

 雀、ウズラ、鶏肉、シイタケ、ピーマン等々を丁寧に焼きながらビールを飲んで、皆さん、満足そうである。人間食べているときが一番幸せかもね。そんな食事も一息ついて、みんなで歌を歌い雰囲気は最高潮に達し、窓外が暮色に包まれた頃、宴会もお開きとなり、二回に別れ上北台駅よりモノレールに乗り立川駅に向かいそれぞれの帰途に着いた。

                                    オシマイ