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【流氷北の旅情紀行】



 今回は関ご夫妻が去年同時期に団体ツアーで流氷を見に最果ての地、知床に行った際のそんな流氷の感動体験を聞き、早速、私達も俄然流氷を見たくなり、今回の近ツリクラブツーリズム「知床世界自然遺産へ・大流氷紀行三日間の旅」というタイトルの団体ツアーで出かけることとなった。私達は何しろ今までは、専ら山旅であったがこの流氷ツアーは、観光旅行ということで、団体ツアーということを我慢すれば費用の安価な点、観光コースも冬の北海道の魅力な人気箇所を巡るのでそんな理由からこのツアーに決定をした。

旅行先   知床 網走 層雲峡その他
旅行日   2004年2月15日(日) 16日(月) 17日(火) 2泊3日 団体ツアー
メンバー  金川 勝夫 金川 和美
天 候   15日(日) 曇り 16日(月) 曇り 17日(火) 曇りのち晴れのち大雪

行 程

15日(日)   吉祥寺(6:25)―リムジンバス→羽田空港(8:55)―全日空→釧路空港(10:       25)→鶴見台→摩周湖→オシンコシンの滝→知床・ウトロ(知床花ホテル宿       泊) (-.-)Zzz 夜 オーロラファンタジー見学

【感想】

 私の住んでいる三鷹からは、吉祥寺駅から羽田空港まで運賃1200円でリムジンバスが運行しているのでこれを利用し、羽田まで行くこととした。6時25分のリムジンバスに乗り込むと何と前の座席に大橋基光さんが座っているではないか。「アラ」、「イヤー」と奇遇の出会いに朝の挨拶もそこそこに笑顔で、お互いに旅行の目的を話をする。何でも大橋さんは、友人7人と一緒に北海道の富良野に今日から3泊4日でスキーツアーとか。その目的を聞いて私達との観光ツアーと違い、確か年齢は、73才であっただろうか。パワー溢れる行動に改めて感心させられた。

 早朝のこともあり、快適にバスは45分で羽田空港に到着をした。大橋さんと少し立ち話をし、朝食を取るためにレストラン街に向かいカレーショップで朝食を取ることとした。そして近ツリの集合場所に行き航空券を添乗員から受け取り少し間を置いていよいよ飛行機に乗り込む。いつもそうだが離陸の際には、ちょっぴり緊張をさせられる。ぽーんとシートベルト取り外しのサインが出てホッとし、肩の力を緩めこれから約、釧路までの1時間30分のフライトを楽しむ。

 飛行機は揺れもなく快適に一路、釧路へ向かい飛んでおり、機内サービスのコーヒーを飲んだり何となくぼーっとしているうちに早くも飛行機は釧路上空へさしかかる。窓外を見ていた和美が下界の一面の銀世界に「ウワー」と簡単の声を上げこれからの北海道旅行へと思いを馳せる。

 空港ロビーで添乗員から総勢47名の点呼があり、二、三の注意事項等を聞き屋外に出るとそこは辺り一面銀世界、空港前には雪だるまが三体愛嬌のある顔で鎮座し、我々一行を歓迎してくれた。

 旅人を
  すまし迎える
     雪だるま 

 待機していた観光バスに乗り込み阿部さんといってプックラとほっぺが膨れた可愛い今年二十歳になったばかりのバスガイドから自己紹介と歓迎の言葉を貰い、これからの観光の日程などを話された。バスガイドは若くて可愛いのだが、周囲をよく見るとな、な、なんと同行者は、年寄が多くそれも3分の2が女性である。グループ6人で茨城から来ている女性軍が大声を上げて一団と目立っている。これから3日間を共にするのかと思うとちょっぴりガッカリするが、その分白い北の旅情が大いに補ってくれるだろう。

 最初の見学地「鶴見台」に到着した。ここは丹頂鶴の飛来地で多くの丹頂鶴がここに棲息をしている。バスガイドの説明によると冬は何しろ雪のために餌が無いのでそれを不憫に思った近所の渡辺さださんというお婆さんが、丹頂鶴のために毎日定時に餌巻きをしているとのこと。その丹誠の戒があり現在では相当数の丹頂鶴が生息しているとのこと。私達が行ったときにも雪原に丁度、二羽の丹頂鶴がタイミング良く羽を広げて寛いでいた。

 冷えし頬
  白き原野に
    鶴舞いぬ

 それらの丹頂鶴を見て一同バスに乗り込むとバスガイドから、「千円札の裏面の二羽の丹頂鶴は、向かってどちらが牡、雌でしょうか。」というクイズが出された。私は千円札の裏面に丹頂鶴が書かれていることも知らなかったぐらいで、当然のこと分かるわけはない。解答は向かって大きく羽を広げている左側が牡だそうです。何とならば大きく羽を広げてメスに向かって求愛ダンスをしているのだそうです。「ヘエー」っと車中から声が上がりなるほどと皆、感心をする。観光バスの旅は、その点、単独の旅よりも名所旧跡、観光地、郷土の物産の説明等があり勉強になること間違い無しである。

 バスは摩周湖の途中まで来ると先方のバスが凍結した道路でスリップを起こし現在、立ち往生をしているとのことで、暫し、様子を見るために私達のバスもストップとなる。30分も待っただろうか。これは駄目だと摩周湖をあきらめて他の道からウトロへと向かうことにし、バスをバックのままバスガイドの指示で走らせているとそこに運転手の携帯に電話があり、道路は開通したとのことで再度摩周湖に向かうこととした。冬はこんな思わぬハプニングもあるものだ。これから先どうか無事に日程をクリアして欲しいものである。

 摩周湖に到着したが、摩周湖は一体どこにあるのか当に霧の摩周湖ならず、吹雪の摩周湖で全く何も見えない。ただ摩周湖を展望台にて想像するだけだ。ここに来て初めて冬の北海道らしい寒い吹雪で北の最果てを実感した。売店で名物の温かい芋団子を食べてバスに戻る。

 風鳴きし
  吹雪の摩周湖
    ただ見えず

 バスはこれからライトアップされた「オシンコシンの滝」へと向かう。辺りは5時を過ぎ北海道だけに夕暮れも早く窓外は暮色に包まれてきた。
やがてライトアップされた「オシンコシンの滝」に到着し、知床の山々の水を集め高さ70mの幾筋もの滝となり、それがライトで浮かび上がり誠に一服の墨絵を見ているようで皆、その見事な眺めに感激の声を上げている。幾星霜この流れを続けているのであろうか。当に自然の驚異、素晴らしさであろう。

 灯に映えて
  浮かぶ滝見え
    いてし暮れ

 そんな滝を見てバスはようやく本日のお宿「知床花ホテル」に着き、夜のオーロラファンタジーの見学もあるので、温泉に入るのは、後回しとなり夕食となる。生ビールを飲んでお目当ての蟹を食べるのであるが、何しろ安いツアーなので、ここは毛蟹とはいかず、ハナサキ蟹だそうで余り実も入っておらず少しガッカリだ。忙しく夕食を取り生ビールでホンワカとなりながらまた、バスに乗りオーロラファンタジーの会場である港近くの広場へと向かう。このオーロラファンタジーは、アラスカや北欧のオーロラを再現するために大量の麦わらを燃やしてその煙りに演出された音楽と共に七色のレーザー光線を照射し人工的にオーロラの雰囲気を醸し出す冬のいべんとである。乱舞するレーザー光線がたなびいている麦わらの煙りに光って見え、特に流氷の天使クリオネが踊っている姿は、皆の拍手を読んでとてもほほえましい光景だ。雪の自然美と違ったこれもまた、人工的な美しさがあり大勢の観客がこのファンタジーショーに魅了し眺めている。

 オーロラに
  似せて乱舞し
      色光り

 そんなオーロラファンタジーも終了となり、私達は寒くなった身体を温めるためにうまい魚で一杯飲もうと町の居酒屋を探して見るが、そんなのはどこにもなくやがて一件の寿司屋兼、食事処らしき所に入って熱燗で一杯飲んで、その勘定の高さにビックリしながも良い気持ちになりホテルに帰り、温泉にゆっくり入り眠りに着いた。
 (-.-)Zzz

16日(月)   知床・ウトロ→ピユニ岬→北浜駅→涛沸湖→網走港(砕氷船オーロラ号       にて流氷見学)→天都山(オホーツク海を一望)→層雲峡温泉(ホテル層雲宿       泊) (-.-)Zzz 夜 層雲峡氷瀑祭り散策

【感想】

 サア、今日はこの旅行のメインイベント流氷見学が待っている。情報によると流氷はかなり沿岸まで接近しており、多分期待通りの流氷群が見られるだろうとのこと。バイキングの朝食を取り、先ずはウトロ港が一望できるピユニ岬へと向かう。鉛色の空の下オホーツク海に浮かぶ流氷群が見えるので一同感激の声しきり、否が応でも最果ての旅情を痛感する光景だ。そんなピユニ岬を後にして、バスは流氷に最も近い駅、北浜駅に到着した。この駅は、無人駅であるが勿論、現在も立派に使われていて丁度タイミング良く一両編制の電車が通過をして行った。この駅は映画高倉健主演の「網走番外地」のロケにも使われたそうで駅舎には壁に訪れた人の名刺などが貼ってあり、そんな景観を損なう行為には考えなければならないだろう。

 今度はバスは白鳥の湖である涛沸湖に到り、ここでパンの耳を100円にて購入しそれを白鳥に向かって投げてやるのだが、お目当ての白鳥は余り居らずほとんどがずうずうしいカモメ達が支配し投げられたパンを貪欲に食べている。この鳥の世界も生きていくのは厳しいものがあるのだと知らされる。それにしてもさすがは北海道冷たい風に思わず身体が震える。皆、早々に暖かいバスに戻り次の昼食処へと向かう。

 この網走港近くの昼食処では奮発をし「毛蟹コース」の昼食で毛蟹の足に噛みつき熱燗と共に食べる。蟹の美味に今回の旅行の目的の一つ、「毛蟹を食べよう。」という望みが叶い満足だ。砕氷船の乗船時間にはまだ間があるので、海鮮市場を覗いてみるが、お土産の毛蟹はいずれも冷凍物で価格もおもったより値段も高いので買うのは止めにした。

 そうこうしているうちに砕氷船の「オーロラ号」の乗船時間が来たので乗船場所にと向かう。オーロラ号、オーロラ2号の2つの砕氷船があり、これが冬のこの時期には、フル稼働で観光客を流氷の見学へと運行している。

 ここで流氷について少し話をしてみよう。
冬の流氷の海、ホーツク海は、北海道、サハリン、カムチャツカ半島、千島列島にかこまれた北太平洋の沿海。最大水深は千島海盆の3372m、平均水深838m。水深が200m以下の大陸棚が全体の半分を占めている。
 毎年1月中旬になると、シベリア方面から海流にのって南下した流氷がオホーツク海に姿をあらわす。4月まで海面が白一色にうめつくされ、沿岸地域で聞くことができる流氷のせめぎあう音は、環境庁が選定した日本の音風景100選のひとつとなっている。

 流氷の誕生地は、アムール川付近である。
このアムール川は、アジア北東部をながれる川。シルカ川、アルグン川が合流してアムール川になる。はじめロシアと中国の国境に沿って南東におよそ1600kmながれ、つづいて北東に転じ、ニコラエフスクナアムーレ付近でタタール海峡(間宮海峡)にそそぐ。長さは本流のみで2850km、源流部をくわえると4350kmにおよび、世界最大級の河川である。

 河口からシルカ、アルグン川の合流点まで航行可能であり、さらにシルカ川はロシア領スレチェンスクまで遡上(そじょう)できる。ただし、冬季の6カ月間は航行不能となる。おもな支流は、ゼーヤ川、ソンホワチアン(松花江)、ウスリー川など。
 アムール川は、中国ではヘイロンチアン(黒竜江)とよばれ、沿岸にトンチアン(同江)などの都市が、またロシア領では、ニコラエフスクナアムーレのほか、ブラゴベシチェンスク、ハバロフスク、コムソモリスク・ナ・アムーレなどの都市がある。

 このアムール川が間宮海峡に流入するため塩分の濃度が低くなり、冬季には海水が結氷して、流氷となって沿岸に達する。北海道沿岸では、オホーツク海沿岸を中心に、稚内(わっかない)付近から釧路付近にまでおよぶことがある。

 乗船して10分もすると流氷がどーんと見えてきた。流無数の氷の群れに観客一同、「へエースゴイヤ。」等と感嘆の声が飛び交う。ゴツン、ゴツンと砕氷船は流氷を砕き沖へ、沖へと向かう度に流氷も次第に大きくなり、巨大な流氷も現れてきた。「アッー、オジロワシだ。」と誰かが叫ぶ。大きな流氷の上にオジロワシが羽を休めて留まっている。まさに今が最大のこの風景のクライマックスであろうか。流氷、オジロワシと北のオホーツクの主人公の勢揃い、この光景を見ていると人間の小さな考えなど当に無である。流氷群、自然の驚異は、私達人間に何かこうして教えているのかも知れない。

 オジロワシ
  流氷の海
   羽休め

 流氷の
  オホーツクの海
     我が気満(みつ)

 1時間に及ぶ流氷見学も全く最果ての冷たい風も気にならないほど、熱中し自然が繰り広げる大パノラマに感動し、私の心に深くこの思い出を刻んで下船となった。
そしてバスはこれから天都山へと向かう。この天都山では、20分間の大型スクリーンによるダイナミックな迫力でのオホーツクの海と流氷の自然の営みの紹介をするコーナーがあり、マイナス18°の体験室には、大きな本物の流氷が五つばかり置いてあり、入り口では、濡れたタオルを貸してくれそれをマイナス18°の室内で振り回すとあっという間にその濡れたタオルがパリパリの硬い物となってマイナス18°の体験が実感できた。

 それから小さな水層には、本当に可愛いフウセンウオ、そして流氷の妖精クリオネが置いてあり、皆、目を押しつけて「ウーン、可愛い。」の声が上がる。
このクリオネは、流氷下に生息しており、冬になると流氷とともにオホーツク海沿岸にやってくるクリオネ。体長2〜3cm程度で、ハダカカメガイの和名をもつ。およぐ姿が翼を広げた天使を思わせ、「流氷の天使」「流氷の妖精」などとよばれてしたしまれている。

 そんな天都山を後に一路、バスは今夜の宿泊地層雲峡温泉へと向かう。この層雲峡には、去年の夏大雪山の登山に来たときに一泊目に留まった所である。途中道の駅でトイレ休憩を取りバスはすっかり暮色となった一直線の平坦な道をただ走っていく。さすがに今日は長距離バスに乗っているので腰が痛くなり、足も浮腫んできたようだ。そうこうしているうちにやがてバスもホテル層雲に到着した。これからまた、慌ただしくホタテ膳での夕食となり、ビールでそれらご馳走を食べてこれからまた、今度はホテルのバスで「層雲峡氷瀑祭り」の会場へと向かう。この氷瀑祭りは今年で29回目だそうで、川の水をスプリンクラーで取込み、予め作っておいた骨組に勢いよく水を放射すると寒さでたちまち凍りそれらが氷の館、氷の芸術と変わりそれにライトアップの光が当てられるので本当に綺麗に氷が輝きおとぎの国のようである。冬の北海道は観光客を呼ぶためには、色々な催し物をし客集めに懸命である。

 売店で熱燗を飲んで帰りは徒歩でホテルに着いた。イヤー、日程がびっしりなのでこれらを回るのは大変であるが、個人の旅行では、ゆっくり出来るであろうが、これだけの観光地は巡れないのでこれもまた、仕方のないところかな。そして冷えた身体を熱い温泉にゆっくりと入り眠りに着いた。

17日(火)   層雲峡温泉→上川(かまくらと雪だるまの里)→美瑛(真っ白な丘の風景)       →拓真館(写真家 前田真三展会場)→新千歳空港(21:40)―全日空           →羽田空港(22:40)→三鷹自宅(24:40) 

【感想】

 今日はもう、早いもので旅行最後の日である。朝食を取り、バスは上川にある「かまくら・雪だるまの里」に到着をした。ここは昔の雪の野原で遊んだ頃を思い出して貰おうとかまくらや雪だるまを作って置いてある。ここで何といっても皆が喜んだのがソリ滑りである。傾斜地に溝のコースが造ってあり大きな丸い盤をお尻に引いて一列縦隊となってその傾斜地を滑っていくのである。オバサン達はもう「キャッキャ」と歓声を上げて滑り降りていく。その度迫力たるやもう、天地も避けよとばかりの声なので若い係の方も大笑いである。後でオバサン達に聞くと今回の旅行で一番楽しかったとか。

 幼子に
  還えりし遊ぶ
    ソリ滑り

 そんな大爆笑のソリ滑りとも分かれて今度は、北海道の佇まいを残している美瑛の丘にやって来た。ここは別に観光地ということもないのだが、白樺の木々が点在し、遠く彼方まで原野が続き当に広々とした北海道の雰囲気が一番出ているところともいえるだろう。夏はジャガイモ畑となっているのだそうだが、冬は当に白い原野と化しその雄大な風景に心も和む所だ。

 白き野の
  美瑛の丘に
    妻と立つ

 それから拓真館には、この地を深く愛した写真家、前田真三氏の展覧会場があり全く写真とは思えないほどの見事なアングルのこの美瑛の地の各、写真が展示されている。中でも「麦秋爆裂」という畳1枚の大作は、大いに観客の目を引く作品である。

 その拓真館を後にし、高速道路を降りたレストランで、昼食にジンギスカン料理、海鮮焼き等の食事を取り、いよいよ私達一行は、新千歳空港へと向かう。出発時間の5時30分にはまだ大分あるので、空港内をお土産を買うために見て歩く。すると毛蟹を売っている店頭に来たときその陳列してある毛蟹は何とあの網走の海鮮市場で見たときよりも安くしかも冷凍でなく生だったので、思わず二匹も土産に買ってしまった。全く産地だからといって当てにならないことが良く分かる。

 買い物を済ませてフライトゲートを通過し、表示を見ると何と大雪のために滑走路が使えず大幅に出発時間が遅れるとのこと。やはり、最後にアクシデントに巻き込まれてしまった。アナウンスが日本航空、全日空等々の各、便の運行中止を告げている。私達の便も何時中止になるか気ガキではない。結局、大幅に遅れに遅れて21時40分に出発できることが分り、今日中には帰宅できるので本当にホッとした一時であった。結局、帰宅したのは18日の午前12時40分だった。

 まあ、今回の旅行は、慌ただしさはあるが団体旅行もまた、楽しいもので何といっても
大いに知識を深めることが出来たのでその点、良かった。
そして翌日はお土産の毛蟹を焼酎のコンブのお湯割りを飲みながら、ゆっくりと食べたのは言うまでもない。甘みのある毛蟹と焼酎がこれまた、良くあって本当においしかった。

 旅思い
  土産の毛蟹
    妻と食べ

 毛蟹食べ
  お湯割り飲みし
       寒一夜
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○○●○●○●○●○●○●○●○●

(付録1)

オホーツクの産業

寒流と大陸棚によって好漁場が広がり、浜頓別(はまとんべつ)、枝幸(えさし)、紋別(もんべつ)、常呂(ところ)、網走(あばしり)、斜里(しゃり)などの漁港があり、サケ・マス・スケトウダラ・オヒョウ・タラバガニなどが水揚げされる。また、コンブ漁、ホタテガイの養殖も盛んにおこなわれている。近年漁獲量の減少や魚体の小型化が問題となっており、資源確保のため、とる漁業からそだてる漁業への転換がはかられている。しかし、200海里漁業専管水域の設定による漁場の減少や後継者不足など今後の課題も多い。


(付録2 晴眼者の皆さん、北海道の地名いくつ読めますか。・・・ !! ? 視障者の皆さんは、スクリーンリーダーが結構読んでくれますから文字を確認してください。 正解は後日お知らせします。)

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 1 音威子府
 2 倶知安
 3 長万部
 4 妹背牛
 5 安足間
 6 留辺蕊
 7 大楽毛
 8 和寒
 9 弟子屈
10 標茶
11 興部
12 厚岸
13 寿都
14 神恵内
15 比布
16 国縫
17 茅部
18 椴法華
19 然別
20 新冠
21 霧多布
22 母子里
23 壮瞥
24 納内
25 女満別
26 紋穂内
27 十弗
28 白老
29 訓子府
30 沙留
31 常呂
32 占冠
33 秩父別
34 枝幸
35 虎杖浜
36 真狩
37 積丹
38 白符
39 七飯
40 銭函
41 美唄
42 尾岱沼
43 神居古潭
44 糠平
45 増毛
46 置戸
47 野田生
48 小利別
49 能取
50 止別

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