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≪入笠山のPhotographはこちらからどうぞ≫








“好展望の山頂と鈴蘭の花が見事な山を歩く・・!!”












“水無月の一日・鈴蘭が咲 き乱れる360度展望バス群 の入笠山を歩く・・!!”






  山行日   2018年6月3日(日)
  山行先   入笠山(山域 長野県富士見町 標高 1,955)
  天 候   晴れ
  Member   金川 勝夫・和美

 《行程》

 ◎三鷹⇒立川発(07:52発・特急あずさ3号南小谷行 )⇒■富士見(09:42着)
 富士見=シャトルバス⇒入笠山麓=ゴンドラ⇒入笠山山麓駅⇒入笠山山頂及び
 @  入笠すずらん山野草公園
 A  恋人の聖地八ヶ岳展望台
 B  入笠湿原
 C  入笠山山頂
 入笠山山麓駅=ゴンドラ⇒入笠山麓=シャトルバス⇒富士見(15:59発・特急あずさ24号新宿行)⇒立川(18:40着)⇒三鷹

 ≪My山行Memo≫

 今年も何かと余暇が取れず一泊山行が、中々出来ないので、せめて日帰り山行をしようとこの時期では、気軽に行けて、しかも高山植物の宝庫、花の最盛期の山となると「入笠山」であると計画を立て、出かけることにした。調べてみると立川発(07:52発・特急あずさ3号南小谷行 )に乗車し富士見駅で下車して、帰途は富士見駅発(15:59発・特急あずさ24号新宿行)に乗車して立川駅で下車すれば効率よく入笠山山行が出来るためその時間帯で実施した。

 この入笠山には、もう、遙か30年前になるかな。六つ星山の会の山仲間と4人で、雪の入笠山に登ろうと2月にすずらんの里駅で、下車しそこから延々と歩いたのであるが、雪道がきつくなり、途中で敗退し、また、スズランの里駅に戻ったことがある。また、最近では、一昨年の10月にCircle《ゆ〜ぽぴあ》のyuupoler10人で訪れたことがある。この時期には山野草も咲いておらず、山頂からの360度の四顧の眺望を堪能しその山頂からの眺めと缶ビールの美味しさを満喫したのであった。

 富士見駅前にて、入笠山ゴンドラ駅へのシャトルバスを待っていたら、hikerが次々にバス停へ集まり2台のシャトルバスはすぐ満員となり、入笠山ゴンドラ駅目指し出発した。バスは15分も走っただろうか。やがて入笠山ゴンドラ駅に到着した。ゴンドラ駅について知ったのであるが、何と今日は入笠山の開山日であるとかで、そのため大勢のhikerが、訪れており、見渡したところ7割が女性でしたね。やはり、気軽に山頂まで行けて、山野草が数多く見られると言うことで、女性には大人気の山なのでしょうか。この時期は何と言ってもスズランが、群生して可憐な花を咲かせているため、このスズランを見ようと入笠山に来ているのであろう。子のスズランの種類には、日本古来のスズランとドイツスズランがあるとのことを私は初めて知った。。

 そして大勢のhikerが入笠山ゴンドラ駅のゲートで、ゴンドラの乗車券を列を作って、並んでおり、私達も乗車券を購入し、実際にゴンドラが発車する場所まで、春蝉が盛んにジージーと鳴きしきる仲を約、10分位歩きそこからゴンドラに乗車した。4人乗りのゴンドラは、窓外に雄大なる景色を見せて、グングンと高度を増し進んで行く。そんなゴンドラもやがて入笠山中腹にあるゴンドラ駅に到着した。そこでトイレを済ませ山仕度を調え入笠山登山の第一歩を踏み出した。ゴンドラ駅の周辺には、植栽された可憐なるスズランが咲き乱れており、その光景たるや見事なものだ。ここに植栽されているスズランは、ドイツスズランで、日本古来のスズランより、少し花も大きく植栽には適しているとのこと。そんなスズランの鑑賞は、後回しにして、先ずは入笠山山頂目指し、歩を進めた。

 良く整備された広い登山道をゆっくりと歩を進める。そんな登山道もやがて木段となり、大股にその木段を降りて行く。そしてその木段が今度は登りとなって、山頂へ進みそんな木段も終わりとなり、やがて土の登山道となって、一般コースと言わばコースに別れている分岐点に到達した。私達は岩場コースへと歩を進めたが、思ったよりは、岩場も厳しくなく何てこと無く登ることが出来た。見上げた空は、雲一つ無く蒼く澄み渡っている。深緑を通して吹く風も迚も心地よく気分も高揚し改めて山の素晴らしさを痛感した。

 そしてそんな旅情に浸っていたら、程なく大勢が休息を採っている入笠山山頂へ到達した。この入笠山山頂からは、大パノラマのほぼ360度の展望が楽しめ、南・中央アルプス・八ヶ岳はもとより富士山や、遠くは北アルプスなども望める。そんな四顧の風景をデジカメで写真を撮るため、和美は大奮闘だ。そんな眺望抜群の草野山頂で、早速、缶ビールのプルトップを開けお互い乾杯をする。思えば去年から今年にかけて自宅を大改築したため何かと余暇が取れず一泊山行が、出来なかったが、その見返として、今日、スズランが咲き乱れる入笠山へ来ることが出来て大満足だ。

 そんな四顧の峰々の風景を脳裏に焼き付け昼食Thymeもほどほどに切り上げて、余り時間的余裕も無いため、下山開始と腰を上げた。下りは一般コースの登山道を採り、あっという間に下ってしまった。それからゆっくりと入笠すずらん山野草公園を見て歩く。マア、ドイツスズランが、斜面一面に植栽されており、まるでピンクの絨毯を引き詰めたようだ。そんなドイツスズランとは対象的に日本古来のスズランが、しっかりと金網で覆われ保護されており、ドイツスズランに負けてはなるものかとやや小降りの愛らしい花を咲かせている。そして恋人の聖地八ヶ岳展望台へ歩を進めた。眼前には八ケ岳の雄姿赤岳が威風堂々と屹立している。そんな展望台には、観光用に鐘が設置されその鐘を恋人達が一緒に鳴らすとより幸せになるとかで、私達ジジーとババーもこれから先健康で暮らせるようにと祈念しその鐘を鳴らしたのだった。

 そしてシャトルバスの発車時間には、まだ間があったので、斜面の入笠山湿原を歩く。ここには色々な山野草が咲いていた。そんな山野草を観賞し、ゴンドラに乗り込み下山する。麓のゴンドラ駅では、シャトルバスの発車時間にまだ間があるので、缶ビールを買い求め、長野県の特産である「馬肉の燻製」をおつまみにしてビールを飲み待期していたら、やがてシャトルバスの発車時間となったので、乗車し富士見駅へと向かった。

 こうして好天に恵まれた、スズランの咲き乱れる入笠山山行もEpilogとなったのだった。

  〜〜≪オシマイ≫〜〜

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 入笠山で見られた山野草

  @  ドイツスズラン  
  A  日本スズラン
  B  ヘビイチゴ
  C  ツマトリソウ
  D  マイズルソウ
  E  ギンラン
  F  ウマノアシガタ
  G  クリンソウ
  H  レンゲツツジ
  I  ズミ(コナシ)
  J  ニッコウキスゲ
  K  アヤメ
  L  ホテイアツモリソウ
  M  クマガイソウ
  N  サクラソウ
  O  ニリンソウ



      《入笠山案内》

 赤石山脈(南アルプス)の最北部にある山で、いわゆる「南アルプス前衛の山」の一つである。ただし南アルプス国立公園の範囲には含まれない。山頂には点名「入笠山」の二等三角点が設置されている。山頂近くまでゴンドラリフトや車道が通じているため、比較的容易に登頂することができる。山頂からはほぼ360度の大展望が広がり、南・中央アルプス・八ヶ岳はもとより富士山や、遠くは北アルプスなども望める。周辺には大阿原湿原や入笠湿原などがあり、これらの湿原に自生する植物を楽しむこともできる。
登山コースは、中央本線の青柳駅またはすずらんの里駅からのコースもあるが、登山者は極めて少なく、沢入登山口からのコースが一般的であり、よく整備されている。植生保護のための動物侵入防止用の柵が設置されている。
この山の北東側の斜面に富士見パノラマリゾートがあり、冬季はスキーを楽しめる。一方西側には牧場が広がり、春から秋にかけて牛が放牧されている。
山頂付近にはJAXAの施設「入笠山光学観測所」が設置されており、スペースデブリと小惑星の探索に使用されている。

長野県富士見町 東京から90分、富士山と八ヶ岳を望む高原リゾート。

春も夏も秋も。季節毎のトレッキングを満喫するなら入笠山トレッキング!
ゴンドラを使って一気に標高1780mに駆け上がろう。
花の宝庫 入笠山へ
『花の宝庫』入笠山(ニュウカサヤマ)は四季折々の花々や手つかずの自然を満喫できる自然の宝庫です。8人乗りゴンドラを使い入笠湿原や入笠山山頂へのお手軽トレッキングはいかがですか?また、入笠山山頂からは富士山をはじめ南・中央・北アルプスまでを見渡すことができ、数えると深田久弥の「日本百名山」のうち22山を見ることができます。季節を感じる360度の大パノラマをお楽しみください。
入笠すずらん山野草公園
ゴンドラ山頂駅下車すぐの公園。6月には、20万本のドイツすずらん、夏には多種多様な山野草が楽しめます。

ゴンドラ山頂駅より徒歩1分
入笠すずらん山野草公園
ゴンドラ山頂駅下車すぐの公園。一年を通し四季折々の旬な花が咲き乱れ、100種類以上の山野草が春から秋にかけて2、3週間ごとに見頃を迎えます。
ゴンドラ山頂駅より徒歩1分
恋人の聖地八ヶ岳展望台
恋人の聖地に認定されている八ヶ岳展望台からは雄大な八ヶ岳を望む絶景を見ることができます。一年を通して晴天率が高く、お手軽に高原の大パノラマを眺められる大人気の場所です。
ゴンドラ山頂駅より徒歩5分
入笠湿原
6月には斜面に咲く100万本の日本すずらんの大群落は圧巻。春から秋まで色鮮やかな花が移り咲き、訪れるたびに違った表情で楽しませてくれます。
ゴンドラ山頂駅より徒歩10分
入笠山頂
八ヶ岳をはじめ、富士山や南・中央・北アルプスを一望することができ、登山初心者から上級者までに愛される見渡す限りの360度パノラマビューが魅力です。
ゴンドラ山頂駅より徒歩60分
花畑(入笠山登山口)
入笠湿原の先、登山口付近の多くの花が咲くスポット御所平。登り坂の山並みに様々な花が咲き乱れ、他の場所とはまた違った種類の花を観賞することもできます。
ゴンドラ山頂駅より徒歩20分
釜無ホテイアツモリソウ
パノラマ山麓実験園
幻の花ホテイアツモリソウを約150株植栽。レストランオリオンから徒歩3分。どなたでも気軽にお立ち寄りいただけます。(入園料1,000円)