《ゆーぽぴあ》in2006に戻る













Enjoy《ゆーぽぴあ・遊歩記》

      第35回遊歩
 ≪富士の好展望の奈良倉山を歩き
     小菅の湯で良い湯だな≫








  遊歩日:   2006年10月22日(第4日曜日)
  遊歩先:   奈良倉山(山域 中央沿線・標高 850m) 小菅の湯
  温 泉:   名湯小菅の湯
  天 候:   曇り
  参加者:   金川 勝夫・金川 和美・他5名

 <行程>

 新宿{6:44 <10番線>中央線中央特快(高尾行)47分 950円}→三鷹(6:57)→立川(7:11)→八王子(7:24)→高尾{7:31着・7:46発中央本線(河口湖行)}→上野原(8:07着・8:28発)―バス→鶴峠(9:33着〜10:00発)→奈良倉山(11:10)→富士山展望台(11:15〜11:40)→松姫峠バス停(12:10着〜13:15発)―バス→小菅の湯(13:37着〜15:20発・入浴休憩)―バス→上野原{16:40着・16:51発ホリデー快速河口湖2号(新宿行)}→八王子(17:21)→新宿(18:04・9番線)

 ≪遊歩記≫

 上野原の駅からバスに乗り鄙びた山村を通り、谷間につけられた狭い車道を何度と曲ながらバスに揺られ約、1時間、奈良倉山の登山口である標高850mの鶴峠に到着をした。今回のメンバーは7名でおなじみのyuupolerであるが、一応定番になっている自己紹介を済ませ奈良倉山への第一歩を踏み出した。この奈良倉山は、小菅の湯とセットにして上野原の町や小菅村そして富士急行などが、最近特に観光地として力を入れているのか、登山道が広く整備をされており、それがまだ新しいためにしっかりと踏まれていないので、フワフワとしていて足に力が入らない感じだ。

 この付近は唐松や檜の植林をしてあり、そんな風景からもまだ山としてなじんでいない新しい山容を見せている。私達一行は一列縦隊になり曇り空の下、ゆっくりと登山道を登って行く。今日はそんなに寒くもなく吹く風も心地よく快適に登ることが出来る。それにしても10月下旬だというのに暖かな天気が続きそれだけにこの付近は標高も低いためか紅葉はまだしておらず各地の山々の紅葉も大分遅れているようだ。整備をされた登山道はやがて旧登山道と交わり斜度も段々ときつくなり、背中が汗でビッショリと濡れてきてやっと登山という気分になり踏み出す足も快調に一歩、一歩と踏み出して行く。振り返ると眼前に三頭山の山稜が見える。この辺りは若木が多いので空が明るく開け気持ちが良く斜度がきつくても快適に登ることが出来る。

 雑木林が続く九十九折りを登るとやがて松姫峠と奈良倉山の分岐点に到着をした。ここら当たりは結構多くの落ち葉が登山道を埋めており、それだけに歩く度にザックザックと音を立て季節感溢れる深秋ではの風景だ。この分岐点を左折し、斜度も緩やかとなりやがて平たい樹木が茂る展望のない奈良倉山の山頂に飛び出た。その山頂を通過し50mぐらい南に進み富士山の眺望が素晴らしい展望台で昼食タイムを採ることにした。今日は曇り空なので残念ながら富士山は姿を見せてくれない。私の昼食は久しぶりにインスタントラーメンの大丼で、温かいラーメンが実においしく最近のインスタントラーメンの味の良いのに驚いてしまった。皆さん、それぞれ思い思いの昼食を採りのんびりとした時の流れに身を委ねリラックスをしている。今日のメンバーの中には、2週間前の雨の岩木山に登ったyuupolerがおり、あの時の風雨の登山とは余りにも相違がある登山なので、きっと岩木山の光景を思い出しているyuupolerもいることだろう。

 そんな昼食タイムをが終わりまた、山頂に戻り登山道を5分ほど駆け下ると林道に飛び出る。道幅の広い林道を30分ほど淡々と下って行くと松姫峠に出た。小菅の湯に行くバスの時刻には、約、小一時間有るので小高い丘の所で酒盛りタイムを採ることにした。ヒラヒラと舞い落ちる木葉を愛でつつ飲むお酒は、実においしく五臓六腑に染み渡って行く。山々の紅葉はまだだが、みんなのお顔は真っ赤っかでとても良い色に染まってきた。

 やがてバスの到着時間となったのでそんな酒盛りタイムも終了となり、バス停に向かいバスに乗り込む。そして20分もバスに揺られて行くと小菅の湯に到着をした。バスの運転手から、200円引きの入浴サービス券を貰ったので、500円を支払い温泉に入る。サウナ、打たせ湯、バイブラバス、寝湯、それに露天風呂と結構種類があるが、時間的にそんなにゆっくりとしていられないので、露天風呂と内風呂には入り、食堂にて生ビールをで乾杯をする。少し山を歩き温泉に入り喉も適当に渇いていたので、この生ビールが実においしくあっという間にグビグビと喉を通過して行く。

 もう一杯生ビールを飲みたかったのだが、帰りのバスの時間があるので、早々に座を離れ玄関に向かいバス停に行くと、バス停の近くの農地で大根がビニールの袋に入れ放題で500円とのことなので、早速和美が買い求めてきた。何と見ると青々とした葉っぱがついた瑞々しい大きな大根が8本も入っているではないか。その大根を両手で抱えながらバスに乗り込みS,Mさんとチビチビとお酒を酌み交わし今年の遊歩談議をして、また、上野原の駅に向かった。


 “その後、お陰で毎日大根の料理で、大根のジアスターゼの消化酵素で胃腸の働きがスッカリ快調です。これでは晩酌の両が進んでしまいますよ。・・・!!!  (^_^) ”






小菅の湯の玄関