第29回遊歩　みたか寄席＆カラオケ納涼会の集い

　遊歩日:　　2006年7月15日
　遊歩先:　　みたか寄席＆カラオケ納涼会(三鷹市)　
メンバー:　　1３名
　天　候:　　快晴の猛暑　

　〈行　程〉

　三鷹駅(10:30)―バス→三鷹公会堂(みたか寄席)―バス→三鷹駅→カラオケ納涼会「魚民」(17:30～19:45)

　≪遊歩記≫

　最初の予定では、中央線の吉祥寺駅で集合して、井之頭公園から武蔵野の面影のある玉川上水沿いを歩き三鷹公会堂へ行く予定であったが、この二、三日の猛暑では、当日15日もそうとうなる蒸し暑さになるだろうと考えいくら歩く会であってもこの猛暑の中を小一時間も歩いたのでは、参加yuupolerからBooingが出るだろうし、それにそんな猛暑の中を歩いて熱中症にでもなって、救急車に搬送され病院に担ぎ込まれるようなAccidentにでもなったら非難囂々で大変なことであるから、予定を変更して三鷹駅からバスでみたか寄席の高座がある三鷹公会堂へ行くことにした。

　それにしても今日は本当に蒸し暑く自宅から三鷹駅まで25分間歩いただけでもう、汗ビッショリとなってしまった。改めて井之頭公園から歩くという暴挙に出ずに良かったと内心思いバスに乗り三鷹公会堂へ向かう。今日はみたか寄席と共にみたか商工祭が催されており物産展では、農作物や工芸品等が陳列され大分安価で販売をしているようだ。Ｓさんは町内会で盆踊をするときに履くのだと雪踏を買い求めていた。模擬店では、焼きそばや焼き鳥、それに何と生ビールも売っているではないか。この暑さで喉のイガイガ虫が騒ぎ出して、喉の奥から「冷たい生ビールを飲みたいよ。飲ましてえーな。」と私を誘惑をするので、「仕方ない奴だな。一杯だけだよ。」と生ビールを買い求め焼き鳥と共にこの生ビールを飲む・・・！！！　「ウーーン、ウンメイ」　(^_^)

　一杯が二杯、そして三杯と砂漠に水を垂らしたように生ビールがあっという間に胃の腑に収まってしまった。今日は三鷹障がい者福祉懇談会の会員達が公会堂ではみたか寄席の成功を願い働いているというのに何て無神経な奴なんだろうと自責の念に駆られながらもしっかりと生ビールの紙コップを持っているこの意地汚さはどうであろうか。　(^^;)
そんな私の態度に天の神も怒ったのか。一天にわかにかき曇り暗雲が立ちこめ大粒の雨が降ってきたではないか。それで丁度午後１時になったので公会堂の方へと向かうことにした。

　公会堂に入ると三鷹障がい者福祉懇談会の会員達が、懸命に大声で観客達に「いらっしゃいませ。」と呼び掛けている。私は「ご苦労様です。」と心で詫びて一番前の座席に着いた。館内を見渡すと去年より大分観客が少ないではないか。計画の段階で、今年の前売券の販売状況が去年と比較し、余りかんばしくないと言っていたが、やはり、現実は厳しいものがあると感じた。この差は出演者によるものなのか、取り組み方によるものなのか今後の大いなる課題になるだろう。

　やがて開園のベルト共に幕が上がり、先ずはCeremonyとなり、三鷹市長と三鷹障がい者福祉懇談会の代表者等々が所定の挨拶を済ませいよいよみたか寄席の高座の始まりである。
前座の柳亭　小燕枝の落語、柳貴家　小雪の大神楽の曲芸、地元の古今亭　菊寿の落語、それから幕間を置いてから、ロケット団の漫才、そして今年のみたか寄席のとりは三遊亭　円丈の落語であった。特に柳貴家　小雪の曲芸は見事なもので、Ｋさんが一番前の座席から投げたボールを舞台にいてそれを雨傘を開いておいて傘の上でそのボールを受け止めるのであるが、それは実に見事にボールが動揺することなくピッタと受け止める曲芸の技は日々の鍛錬の賜であろうか。それから升を傘の上で回すのだが、これもガサガサと音を立てながら回っている様は、拍手喝采ものであった。とりの三遊亭　円丈の落語はマクラに今日の自宅から三鷹公会堂へ来るまでの出来事を巧に取り入れ会場を笑いの渦に巻き込み本筋では、「ジゲム」の現代版である長い名前がついた子供のことを面白おかしく落語で語る芸は見事であった。

　そんなみたか寄席で大笑いをした後には、今度は三鷹駅の傍の「魚民」で、カラオケ納涼会だ。「笑門来福」大笑いをしたので胃腸の調子はすこぶる快調となり、大いに飲んで食べてカラオケで歌いまくった。この《ゆーぽぴあ》では、宴会の時でもカラオケを借りると結構な費用になるので、歌集での合唱が多かったのだが、こうしてカラオケで歌ってみるとyuupoler一人、一人の持ち味が出て思わぬ再発見をしたようで、こんなカラオケの宴会もこれからは、計画をしてまた、皆さんの歌を聴きたいものである。

　今日は朝から本当に暑かったが、こんな暑さにも拘わらず、多くのyuupolerが、私のためにこの三鷹障がい者福祉懇談会の主催する「みたか寄席」にお集まり頂きその友情に深謝する次第である。

　「今日は本当に有り難う御座いました。」　　m(__)m　　(__)

　

　