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☆★☆《日々快走in2006》☆★☆


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復活なった青梅マラソン大会



  大会日:   2006年2月19日(日曜日) 
  大会名:   青梅マラソン
  種 目:   30K
  記 録:   2時間57分09秒
   ※     10K(58分)   折り返し地点(1時間25分11秒)
  天 候:   晴れ後曇り
  気 温:   6°
  湿 度:   60%
  風 力:   0,6m


 ≪感想≫ 

 この青梅マラソンは、私のお気に入りのマラソン大会の一つで2003ネンまでは毎年参加をしていたのだが、この3年ばかりは、左アキレス腱損傷、右足底筋膜炎等々の足の故障で参加も出来ず最近ようやくこの足の故障も完治し、こうしてまた、今年参加出場が出来ることとなった。例年参加者は平均約、12,000人と多くのランナーが参加をしているのであるが、何と今年はそれを上回る17,000人の参加者だそうで、その数多くのランナーがあの狭い奥多摩街道を走ると思うとその混雑ぶりが否が応でも想像でき大変な大会になりそうである。そんな大盛況の理由としては、来年の2月18日にランナーにとって待望の東京シティフルマラソンの大会の実施が決定したために来年は青梅マラソンには参加をせずその東京シティマラソンに参加を希望しそのため今年青梅マラソンに参加をしておこうというランナーが大勢参加をしたためではないかと思われる。

 当日は数多くのランナーが青梅市の河辺の市街に集まっているので、そのため思うようにスタート前のウォーミングアップのための走り込みも出来ないので、幸にして自宅の三鷹市と河辺までは近いために時間的な余裕があるので自宅周辺を小一時間ばかり走り河辺の駅に10時30分頃和美と共に到着をした。河辺の駅に降り立ったのは3年ぶりなのですっかりと綺麗にリニューアルされた駅と整備をされた噴水がある駅の広場には驚いてしまった。河辺小学校で受付を済ませゼッケン番号とTシャツを貰い体育館の周りの片隅にレジャーシートを敷きそこでランパン、ランシャツに着替時間的にも丁度良いので、スタート地点の待機する道にに向かった。私のゼッケン番号は、9869番なのでスタート地点からかなり離れており、そこには既に大勢のランナーが寒いために小刻みに身体を動かしたり、スクワットをしたりしながらこれからの30Kのマラソンに期待に胸弾ませながら待っている。

 私も3年ぶりの青梅マラソンに参加をするのでこのいつものスタート前の緊張と喜びで、心は躍動し健康のありがたさを改めて感じ大勢のランナーと共にスタートの時間まで何しろランパン、ランシャツと薄着のため寒いので身体を動かしながら待つこととした。今年のスターターは高橋尚子さんが努めるとかで、大勢の参加はそんなキュウチャン、人気もあるのであろう。11時50分、スタートの時間が来てランナーはそれこそゾロゾロと小股で走り出すが、スタート地点から何しろ遠いのでここまでは号砲の音も聞こえてこないためにスタートの緊張感は無く蟻がゾロゾロとはい出すが如く大勢のランナーが走り出す。スタート地点まで来るのに8分はかかってしまっただろうか。スタートの高台には、高橋尚子さんと谷川真理子さんが大勢のランナーに手を振りながら「行ってらっしゃい。」と声援をしているのでもう、おじさん達は嬉しくなり両手を振りながらその声援に応えている。私もつられて両手を振りながらそのスタート地点を後にした。

 何しろ大勢のために20分頃までは、スピードも出せず前にも進めないので、流れに従って走っていったが、それでもやがて30分ぐらいするといくらかばらけてきたので、私は往路と復路の境界の辺りをやや復路に入りながらスピードを上げて快適に走ってゆく。今日は体調も良く息も上がらずに冷気を実に身体に心地よく感じランナーを追い越して前へ前へと走って行く。やがて威勢の良い祭太鼓が聞こえてきた。その太鼓の響のリズムと一緒に併せて快適に走って行く。その太鼓の音を後にして更に走って行くと早くも復路には先頭の一流ランナーが走ってくるとの先導車の呼びかけがあり、きちんと往路に入りそんな一流ランナーをやり過ごしそして、私もどうにか10Kの地点まで到着した。時間は58分である。ここから更にアップダウンの道を走り、河合駅を過ぎやがて左側に多摩川にかかる見覚えのある大きな橋が見えてきた。

 ここからは折り返し地点も間もなくで坂道を上り下りをして、ようやく折り返し地点に到着をした。タイムは、1時間25分11秒、大した疲労も感ぜず快調に15Kまで来たが、サア、今度はゴールを目指し頑張って走り抜こう。往路には続々と折り返し地点目指しランナーが走ってくる。私はまた、復路と往路の境界を今度はやや復路によって走って行く。下り坂は加速を付けてドンドンとランナーを追い抜き走り、抜いて行く度にハイな気分で優越感を胸にゴールを目指し走る。。

 アップダウンが続く奥多摩街道を走って行くとやがて聞き覚えのある調子の良い祭太鼓の音か聞こえてきた。また、その太鼓のリズムに合わせ1,2,3,4と口ずさみながら邪念を払い走って行く。そして残り5Kまで来たが、さすがに疲れを感じ足取りも重たくなりおまけに午後になると急激に温度が下がり身体は汗で濡れているために寒さが一入堪えてきた。そんな二重苦の艱難辛苦を振り切り、兎に角1,2,3、4、5、6,7、8と八拍子を口遊リズムをとり無念無想、ゴールを目指し青梅市街に向け走る。

 青梅市街にはいると大勢の市民が「ガンバレ、ガンバレ」、「ゴールまで後わずかだぞ。」等と大声で声援をしてくれるので、その声援に励まされ「クソー、歩いてたまるか。走り抜くんだ。」とばかり一段と心にハッパをかけ声援の中ヨロヨロしながらも走って行くと「残り500Mだ。」との声がかかる。もう大丈夫だ。後、一踏ん張りだと思うと気持ちが楽になってきた。すると救急車のサイレンの音がけたたましく聞こえてきた。誰かがアクシデントを起こし救急車のお世話になったのであろうか。我が身でないことを喜びついにゴールインをした。タイムは2時間57分09秒であった。

 完走賞、おにぎり、飲み物等を貰い手早く衣服を着替え時々、足に痙攣が走る度に立ち止まりストレッチをしながら河辺駅へ向かった。こうして2006年の「青梅マラソン」も無事完走し終わることが出来た。サア、今度は4月9日の山梨県「一の宮桃の里マラソン」だ。そして今秋には筑波マラソンのフルマラソンに参加をしようと決意も新たにし充実した達成感を胸にして帰途に着いた。

 追記
 20日のニュースによると62才の京都在住の男性の方が、ゴール500mの所で転倒し結果、心臓麻痺で亡くなったとのこと。同じランナーとして心よりご冥福を祈ると共に自分自身も健康管理をしっかりとしていつまでも走ることが出来るようにと心から願った。

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                     一の宮桃の里マラソン

 マラソン日:   2006年4月9日(日曜日)
 大 会 名:   第2回笛吹市一の宮桃の里マラソン
   種 目:   ハーフ(21,095m) 壮年男子
  ナンバー:   680
   記 録:   1時間54分15秒
   順 位:   304位    
   天 候:   晴天

 ≪完走記≫

 今回は2月の青梅マラソン30Kに続いての今年2回目のマラソン大会の参加出場である。今年になり長かった足の故障もヤット癒えて、何とか長距離を走れるようになった。この「一の宮桃の里マラソン」は、去年市町村合併をして笛吹市となってから第2回目のマラソン大会である。この「一の宮桃の里マラソン」だけは、よほど体調が悪くない限り毎年参加出場をしてきた大会だ。この大会に参加出場して今年も春が来たという感じで、健康で走れる喜びに感謝をし楽しく桜の花や桃の花を長めながら走っているのである。

 今年は桜と桃の花が丁度良くまるで待ちがピンクに染まったようで、それは実に綺麗である。遠望すれば鳳凰三山(薬師岳・観音岳・地蔵岳)、白根三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)が白く白銀に輝きまた、金峰山の五条岩が光って見える。とても素晴らしいロケーションだ。

 こんな好環境の一の宮の街を今年も走るためにスタート地点に並んだ。号砲一発、9時45分スタートとなった。一斉にランナーが走り出し私も軽快なフットワークで走り始める。いつも他のランナーのペースに巻き込まれ最初から飛ばしすぎて途中からバテてしまうので、今回はマイペースで最初はゆっくりと走り出す。ようやくスタートから20分ぐらい経ち身体も慣れてきたので、徐々にペースを上げて他のランナーを一人、一人追い抜いてゆく。この追い抜くときが実に何というか。気持ちの良いもので「はい、さようなら・・・!!!」とばかり心でランナーに話しかけ追い抜いてゆくのだ。50人ぐらい追い抜いたであろうか。途中で数えるのが面倒くさくなり止めてしまったが、今年はそんな余裕があるのが実に嬉しい限りである。

 途中の路傍には桃の花が咲いており、また、上を見上げると桜の花が咲き、ハラハラと桜の花びらが舞い落ちている様は一の宮でなければ見られぬ光景であろう。アップダウンの道も今回はそんなに苦にならずに走れることが出来給水も1回取っただけで軽快に走ることが出来た。それでもやはり、ゴール手前の3Kぐらいから疲れを感じ1,2,3,4とリズムを取りながら走り沿道の人達の声援を得て1時間54分15秒でゴールインできた。これは去年の2時間9分から比べれば15分も短縮しており久しぶりの私にとって好タイムであった。

 そしてゴールイン後は、生ビールを飲みながらお弁当を食べ途中親戚の家に寄りバーベキューをご馳走になりそこでもビールを飲んで良いご機嫌となり、中央高速道を渋滞にも遭わずに快適に帰途に着くことが出来た。また、来年も健康でこの大会に参加出場できるように健康に気をつけトレーニングに励むことにしよう。