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Enjoy《ゆーぽぴあ・遊歩記》

      第38回遊歩
≪新年遊歩・日向薬師と日向山
         &七沢温泉≫















  遊歩日:   2007年1月14日(第2日曜日)
  遊歩先:   日向薬師・日向山(山域 東丹沢 標高 404m)・七沢温泉
  参加者:   金川 勝夫 和美 他9名
  天 候:   晴天


行程

 小田急新宿駅{8:01発 急行(小田原行)}→伊勢原駅{9:01着(伊勢原駅北口B乗場9:15
発)}―バス・30分→日向薬師バス停(9:45着)―徒歩10分→日向薬師本堂―5分→日向山登
山口―40分→日向山山頂(昼食休憩)―15分→七曲峠―15分→車道出会―25分→七沢荘(温
泉入浴・新年会)―バス→小田急本厚木駅→小田急新宿駅


 ≪遊歩記≫


 2007年の発遊歩は、関東の4代薬師の一つ、日向薬師に初詣をし、日向山に登り下山後、七沢温泉で猪鍋を囲んでの新年会だ。小田急線の伊勢原駅からバスに乗り日向薬師バス停で下車をして、改めてyuupoler11名が新年の挨拶を交わし班別に分かれて先ずは日向薬師へと向かった。

 この日向薬師は、高尾山薬王院、新井薬師、峰ノ薬師と共に関東の四大薬師とも呼ばれており、荘厳なる名刹である。この日向薬師は、霊亀2年(716)に行基が開創したという古刹。本尊の薬師如来三尊像は、正月三ケ日、初薬師の1月8日、大法会の4月15日にご開帳される。境内にある宝物殿や樹齢800年と言われる幡かけ松、鐘撞堂などがある。
 大きな老杉の木立に囲まれた石段を登って行くと阿吽の金剛力士が立つ仁王門に出る。その仁王門をくぐり抜け、さらに石段を登れば、茅葺き屋根の風格ある本殿に達する。この本殿にて皆さん、それぞれの願いを込めて頭を下げている。

 今年は暖冬のためか、もう、梅がチラホラ咲いており、古刹の佇まいと対象的な風情を見せ一服の絵のようだ。それにしても今日は新年遊歩に相応しい実に風もなく穏やかな暖かい日和である。yuupoler一同、お薬師様に参拝を済ませ古刹の裏手から日向山へと向かう。この登山道は幅広くそんなに急登でもないため少しu.yさんが遅れ気味だが、後の皆さんは快適に山頂目指し登って行く。今日は登山は正直、付録のようなもので本命は何と言っても七沢温泉の新年会だ。

 40分も歩いただろうか。あっけないほどに日向山の山頂へ着いてしまった。既に山頂には女性達の先客がおり賑やかに話をしている。私達もそんなグループに負けてはなるかと日当たりの良いところで昼食を兼ねての山頂新年会を執り行うこととした。私は三升の御神酒を担いできたのだが、その内の一つ土佐の銘酒「司牡丹」の栓を抜くとプーンと香りの良い匂いが漂い思わず生唾を飲み込んでしまった。その「司牡丹」の銘酒で2007年の新玉を言祝ぎ、還暦の年男k,yさんの乾杯の音頭で山頂新年会が始まった。

 私はこの正月には、越年山行で北八ツの麓にある唐沢鉱泉に泊まり元旦には、東天狗岳の傍に立つ中山に登り、中山峠から下山をし稲子湯へ泊まっての雪山を歩いてきたので、今日は実際には初歩きではないのだがこうして《ゆーぽぴあ》の皆さんと笑顔で歩ける喜びはまた、格別なものがある。この一年もyuupoler一同の皆さんと健康で楽しく遊歩をしたいものだとせつに願い「司牡丹」。を口にする。

 そんな銘酒「司牡丹」もあっという間に空になってしまったので、二本目の御神酒、奥多摩の銘酒「澤之井」の栓を抜き皆さんにお配りをする。新年遊歩に相応しくo,kさんの尺八演奏でu,yさんが朗朗と今年の大河ドラマの「風林火山」の歌を詩吟入りで歌う。そして二、三の山の歌を皆さんで歌って、山頂での新年会もお開きとなり七沢温泉を目指し、ほろ酔い気分で下山をする。

 私達は一杯入っているためか。意気揚々と談笑しながら直ぐに七曲峠を過ぎ程なく車道に到着した。そして七沢温泉に着きザックを部屋に置いて、先ずは露天風呂へと向かう。その露天風呂は、午後の陽が照り吹く風もさわやかで広く三箇所ぐらいに仕切られており、温泉はとてもヌルヌルとして肌に優しく美肌効果満点のようでとても気持ちが良かった。そんな露天風呂から上がり部屋に戻り、先ずは二人目の還暦の年男o,kさんの乾杯の音頭で新年会が猪鍋を囲んで盛大に始まった。

 注文をした8本のビールも喉が渇いていたせいか、あっという間に空になったので、三本目の御神酒今度は宮城野銘酒「裏がすみ」をおもむろに取り出し皆さんにお配りをする。ヤマメの塩焼きがとても美味しくそれと何と言っても猪鍋がとても美味で、山里の温泉旅館という風情ピッタリのご馳走だ。k,mさんが慣れた手さばきでその猪鍋の汁の中にご飯を入れてオジヤにして、皆さんに振る舞ったのだが、これがまた、猪の肉汁や野菜などの味がご飯にしみこんでおりとても美味しかった。

 そんな楽しかった至福のひと時もあっという間に過ぎてしまい皆さん真っ赤な顔になり七沢温泉を後にした。