《ゆーぽぴあ》in2006に戻る

≪Photographはこちらからどうぞ≫










Enjoy《ゆーぽぴあ・遊歩記》

《≪第20回遊歩 陣馬山&新年会in2006≫》



  遊歩日:   2006年1月9日(月・祝日成人の日)
  遊歩先:   陣馬山&陣馬の湯(陣谿園)
  食道楽:   猪鍋料理・川魚・おそば他
   Grade:    ブラリG1
  天 候:    曇り時々晴れ
  参加者:   総数 20名 男性 13名 女性 7名

 <行程>
新宿(7:35<10番線>)  最後尾乗車
中央線中央特快(高尾行) 43分 950円 42.8km
三鷹(7:48)→立川(8:01)→八王子(8:11)
高尾(8:18着・8:20発)
中央本線(東日本)(甲府行) 13分 13.2km
藤野(8:33着)
 JR中央線藤野駅(9:08発)―神奈川中央バス・20分→和田(9:30着)→陣馬山→陣馬の湯陣谿園(入浴・新年会)―送迎バス→藤野駅→新宿方面へ

 ≪感想≫

 この陣馬山の遊歩は、2005年の正月の初遊歩として、陣馬山に登り、富士見茶屋で餅つきの道具を一式用意をして貰い正月らしくやろうと計画をしたのであったが、年の瀬の30日に思わぬ大雪が降り、その為、餅つきが出来ずに中止になったため、2006年の初遊歩として再度陣馬山登山を計画したのであった。今回はyuupolerもかなり年配者が多いので、寒いときでもあり、餅つきをして思わぬギックリ腰などを発症したら飛んだことになるので餅つきは止めてその代わりに陣馬の湯の陣谿園にて新年会を猪鍋を囲み盛大に行うこととした。

 遅れてきたGさん親子が到着し、参加者20名が藤野駅からバスに乗り終点の和田で下車をする。このところ寒さが一段と厳しく今日も曇り空でじっとしていると寒さが相当に答える。そこで自己紹介をして早々に出発することとした。今回はNEWFaceのOさんという剣道3段、American footballもやっていたというSportswomanの頼もしい方が参加をしている。各自紹介後、GroupのMemberが呼び上げられて4 Groupごとに陣馬山山頂目指し出発をした。

 私は第3Clover Groupで他、4名と歩くこととなり、一升瓶3本、ワイン1本が詰めてある重いザックを背に担ぎSさんをSupportをして車道を歩いて行く。途中まで行くと「こっちだよ。」と上の方から声がかかり、行き過ぎたことに気がつき少し戻り急坂を登って行く。空気は冷たくぴーんと張りつめていて正月の登山らしく身が引き締まる思いで一歩、一歩登って行く。木々はすっかりと葉を落とし、それだけに見通しも良くすっきりと四辺が見渡せる。

 しかし、思えば去年は、本当にいやな事件が多く憂鬱な気持ちになったが、今年こそは良き年であって欲しいと心から願う気持ちで一杯である。そしてyuupoler全員が何時までも健康で遊歩に参加出来ることを年の初めに願いSさん、Oさんと談笑しながら登って行く。落葉の絨毯をザック、ザックと踏みながら登るこの落葉の感触は実に気持が良く、Sさんは、この落葉の絨毯の感触にもう、感激一入である。やがて背中が汗ばんだ頃一本立てて、休憩となりチョコレート、ミカンなどが前の方から回ってきてそれを頂きお湯を
飲み一休みをする。

 雪があるかと心配をしたが、雪は全く無く登山道は雨が降らないためにぱさぱさに乾いており、これで風が吹いたら土埃がさぞ酷いであろう。そんな急登の道を登るとやがて茶店が見え山頂に近づく。今日は富士見茶屋も正月なので営業をしているらしく茶屋も開いていた。見ると二人の子供達も親より先に仲良く元気で山頂に到着した。。そして一同山頂の白馬の像の前で記念写真を撮り、それから少し下り休業をしている茶屋の前の休憩所で、早速一升瓶を取り出し新年を言祝ぎ皆さんで乾杯をする。お目当ての富士山はあいにく曇り空のために見えないが、それでも近くの山が見えてそれなりに満足をする。それにしてもさすがは冬の山だけにかなり寒くこれでは後の一升瓶にも手が行きそうなので早々にここを退散し一路、陣谿園に向かうこととした。

 下りはSさんのSupportをOさんに交替をし寒さで震えながら急な土道を下って行く。Oさんは、何しろ今日が初めてなので難しい下りのSupportをお願いしてしまったが、果たして大丈夫だろうかと内心心配をしながらSさんの後ろから歩いて行く。ところがそんな心配は全く無用でさすがはSportswoman、巧にLeadをしながら下って行くではないか。皆さんも気持ちは早くも温かい温泉と猪鍋が頭に有ると見えて、軽快に急坂を下って行く。そして更に歩いて行くと斜面には、白い大きな霜柱が、土と一緒に白い結晶となり光っている。そんな霜柱をSさんが手に取りその感触を意味ありげに確かめている。頭の中には、きっと俳句が一句浮かんだのかも知れない。登山道はドンドンと下降しやがて道は狭くそれが落葉に隠れて見えにくく所々にロープが張ってあり少し緊張をする。

 そんな緊張をする道が続きそして程なく車道に飛び出た。皆さん、ホットした顔となりサア、これから今日のMain event、新年会の陣谿園に向かう。少し歩いて行くと川を挟んで左側に陣谿園の建物が見えてきた。橋を渡り陣谿園の玄関に着くと看板にEnjoy《ゆーぽぴあ》ご一行様と書かれているではないか。やはり、こうして名前を掲げてあると嬉しいものである。一同2階の部屋に行きザックを置いて、先ずは温泉に入り温まることとした。温泉はかなり熱くそこで皆で湯もみをしてザブーンと熱い温泉に入る。「ウーーン、気持がいいや。・・・!!!」

 温泉に入り身も心もさっぱりとしたところで、大広間でのNewfaceのOさんの乾杯の音頭で《ゆーぽぴあ》2006in新年会の開催となる。料理も主の猪鍋、鮎の塩焼、イワナの刺身、茶碗蒸し、煮物、天麩羅、ソバ等々がテーブルに並べてあり、料金の割には豪華版である。正月の寒い山を歩いた後、温泉に入り、こうして仲間同士でご馳走を食べ酒酌み交わすこれぞまさに至福のひと時だ。「ウンメイ・・・!!!」冷えたビールが五臓六腑を駆けめぐって行く。そうしたら影の方で新聞紙にくるまれて、鎮座ましましている清酒が「ネーン、早く飲んでくれなくちゃあイヤ」とばかりに一升瓶が揺れている。そこで「可愛い奴」と栓を開けて皆さんにお配りをする。このまた、お酒のうまいこと、私の背中で揺られて味もまろやかとなり、実に冷えた清酒がグイッとのどを鳴らし胃の腑に収まって行く。

 こうして宴も飲むほどに食べるほどに佳境となり、いくつもの山の歌をみんなで合唱し、最後は定番の「今日の日はさようなら」の歌を全員立ち上がり肩を組んで歌い2006年の新年会もめでたくお開きとなった。

 〈サア、yuupolerの皆さん今年も健康で楽しく遊び歩きましょう。〉