Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記 第270回遊歩 ≪早春の一日・外堀公園を歩き ふれあいConcert2019を鑑賞しよう |
遊歩日: 2019年3月9日(土) 遊歩先: 外濠公園・飯田橋から四谷(迎賓館見学)・新宿文化セ ンター大ホール 天 候: 晴れ 参加者: 総参加者 18名 フルコース参加者(16名) ふれ あいConcert参加者(2名) 《行 程》 ◎JR飯田橋駅西口⇒外濠公園入口⇒市ヶ谷駅前⇒JR四ツ谷駅前⇒喰違見附跡⇒迎賓館正門(迎賓館見学)⇒四ツ谷駅前(中極休憩)⇒東新宿駅(A3出口)⇒新宿文化センター大ホール(ふれいConcert鑑賞) 解散 ≪遊歩記≫ 毎年恒例になっている早春3月のふれあいConcert2019は、飯田橋駅西口へ集合して、外濠公園を歩き途中、迎賓館を見学して、四ツ谷駅から電車に乗り、新宿文化センター大ホールへ行くこととした。今回の参加者は、18名で有る。そのうちの16名が、飯田橋駅へ集結した。今回は和美が午前中私用のためフルコースに参加出来ないので、RooNav担当をA,Sさんにお願いすることとした。参加者の声出しを済ませ2班編制で、RooNav担当のA,Sさんを先頭に早春の温かい陽光が射す飯田橋市街を歩いて行く。 10分位歩いただろうか。程なく外濠公園の入口に達した。この外濠公園は、細長い外濠に沿って歩くこのコースは、都心にありながら土の感触を確かめながら散策のできる楽しみが魅力だ。その外濠の土手には、数多くの桜が植栽され3月下旬の頃は、大勢の人々が、お花見に訪れることだろう。現在は残念ながらただ伸びた枝を見るに過ぎない。目を右に向けると外堀に沿って、JRの電車が行き来している。電車に乗っているときに車窓から見る眺めは、外堀に沿って土手が見られるが、この場所なんだと再確認する。私は土手を歩くと言うことなので、きっと土道になっていると思ったが、すっかりと鋪装されているではないか。やはり、土では、管理が難しいのであろう。 飯田橋駅をstartしてから、約、40分は歩いているから途中休憩をしようと思うのだが、何とベンチが、一つも見当たらない。遊歩道であるから、ベンチを配置して置いても良いと思うが、A,Sさんに言わせると夜にホームレスや酔客が寝たりしては、治安上問題が発生するので、遭えてベンチを置かないとのことだ。そして一端散策路から降りて、市ヶ谷駅の周辺で、トイレがあったので、そこでトイレ立ち休憩をすることとした。そして再度外堀の散策路に戻り、早春のヒンヤリとした風を肌に受けながら一同歩いて行く。やがてそんな外堀散策路も終わりとなり、これから迎賓館の見学へと歩を進めた。その迎賓館に着くと警備の方が「迎賓館の見学ですか。」と声をかけてきたので私は「ハイ、そうです。」と思わず堪えてしまった。何と今日はこの迎賓館の館内を見学できるとのことで、思わず嬉しい想定外の迎賓館見学をすることとした。見学には1200円が、かかるのだが、私達は視覚障がい者とその付き添いと言うことで、これまた嬉しい無料とのことだ。その迎賓館に入るとマア、警備の係りの方が、多いことに驚いた。少しでも館内の壁に触ると警備の係りが、やって来て「河辺には触れないでください。」と即、注意をする。U,Yさんが白症を河辺にうっかりと触れてしまったら警備の係りが、注意をするため慌てて走って来たとのことだ。警備の係りの方も館内の装飾品等に傷を付けられたら、警備不手際で、厳重注意を受けてしまうからきっと心経を張り詰めているのであろう。その館内を順路に従って見学したが、シャンデリアの豪華な輝き、食事に用いる食器が、陳列してあったが、全て銀で造られており、それは見事なる物だ。 それではこの「迎賓館」について概略してみよう。 「迎賓館」 日本の迎賓館は、内閣府の施設等機関であり、東京都港区元赤坂の迎賓館赤坂離宮(旧東宮御所)と、京都府京都市上京区の京都御苑内の京都迎賓館の二ヶ所がある。2015年度までは非公開だったが、接遇に支障のない時期(通常は8月)に、事前の申し込み(多数の場合は抽選)により、一般参観することができた(改修等で募集が行われない年もある)。 2016年度からは観光振興のためユニークベニュー政策により、通年一般公開されるようになった。赤坂迎賓館前庭は申し込み不要で無料だが、本館・主庭、和風別館はインターネット申し込みで有料、ネット申し込みできない者は正門前でも当日整理券で有料入館できる。京都迎賓館もインターネット申し込みで有料、ネット申し込みできない者は京都迎賓館西門で当日整理券で有料入場できる。 接遇内容については『国賓及び公賓の接遇について』などにより定められている。これらの規定によれば、迎賓館での宿泊及び接遇を行うことができるのは外国の元首またはこれに準する者で、国賓として招請することを閣議決定した場合である。また、行政府以外の三権の長相当の外国の賓客についても閣議決定により宿泊させることができる。さらに、首脳外交など実務を目的として訪日する外国の元首や首相などに対しては、「公式実務訪問賓客」として宿泊を伴わない招宴その他の接遇も行われている。過去3回行われた東京サミットなどの多国間国際会議も、この接遇範疇に該当する行事として実施された。京都迎賓館においては、上記の目的に加えて地方公共団体による外国元首・首相等の接遇にも使用できると規定されている。 なお近年では、内閣総理大臣と外国首脳との会談には外務省の飯倉公館(東京都港区麻布台一丁目)が利用されることも多い。 迎賓館赤坂離宮 旧名称 東宮御所 用途 国賓等の歓迎、宿泊施設 旧用途 東宮御所 設計者 片山東熊 管理運営 内閣府 構造形式 鉄骨補強煉瓦石造 敷地面積 11万7,000 m2 延床面積 1万5,000 m2 高さ 地上2階、地下1階 竣工 1909年(明治42年) 所在地 東京都港区元赤坂二丁目1番1号 沿革 東京の元赤坂にある現在の迎賓館の建物は、東宮御所として1909年(明治42年)に建設された。鹿鳴館などを設計したお雇い外国人建築家ジョサイア・コンドルの弟子にあたる宮廷建築家片山東熊の設計により、元紀州藩の屋敷跡(明治6年宮城火災から明治21年の明治宮殿完成までの15年間、明治天皇の仮御所が置かれていた。)に建てられた。しかしそのネオ・バロック様式の外観があまりにも華美に過ぎたことや、住居としての使い勝手が必ずしも良くなかったことから、皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)がこの御所を使用することはほとんどなかった。嘉仁親王が天皇に即位した後は離宮として扱われることとなり、その名称も赤坂離宮と改められた。 1924年(大正13年)、大正天皇の皇子・皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)と良子女王(後の香淳皇后)との婚儀が成ると、その後の数年間、赤坂離宮は裕仁親王一家の住居たる東宮御所として使用された。裕仁親王が天皇に即位した後は離宮として使用されることも稀になった。太平洋戦争終戦時には高松宮宣仁親王が昭和天皇に、皇居を出て赤坂離宮へ移り住むことを提案したが、天皇は使い勝手が悪く経費がかさむとして拒否している。 戦後、赤坂離宮の敷地や建物は皇室から国に移管され、国立国会図書館(1948?61年)、法務庁法制意見長官(1948?60年)、裁判官弾劾裁判所(1948?70年)、内閣憲法調査会(1956-60年)、東京オリンピック組織委員会(1961?65年)などに使用された。 その後国際関係が緊密化して外国の賓客を迎えることが多くなり、またそれまで迎賓館として使用していた東京都港区芝白金台の旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)は手狭で随行員が同宿できないといった支障があったため、1962年(昭和37年)に当時の池田勇人首相の発意によって新たに迎賓施設を整備する方針が閣議決定された。 これを受けて、池田及び池田の後継として1964年(昭和39年)に首相に就任した佐藤栄作の2代の政権下で政府部内で検討を重ねた結果、『旧赤坂離宮を改修し、これを外国賓客に対する迎賓施設に供する』ことが、1967年(昭和42年)に決定された。こうして5年の歳月と108億円(工費101億円、内装費7億円)をかけて、本館は村野藤吾、和風別館は谷口吉郎の設計協力により、田中角栄政権当時の1974年(昭和49年)3月に現在の迎賓館が完成した。新装なった迎賓館に迎えた最初の国賓は、1974年11月に現職のアメリカ合衆国大統領として初来日したジェラルド・フォードだった。 過去に2006年(平成18年)から2008年(平成20年)にかけて、大規模な改修工事が行われたことがある[5]。 2009年(平成21年)12月8日、旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)として国宝に指定。明治以降の文化財としては初の国宝となった。 2016年(平成28年)4月から一般公開、12月にはライトアップが行われた。来館者は2016年度で約76万5000人、2017年度で約58万3000人 そんな想定外の迎賓館を見学したので、すっかりと時間を取られてしまったため、コースを大幅カットして、四ツ谷駅前で、昼食Thymeとして、それぞれお好きな物を食べて、それから四ツ谷駅から地下鉄に乗車し、東新宿で下車して、新宿文化センター大ホールに到着した。その大ホールのentranceには、コンサート鑑賞だけの参加、和美と鴬谷のS,Mさんが、既に来ており、これで参加者18名が勢揃いしたことになる。そして銘々がホール内に入り、ふれあいConcertの鑑賞をする。第1部は、ご夫婦の息がピッタリと合うハーモニーを聴かせるダカーポだ。そして第2部は、お馴染みの東京都交響楽団のクラシック演奏だ。大ホール内を見渡すと何時もより入場者が多いようである。 こうしてふれあいConcert2019も多いに耳の保養をして、終演となり、今度は胃腸の保養をしようと和美と二人で、新宿「中村屋」へ行き、名物のカリーライスを生ビールを頂きながら食べたのであった。この「中村屋」のカリーライスは、辛さが口内に広がり、実に歴史を重ねた味だ。 因みに「中村屋」では、カレーライスのことをカリーライスと考案された明治から何故か言うのであった。
〜〜≪オシマイ≫〜〜
≪遊歩先の紹介≫ 〜第1部〜 ≪明日への贈り物≫ ダ・カーポ 野に咲く花のように 結婚するって本当ですか 〜第2部〜 ≪都響シンフォニック・ステージ≫ 指揮者 藤岡幸夫 管弦楽 東京交響楽団 J,ウィリアムズ: 「スター・ウォーズ」メインタイトル リスト:ハンガリー狂詩曲第2番他
曲目解説 J。ウィリアムズ:「スター・ウォーズ」メインタイトル 多くのファンに愛される映画「スター・ウォーズ」のテーマ音楽で華やかに幕開けです。数々の映画 音楽を世に送り出し、オリンピックのテーマ曲も手がけるアメリカの人気作曲家ジョン・ウィリアム ズの代表作です。 アンダーソン:ワルツインク・キャット、サンドペーパー・バレエ、舞踏会の美女 アメリカ軽音楽の巨匠ルロイ・アンダーソンの作品から、しなやかで俊敏な猫の様子をコミカルに 描いた「ワルツィンク・キャット」、紙やすりを巧みに取り入れた「サンドペーパー・バレエ」、優雅で 気品溢れる「舞踏会の美女」の3曲をお送りします。 バッハ:G線上のアリア 」.Sバッハが作曲した「管弦楽組曲第3番ニ長調BWV.1068」の第2曲にあたる本作品は、一般的に ″G線上のアリア″として広く親しまれています。弦楽合奏の甘美な響きと共に、癒やしのひとときを お過ごしください。 リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 ハンガリーの名ピアニストであるフランツ・リストがピアノ独奏用に作曲した作品の管弦楽版。ハ ンガリー民族舞曲を題材に描かれ、重厚な弦楽アンサンブルや躍動感満載のオーケストラサウン ドが楽しめます。
東京都交響楽団 東京オUンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立(略称:都響)。現在、大野和士が音楽監督、アラン・ギルバートが首席客演指揮者、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者を務めている。 定期演奏会などを中心に、小中学生への音楽鑑賞教室(50回以上/年)、青少年への音楽普及プログラム、多 摩・島しよ地域での出張演奏、福祉施設や被災地への訪問演奏など、多彩な活動を展開。CDリU-スは、インバ ルによる『マーうー:交響曲全集』のほか、交響組曲『ドラゴンクエスト皿全シリーズ』まで多岐にわたる。これま で欧米やアジアで公演を成功させ、国際的な評価を得ている。20万年にはベルリン、ウィーンなど5ヶ国6都 市をめぐるヨーロッパ・ツアーを行い、各地で熱烈な喝采を浴びた。“首都東京の音楽大使"として、来たる東京 2020オUンピック・パラリンピック競技犬会に向け、文化芸術の活性化と気運醸成を図っている。 公式サイト httpソwww.tmso.0「。」p/ 2019年2月現在 指揮者 藤岡章夫 英国王立ノーザン音楽大学指揮科卒業。199∠L年「プロムス」にBBO フィルを指揮してデビュー以降、数多くの海外オーケストラに客演。首席 指揮者を務める関西フィルとは20旧年に20年目のシーズンを迎え、そ のー体感あふれる演奏は常に聴衆を魅了している。テレビ、ラジオへの 出演も多く、番組の立ち上げに参画し指揮・司会として関西フィルと共に 出演中のBSテレビ東京「エンター・ザミュ〜シック」(毎週土曜23:30-) はすでに放送200回を越え、2018年10月には5年目のシーズンとなっ た。滋賀県長浜市文化観光大使。2019年4月、東京シティタイル首席客 演指揮者に就任。 公式ファンサイトhttpソwww九肋⊃ka-sachio.com/ 2019年1月現在 司会 加藤知華Kato Chika 福岡県出身 早稲田大学在学中はソフトテニスにおいて全日本選手権ダブルス準優勝。 その後早稲田大学応援部チアリーダーズヘ。卒業後は日本航空に総合職 で入社し、退職後はフリーアナウンサーに転身。 現在、司会業のほか、ラジオ、テレビ等でキャスターや報道レポーターと して活躍中。 東京都弘済会は、東京都の退職者有志が昭和34年に設立した財団法を母体とするー般財 団法人です。都政への協力事業と高齢者や障害者の福祉向上を図り、併せて、都区退職者等 の福利厚生に資することを目的として各種事業を実施しています。「東京まち見学会」「いきいき 寄席」「いきいき講演会」「損害保険代理業(積立型火災保険・自動車保険・火災保険)」「東 京都の諸用紙類販売」「オリンピック・パラリンピック公式オリジナル商品の販売」等の事業を行っ ています。当会は、障がいのある方々に、芸術文化活動等へのご参加をいただけますよう、本 コンサートの開催にあたり、助成しています。 |