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      Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記
         第211回遊歩
忘年遊歩2011・初冬の一日・御嶽谿谷を歩いて豆腐懐石料理を食べよう!







  遊歩日:   2011年12月4日(第1日曜日)  日帰り
  遊歩先:   御嶽谿谷 澤乃井園周辺(ままごと屋・小沢酒造見学等)
  参加者:   15名
  天 候:   晴


 《行 程》

●新宿{09:08発中央線青梅特快(青梅行)}⇒▲三鷹(9:21)⇒■立川(9:35)⇒○青梅{ 10:07着・10:09発青梅線(奥多摩行)}⇒■御嶽(10:27着)コレヨリ徒歩
〜御嶽谿谷・40分〜⇒澤乃井園{澤野井小澤酒造見学(12:30〜13:00)・ままごと屋忘年宴会(13:30〜15:00)}=徒歩⇒軍畑⇒立川方面へ (^_^)


 ≪遊歩記≫

 今年2011年は、早春の3月11日午後2時46分に発生した未曾有の東日本大震災による、津波と地震そして福一原発の放射能汚染のため日本の情勢は急変し、疲弊と混乱、風評被害自粛モードと最悪の事態に突入してしまった。そしてそれを追い打ちするかの如く秋には台風12号と15号が、西日本を襲来しこれまた、各地に被害をもたらしたのであった。そんな災害の年も終わりを告げようとしている12月4日にCircle《ゆ〜ぽぴあ》の忘年遊歩が、実施されたのである。

 今回の忘年遊歩は、誰にでも参加できるコースとして、御嶽谿谷をのんびりと歩き沢井にある小沢酒造が、経営している豆腐懐石料理の「ままごと屋」で、銘酒澤野井を飲みながらの忘年宴会を行うという計画である。御嶽駅の集合場所に参加者が集まったのであるが、何故か普段電車に乗ったことが無く何時までも電車に乗っていたいとみえて、拝島で武蔵五日市方面へ行かれたというお二人が、当然、集合時間に遅れてしまった。そのため約、30分その方達を待つこととして、御嶽駅の下方にある御嶽谿谷の出発点で待つこととした。御嶽駅前では恒例の駅伝が、開催されており、先導車の後からトップランナーが威勢良く掛けてきた。

 それにしてもいつもそうであるが、遊歩が実施される前の日は、雨が降っており、翌日の遊歩の実施が懸念され多いに心配であるのだが、その遊歩の実施日の当日は、当に遊歩日和というか晴天で、前日の雨で埃が取り除かれ実に清々しくコースを歩くことが出来るのが、何とも嬉しいことだ。これも一重にyuupolerの日頃の心がけが良い賜であろうか。今回の忘年遊歩も総で有り、3日、昨日は結構雨が降っており、4日の忘年遊歩の実施をどうしようかと考えさせられたのであるが、そんな心配は杞憂に終わり、今日は朝から晴天となってこうしてさわやかな初冬の一日忘年遊歩が出来るのであった。

 それから30分も待っただろうか。やがてお二人の遅れてきたyuupolerの方が、集合し、これで参加者15名が、全員集合となって女性軍を先頭に多摩川沿いに作られた遊歩道を澤乃井園目指しイザ出発だ。  (^_^)

 多摩川の水量も昨日雨が降ったためか。多くこれがあの笠取山の水源地で一滴の雫が、こんな大河として、流れ出でてくるのだから、自然の営みは、当に驚異そのもので有り、美空ひばりの「川の流れのように」を口ずさみたくなるような光景だ。今日はお天気が良いためか。結構大勢の方がこの遊歩道を歩いており、すれ違う度に「こんにちは」と会釈をしながら声を掛けて、お互いに健康で歩ける喜びを分かち合っているのであろうか。そんな遊歩道には、地元の農家が色々な農産物を陳列しながら商魂逞しく売っていた。そんな遊歩道をのんびりと歩いていたらもう、目的地である澤乃井園に着いてしまった。

 澤野井酒造の見学までは少し時間があるので、寒山寺を見学することとした。多摩川にかかる楓橋の吊り橋を渡り、対岸に行き、寒山寺手前の斜面に敷設されている梵鐘を「ゴーーーン」とばかり鳴らし、今年一切の煩悩をを滅却する。そして寒山寺へと行く。この寒山寺は、

 明治18年に時の書家・田口米舫氏が中国に遊学した際に姑蘇城外の「寒山寺」を訪れ、日本における寒山寺の建立のために釈迦仏像一体を主僧の祖信師より託されたのに始まります。 
帰国した田口氏は、諸国遍歴の末に、この澤井の地を「寒山寺」建立の地と定め、その後、青梅鉄道の社長でもあった小澤酒造の小澤太平氏の尽力により昭和5年に落慶しました。

 そんな舘山寺を参拝して、再び澤乃井園に戻り「きき酒館」へ行く。5勺(90ml)のきき猪口(オチョコ)を300円を支払うと約、10種類の銘酒が飲めるとのことで、私達ノンベイ諸氏は、早速、それにChallengeする。私は銘柄の違う銘酒を3杯も飲んでしまった。お陰でお顔が真っ赤っかだ。 (^^;)
そんなきき酒を愉しんでいたら丁度、小沢酒造の見学する時間となったので、一同揃って小沢酒造へ行く。この小沢酒造は、名水とともに銘酒を醸して300年。伝統の名蔵である。茅葺屋根の豪壮な民家と白塗りが目に鮮やかな蔵が小沢酒造だ。
銘柄名「澤乃井」は全国でも人気が高く、地酒好きをうならせる名酒として名高い。この澤乃井を支え続けているのが、宝の水と杜氏をはじめとするスタッフの熱意だ。現代的な設備やホームページをもちながらも、伝統製法の木桶作りにも取り組むなど、多彩なスタンスで平成の名酒造りに挑み続けているのである。

 藏に入り小沢酒造の係りの方から色々とお酒の出来るまでのprocessをLectureして頂き、改めてその銘酒が出来るまでの行程に感心しながら頷く。そんな酒造見学を終え、イヨイヨ忘年宴会の丁度時間となり、ままごと屋へ行き2階の個室に腰を下ろし先ずはビールで缶杯をする。そして順次運ばれてくる豆腐懐石に舌鼓を打ちながら箸を進め銘酒澤野井の吟醸酒を飲み干す。「ウーーン、甘露、甘露、ヨカさけジャワイ」銘酒澤野井の吟醸酒が、五臓六腑をくまなく駆け巡り、身体全体の細胞が活性化してくるようである。そして宴も酣の頃、2011年の遊歩実施一覧表を和美が1月からこの12月までを読み上げた。今年は遊歩回数14回、温泉3箇所、総参加者213名と遊歩が全盛の頃とは格段に回数も少なくなっているが、yuupolerが遊歩先を担当してから2年目となり、それぞれのyuupolerが担当者として活躍してくれた。

 そんな遊歩実施一覧表を読み上げ更に銘酒を飲み続けやがて、忘年宴会もお開きの時間となり、不肖、私めの三本締めの儀「ヨーヲパチパチパチパチパチパチ」とめでたくお開きとなった。そして予定ではこのままごと屋から、青梅線の沢井駅に行くことになっていたのであるが、まだ時間も早いので、御嶽谿谷を多摩川に沿い軍畑駅まで歩くこととした。何しろ千鳥足で歩くのであるから、中には多摩川へザブンとばかり落ちる方も出てくると思うが、それもまた、ご愛敬だろうか。  (^^;) 

 こうして今年最後となった忘年遊歩もめでたく無事終了となったのである。

 パチパチパチパチパチパチ
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〜〜「オシマイ」〜〜