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Circle≪ゆ〜ぽぴあ≫・遊歩記

        第97回遊歩
      ≪〜忘年遊歩in2009〜
     弁天山と城山を歩き
      黒茶屋で盛り上がろう≫







  遊歩日:   2009年12月6日(日) 日帰り
  遊歩先:   弁天山・城山・小峰公園
         (山域 武蔵五日市周辺)
  食道楽:   黒茶屋名物料理
  参加者:   15名
  天 候:   快晴


 <行 程>

 ●新宿{08:47発・ホリデー快速あきがわ5号(武蔵五日市行)(特別快速)}⇒三鷹(9:00)
⇒立川(9:15)⇒■武蔵増戸(09:50着)=コレヨリ徒歩⇒貴志鴨神社⇒弁天山⇒網代城山⇒
天王橋⇒小峰公園⇒黒茶屋(忘年宴会)=送マイクロバス⇒武蔵五日市⇒立川方面へ

 ≪遊歩記≫

 この2009年も1月の浅間嶺新春遊歩で、始まりBigeventである2009年5月10日(日)・Circle《ゆーぽぴあ》・5周年記念祝賀会を盛大に開催し、秋には八甲田山と秘湯を訪ねての温泉三昧遊歩等々と色々な遊歩を実施し、そして今日忘年遊歩in2009「弁天山・城山&黒茶屋」で無事終了する運びとなった。

 参加者15名が五日市線、武蔵増戸駅前で、声出しを済ませRooNavの和美を先頭に4班編制で、師走の快晴の空の下、意気揚々とイザ出発である。私は第3班でO,Sさんをサポートして、先ずは車道を南に進み一列縦隊で歩を進める。今日は昨日、5日には、各地でかなりの降雨があり、この忘年遊歩にも雨が長引くのではないかと心配されたが、マア、見事に快晴となって、山行日和、遊歩日和の絶好の忘年遊歩の日となった。これもyuupolerの皆さんがこの一年間、精進潔斎、品行方正の賜であろうか。

 「ウーーン、一寸怪しいか。単なる偶然の晴れ日ではネエノケ・・!!」 (;_;)
 「それを言っちゃあオシメイヨ。」  (^^;)

 五日市街道を横断し10分ぐらい歩き、秋川に掛かる長い橋の手前で右に折れダラダラ坂を下り、先ほどの秋川の上流に掛かる短い網代橋を渡る。すると道は上り坂となり、誰かが看板に「痴漢に注意」と書いてあるよと告げる。なるほど辺りは薄暗く大きな樹木が鬱蒼と生えており、いかにも痴漢が「チカンデスヨ。」と出て来そうなところだ。しかし、一帯痴漢が目を付けるような女性が歩いているとは、考えられないような実に閑散としたところで、果たして人が歩いているのであろうかと大いに疑問を感じるところである。

 そんなチカン問答で大笑いをしながら一同師走とは言え空気が澄んだ小春日和の全く車も人も通らない車道を 和気藹々で歩いて行く。そんな坂道を登り切った左側に「網代温泉」の瀟洒な佇まいがひっそりと見える。私ももう少し年をとったらこんな近場の温泉でゆっくりと泊まり、俳句でもひねろうかとそんな風流人の心境になるが、精々温泉に入り酒を飲んで寝っ転がっていることであろう。  (*_*) コマッタモンヤ

 そんな網代温泉を過ぎやがて赤い小さな鳥居が立っている弁天山の登山口に到着した。この 弁天山は、武蔵丘陵の一角にあり、標高300mほどの山ですが、豊かな自然が残り、春はムラサキツツジや山桜、秋は紅葉に彩られます。冬の良く晴れた日には、筑波山まで見えるそうですよ。。ここで衣類調整をして、落ち葉が敷き詰めてある道をその落ち葉をサクサクと踏みながら歩いて行く。この落ち葉を踏む感触が実に良いもので、当に自然の摂理を感じる光景である。そんな道を少し下りまた、登り返すと古びた貴志鴨神社が建っておりその社殿に向かい一礼しそこを過ぎるとその岩壁に神秘的に弁天洞窟が暗く穴を開けており、皆さん興味津々でその洞窟探検とばかりに覗きに行く。私は既に下見の際に除いてきたので、O,Sさんと皆さんを待つこととした。

 その弁天洞窟を見てきたyuupolerの説明によると、中は結構広く昨日の雨が染み出てきたのか水滴がポタポタと垂れていたそうで、中には何故か弁天洞窟なのにその弁天様は安置しておらず二体の大黒天と毘沙門天が鎮座してあったとのことだ。そんな弁天洞窟を見て岩場の歩きにくい道を登ると程なく弁天山山頂に到達した。ここで大休止を取り一休みをする。遠望すれば新宿副都心のビル群、埼玉副都心、それに西武球場のドームが見えるとのことで、低山ながら展望の良いのには驚いてしまった。

 そんな弁天山頂で一休みして、今度はサポーターをK,Mさんに代わり網代城山目指し時々滑る狭い道を進んで行く。そして岩がゴロゴロする急登を登ると程なく網代城山に着いた。予定ならばここで昼食タイムを採ることにしていたのだが、何しろお神酒が入ると下りが危険なので、昼食は下山後の小峰公園で取ることとした。この網代城山は、昔この付近の豪族の山城だそうで、北条氏のために攻め入られ滅亡したという悲話が残されている。

 そして網代城山で一休みをしてから落ち葉が一面に敷き詰められている山頂を後に西へ200段ぐらい続く木段を滑りながら下って行く。そして傾斜が緩やかになるとやがて畑の続くのどかな道となり、ここでお山ともお別れをした。前方を見ると奥多摩の象徴的な山である大岳山がドッチリとその雄姿を見せている。そして車道歩きを少しして今年の4月にお花見をした小峰公園に着きここで遅めの昼食タイムとなった。最初のコースタイムの設定では、十分なる時間をとっていたのだが、u,Yさんの下山家の歩く調子が良いためにさほどの時間もかからずこの小峰公園に来てしまった。何しろ黒茶屋の会食時間までには、まだ十分に余裕があるので、時間調整の意味も予て、ここで第一部忘年会とばかりに盛大に開催した。

 早速厳守「澤野井」の栓を抜きyuupoler一同、この一年の納めとばかりに乾杯をする。それから各自持参の銘酒が次々に飛び出し、もう、黒茶屋で忘年宴会をしなくても良いほどの皆さんご機嫌となる。歌が飛び出たりしてそんな最高潮の雰囲気となる。そして頃はよしとばかりに「Circle《ゆーぽぴあ》・2009年遊歩実施一覧表」が1月から20回の遊歩が読み上げられその度、その時々の光景が蘇りまた、懐かしいものであった。

 そんな第一部を三本締めで締めて、これから本番の黒茶屋忘年会場へと向かうこととした。途中長屋のような養鶏場があったので、産みたての卵を買うために立ち寄ったら、あいにく日曜日は休みと言うことで、卵は残念ながら変えなかった。そして秋川沿いをほろよい気分で歩き程なく黒茶屋へ到着した。少し時間が早かったので庭園を散策し、それからイヨイヨ第二部の忘年会が2009年の干支である寅の年女、和美の乾杯の音頭で開催された。

 美味しい料理を前に持酒(持参酒)も進みもう、気分は最高で、改めて20回の遊歩も無事に終了したことを心から喜ぶ。そして来年からは各、yuupolerが遊歩先を選択し、その計画立案をし実施することを黒茶屋協定が締結され各、yuupolerもやる気満々で、その期待に胸膨らませているようである。そんな和やかな忘年遊歩in2009であった。