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Circle《ゆ〜ぽぴあ》 遊歩記

 第283回遊歩 
 〜高尾山里梅林巡り〜
≪早春の一日・高尾山里の梅林を巡り高尾駒木野庭園を訪ね小仏  川に沿って歩こう
・・・!!!











   遊歩日:   2020年3月15日(日曜日
   遊歩先:   小下沢梅林・するさし梅林・湯の花梅林・天神梅林・高尾天満宮・荒井梅林・関所梅林・高尾駒木野庭園・遊歩道梅林
   天 候:   曇時々晴
   参加者:   10名
 RooNav担当:   金川 和美

《行 程》



 。高尾駅北口小仏行きバス停=バス15分⇒大下=徒歩15分⇒小下沢梅林=徒歩30分⇒するさし梅林=徒歩10分⇒湯の花梅林=徒歩10分⇒天神梅林・高尾天満宮=徒歩20分⇒荒井梅林=徒歩15分⇒関所梅林⇒高尾駒木野庭園⇒遊歩道梅林(昼食Thyme・休憩)⇒高尾駅北口 解散


 ≪遊歩記≫


 このところ新型Corona virus感染予防のために各種、Eventの中止が相次いでおり、この「高尾梅郷・梅まつり」は、東京の郊外高尾の山里で、野外の梅林であり、梅郷広場の当然、屋外で行われるeventだけに中止は無いだろうと思ったが、もしかして、中止も考えられると思い「梅まつり実行委員会」に電話をしたところ、何とこの「高尾梅郷・梅まつり」も中止とのことだ。しかし、余りにも新型Corona virus感染防止のためとは言え、こうなにもかもEventや集会が、中止になっては、社会的にも疲弊してしまい経済的損失は、計り知れないであろう。

 この小下沢梅林は、私有地であるため、梅林の外枠が、金網で覆われており、その金網越しに梅林の観梅は可能とのことであるから、折角、梅林遊歩を計画したので、「梅郷広場」のEventが開催されなくても小下沢梅林を金網越しから観梅し、他の小さな梅林を巡り、昼食をどこか野外で食べようと「高尾山座と梅林巡り遊歩」として実施することとした。何と14日には、東京も朝から氷雨が降っておりその氷雨が午後になると雪に変わり、高尾山でもかなりの積雪とのこと。そんな前日悪天候だっただけに15日の遊歩が、心配であったが、15日は寒いがお天気は、曇と床とで安心して、当日15日を迎えたのだった。


 参加者10名が高尾駅北口に集結し、小仏バス停行きの京王バスに乗車した。そして大下(おおしも)バス停で下車して、和美が今日のコース説明をする。そして恒例の声出しを済ませ、二班編制にて、先ずは小下沢梅林へ歩を進めた。この「小下沢梅林」は、東京近郊では、梅林も多くそれだけに梅まつりが、中止となっても観梅の客も多く結構、マイカーも止まっており、また、歩いてくる人も多くそれだけに新型Corona virus感染防止のためとは言え、安易に梅まつりを中止した「梅まつり実行委員会」にclaimの一つも着けたいところだ。そんな小下沢梅林の梅を金網越しから観梅する。金網に沿って梅林が続きその白梅の見事なる眺めに改めて森羅万象、自然の恵みに感動を覚える。


 そんな小下沢梅林を観梅し、また車道に戻り、これから国道20号に向かって、小さな梅林を順次巡る観梅散策のstartをした。車道に沿って流れる小仏川の清らかで、やはり、そんな清水を見ていると気持ちも穏やかとなり、今、社会は新型Corona virusの騒動で、混乱していることを忘れさせてくれる梅の香りと潺の音、本当に心和む光景だ。


 そんな梅林巡りの途中では、丘に祀られている天満宮に詣でる。私は天満宮と言うから、さぞかし立派な小社だと思ったら実に可愛らしい小社で、この山里ならの素朴なお社の佇まいに笑みがこぼれる。一応、拝殿では、合掌し、早く新型Corona virus騒動が終息することを祈念する。そして一端車道に戻り少し歩いて行くと「高尾駒木の庭園」に到達した。この庭園は規模は小さいながらも池も配置されており、山里のOasisとも言える中々心落ち着く光景だ。そんな庭園を鑑賞し、少し道迷いをして、小仏川の土手に出て、その草に覆われた土手の一隅で、昼食Thymeのひと時を設け、食前に去年12月7日に心不全で逝去したO.Kさんの追悼のため一堂、黙祷しO.Kさんを忍び元気だったあの頃の姿を思い出す。そして黙祷御、私が「工藤明王御真言」を唱えO.Kさんののご冥福を祈念した。


 時たま梅の香りも漂い、吹く風も心地よくこうして、酒を酌み交わし、お弁当を食べ、yuupolerとの段両氏、これぞ当に至福のひと時だ。そして楽しい団欒のひと時を過ごし、私は缶ビール、日本酒を飲みすっかりヨカキモチになって、一路、高尾駅に向かったのだった。


〜〜≪オシマイ≫〜〜



≪遊歩先の紹介≫


「高尾駒木野庭園」


 高尾山の懐に抱かれた日本庭園で、本格的な日本建築の旧民家や、枯山水、草花や池、鯉などを愛でたり喫茶室で抹茶セットをいただきながら、ゆっくりと時を過ごすのも、なかなかオツなひとときかもしれません!

庭園からみた日本建築庭園からみた日本建築

場所は、国道20号線から、旧甲州街道に少し入ったところで、京王線高尾山口駅から、徒歩15分、高尾駅からは、京王バス「小仏」行きで「病院前バス停」下車してすぐの場所にあります。


 庭園は、日本建築側の出入り口と、庭園側の出入り口と2個所あります。

まず目に飛び込んできた光景はきれいに整備された、庭園や庭木、石に囲まれた蓮池です。

さらに進んでいくと、決して広いとは言えない園内ですが、その分、回遊路や石橋、藤棚、盆栽棚など、目を楽しませてくれる趣向が凝縮されています。

庭木などの自然、石造りの橋、いたるところに、人の手によって造形された造形美のようなものが感じられ、しばらく見入ってしまいたくなるような、時間を忘れさせてくれるような空間でした。そして、ひととおり庭園内を散策した後は、いよいよ旧民家の中に入ってみます。もともとは小林病院という住居兼医院だったそうです。

入口を入って最初に見えるのは喫茶室です。

旧民家の中は自由にみてまわることができます。